こどもと一緒に電車に乗る時に、あれ??そういえばどうだったっけ??
となるのが、年齢ごとの料金。
そういえば、切符って「大人」と「こども」があるよねぇ・・
と。
誰が大人で、誰が子供なのか・・
きっぷが要らないのは何歳まで??みたいな。
それをまとめてみたいと思います。
JR東日本の情報を基本としています。
私鉄各社も基本的にはジェイアールと同様というのがほとんどだと思いますが
万が一違うよって会社があった場合はご容赦ください。
どこか1社だけ違うとかなるとややこしいので
公共交通機関として、ほぼおなじと思われますが。
年齢区分
おとな(大人) 12歳以上(12歳でも小学生は「こども」です)
こども(小児・小人) 6歳~12歳未満(6歳でも小学校入学前は「幼児」です)
幼児 1歳~6歳未満
乳児 1歳未満
一般的に「大人」というと20歳以上の人のことを言いますが、鉄道の場合は「中学生以上」を「大人」とします。
一応「大人は12歳以上」となっていますが、小学生は12歳でも「こども」です。
なお、「こども」のことは会社によっては「小児」と呼ぶ会社もあります。
「こども(小児)」は6歳以上ですが、小学校入学前なら「幼児」です。
なので、「こども・小児・小人」とは「小学生」のことですね。
じゃあ、小学生って書けよ!と思っちゃいますが、なんなんでしょうね、たとえば海外の人とか、日本の小学校にあてはまらない場合もありえるってことで、こういうことになっているんですかね(笑)
運賃・料金
「こども」は「大人」の半額が基本のようです。
ただ、切符の値段って、たとえば160円なら半額は80円ですが
210円だったら・・105円??
きっぷの代金で105円みたいなの聞いたことないですよね(笑)
これ、JRと私鉄各社で違うようです。
切符の運賃
JRの場合 端数切捨て 大人210円→こども100円 【端数整理】
私鉄の場合 端数切り上げ 大人210円→こども110円 【端数計算】
端数切捨てのJRの計算方法を「端数整理」
端数切上げの私鉄の計算方法を「端数計算」
と言うそうです
ICカードの運賃
JRの場合 端数切捨て 大人165円→こども82円 【端数整理】
私鉄の場合 端数切捨て 大人165円→こども82円 【端数整理】
ICカードの場合には、JR・私鉄ともに端数整理になるようです。
幼児と乳児は運賃が無料になるのに条件があるみたいです。
幼児・乳児の無賃乗車
幼児と乳児は基本的には「無賃(タダ)」です。
しかし、幼児が無賃になるには、一応条件があります。
下の(1)〜(3)の時には「こども(小児)」の料金が必要になるので注意が必要です。
これにあてはまらない場合は、幼児は無料です。
(乳児は1歳未満なので、どう考えても誰か同伴しますし、1人で乗ることも無いので条件無しで無賃みたいです)
(1)「おとな」または「こども」1人に同伴される「幼児」の人数が2人を超える場合(3人目から「こども」の運賃・料金が必要です)。
要は、
小学生以上の人(大人かこども) 1人につき 幼児2人まで無料
たとえば、
人数 → 必要な切符
大人1人+幼児3人 → 大人1枚+こども1枚
大人2人+幼児3人 → 大人2枚
大人2人+幼児4人 → 大人2枚
大人2人+幼児5人 → 大人2枚+こども1枚
この「大人」が「こども」でも同じです。
こども2人+幼児5人 → こども3枚
ですね。
小学生以上の人は幼児を付き添いとして見守ることができる、という解釈なんでしょうね。
(2)「幼児」「乳児」が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台等を利用する場合。
幼児はあくまで親のひざの上なら無料だけど、1人で座席1つを使うなら
1人分の料金を払ってくださいね、ってことかなと。
(3)「幼児」が単独で旅行する場合。
乳児だったらありえないですけど、幼児だったらありえないことはない。
保護者等がいない状態で1人で乗る場合は、小児の運賃が必要と。
幼児1人 → 小児1枚
幼児2人 → 小児2枚
幼児3人 → 小児3枚
幼児だけで乗る場合は、何人で乗っても、その人数分のこども料金が必要です。