映画「リアル〜完全なる首長竜の日」
感想・レビュー・評価・評判・口コミ、佐藤健、綾瀬はるか、オダギリジョー、小泉今日子、中谷美紀
映画 リアル~完全なる首長竜の日~オリジナル・サウンドトラック
映画館でみた予告で気になっていた映画。
近未来を描いたような世界観が、とても自分が好きなジャンルかな・・
と思ったので、みにいくことに。
「屁負比丘尼(へおいびくに)」の件で綾瀬はるかさんが話題にもなっていたし(笑)
[綾瀬はるか]中谷美紀にべったり トイレも一緒で「屁負比丘尼でございます」 | エンタメ | マイナビニュース
※※ ネタバレもあったりします ※※
作品データ
映画 リアル~完全なる首長竜の日~
製作年 2013年
製作国 日本
公開日 2013年6月1日
上映時間 127分
配給 東宝
ジャンル サスペンス
監督 黒沢清
あらすじ・ストーリー
淳美(綾瀬はるか)が自殺を図り、一命を取り留めたものの昏睡状態となる。
彼女と幼い頃から一緒に過ごしいつしか恋人となった浩市(佐藤健)でも淳美が自殺を図った理由がわからない。
彼女を救うために、浩市は<センシング>と呼ばれる眠り続ける患者と意思疎通ができる手法を用い、淳美の意識内へ潜り込む。
<センシング>を繰り返すうちに、浩市の脳と淳美の意識が混線するようになり、二人は現実と仮想が入り乱れる意識の迷宮を彷徨う。
そして二人がかつて過ごした飛古根島へ向かった浩市は、記憶を封印していた15年前の事件に触れる……。
感じたこと・思ったこと
感想・レビュー・評価・口コミ
★まず・・「サスペンス」だと思ってたけど、あれ??「ホラー」だっけ??と思うようなシーンが多数(笑)この監督はそういう監督なんですかね。ぞっとするようなところや、急にビックリ!みたいなところ多数です。それって本筋とはとくに関係ないと思いますが。
★最初に車に乗ってるシーンがあったとき。「なんじゃこのちゃっちー合成は!?」とビックリしちゃいましたが、あれには意味があったみたいで(笑)現実世界じゃないからそういう表現だったんですね。最初ちょっとびっくりした。適当すぎて。
★原作は「〜〜大賞」受賞って書いてあったので、けっこう面白いのかなぁと。でも映画は・・。話がまとまってない感じがして、結局1つ1つのエピソードに深みがないというか、それだけに感動も、「あ、そうか!」というような驚きもない、という映画でした。
★出演者も・・たぶん主役の2人だけ知ってる顔だったら、あとは誰がやってもいい映画だったんじゃないかと思います。たいした役じゃないし、顔知ってる人がやってるだけにもっと話に裏があるのではと期待してしまった。だけに、何もなくてかなりがっかり。
★2人のセンシングが実は入れ替わっている、というのが判明するのが中盤ぐらいですけど、結局それが一番「そうか」と思わされるシーンで、その後は惰性・・な気が。あれが最後だった方が良かったんじゃないの?と。
★バーチャルリアリティの世界って昔流行ったような気がするけど・・作品は思い出せない。
★医療シーンも、もはやなくなった人を前に「もう一度試みよう!!」って医者がなるわけないじゃん!!とかなり現実離れ感が。
★首長竜の映像は、比較的リアルでした(笑)
★とにかく、結局「一番感じてほしいこと」「言いたいこと」「面白いところ」が全くわからない映画でした。
★綾瀬はるかファンか佐藤健ファンなら観に行ってもいいんじゃないかと。染谷将太さんや松重豊さんも出ていますが、主役の2人以外の俳優さんのファンは、みにいく価値もないと思います(笑)
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