忠臣蔵のクライマックスといえるシーンの台詞で
「殿中でござる」
というのがあります。
そもそも「忠臣蔵」がわからない人のためにちょっと説明すると
忠臣蔵とは
赤穂藩主であった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が江戸城の松の廊下にて、高家旗本・吉良上野介(きらこうずけのすけ)義央を斬りつけたことに伴う一連の事件
です。
このあと、浅野内匠頭は切腹、お家断絶を申し渡されるのですが、吉良上野介はおとがめなしになり、それに反発した浅野の家臣たちが吉良に復讐する
という流れなのですが、この「赤穂事件」のきっかけになった松の廊下で切りつけたシーンで、浅野を止める人が言ったのが「殿中でござるぞ!」でした。
これの意味がわからない人・・けっこう・・いる??
いや、わかってる人が多いかな(笑)
殿中でござるの意味とは
「城中ですぞ」ということ。
つまり、「城の中ですよ」という意味。
そんなところで人に斬りつけるなんて・・
ということ。
英語だと・・
Restrain yourself! You are in the shogun's castle!
とかですかねぇ??
It's in the castle!
なんていう英訳もされてましたけど・・どうなんでしょ??
ちなみに聞き間違えて「天誅でござる」だと思っている人もいるとか。
それは・・倒幕派の志士が保守派を斬る際に使った言葉ではないですかね。
よくはわかりません(笑)