ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

お札両替詐欺の手口、5千円札・1万円札の場合

タバコ屋とかコンビニとか・・

現金のやりとりをする可能性がある場所の場合は

気をつけなきゃいけないのが・・両替詐欺。

 

両替詐欺という言葉自体は聞いたことがあるんですけど

実際にどういうものを言うのかは・・

 

実はよくわからず。。

 

だから、人ごとかな〜という気もしてた部分があったんですけど、

この両替詐欺って、手口を知ると・・

 

こりゃ危険だな、と思いました。

 

 

なので、その手法というのをここに書いておきたいと思います。

 

まあ、よく考えたら・・大丈夫なはずなんですけどね。

相手が焦るような状況で行うのが常套手段みたいですね。

 

【ノーブランド品】【100万円グッズ】 新型 百万円札 メモ帳 5冊

 

お札両替詐欺の手口

 

次のやり取りをみてください。

 

 

詐欺師「千円札5枚を、5千円札に両替してください」

 

詐欺師:5枚のお札を出す

 

店員「はい、いいですよ」

 

店員:5枚のお札を受け取る

 

店員:5千円札1枚を出す

 

詐欺師:5千円札1枚を財布に入れる

 

店員「受け取ったお札の中に、5千円札が混ざっていますが」

 

詐欺師「いまそこに、千円札4枚と5千円札1枚があるんですね」

 

詐欺師「じゃあ、千円札を1枚足しますから、いっそのこと1万円札にしてもらえますか?」

 

店員「わかりました」

 

店員:1万円札を出す

 

詐欺師:1万円札を財布に入れ、立ち去る

 

 

 

さて・・これをやると、どうなるんでしょうか。

 

どこが問題か、わかりました??

 

 

正解は、詐欺師が最初に受け取った5千円がまるまる儲けになります。

もう一度、注釈付きで書いてみます。

 

 

詐欺師「千円札5枚を、5千円札に両替してください」

 

詐欺師:5枚のお札を出す 詐欺師ー9千円(千✕4、5千✕1)

 

店員「はい、いいですよ」

 

店員:5枚のお札を受け取る 店+9千円(千✕4、5千✕1)

 

店員:5千円札1枚を出す 店ー5千円

 

詐欺師:5千円札1枚を財布に入れる 詐欺師+5千円

 

店員「受け取ったお札の中に、5千円札が混ざっていますが」

 

詐欺師「いまそこに、千円札4枚と5千円札1枚があるんですね」

 

詐欺師「じゃあ、千円札を1枚足しますから、いっそのこと1万円札にしてもらえますか?」

 

店員「わかりました」

 

詐欺師:千円札1枚を出す 詐欺師ー1千円

 

店員:千円1枚を受け取る 店+1千円

 

店員:1万円札を出す 店ー1万円

 

詐欺師:1万円札を財布に入れ、立ち去る 詐欺師+1万円

 

 

これ・・合計すると

 

詐欺師 +5千円

店   ー5千円

 

 

途中の

詐欺師「じゃあ、千円札を1枚足しますから、いっそのこと1万円札にしてもらえますか?」

 

が問題です。

 

そもそも、

千円札5枚を5千円札に両替してください、と言ってる人が最初に5千円札を出しているんですから、おかしい話ですよね。

 

 

詐欺の被害を防ぐには

 

とりあえず、お金のやり取りを初めに戻すことが大事。

 

相手に9千円を返して、すでに渡した5千円札を返してもらいます。

 

 

その上で千円札5枚を5千円に変えてほしいなら

もう一度あらためて千円札5枚出してよ、って話です。

 

 

もしくは、あとからさらに1千円受け取ったあとに、

1万円ではなく、5千円札1枚を渡すか。

 

合計1万円渡したことになりますからね、それで。

 

 

これって・・

 

例えば自分がレジ担当で、精算が終わってからこの両替を申し出られて

精算を待つ人がたくさんいたりしたら・・

 

急かされて、焦らされて

こういう詐欺にひっかかってしまう可能性は十分ありえます。

 

 

両替詐欺の手口その2

 

さらに、1万円札に両替して、というパターンもあるみたいです。

 

 

詐欺師:千円のモノを購入し、5千円を出す

 

店員「お釣り4千円ですね」

 

店員:4千円を出す

 

詐欺師「千円を足すから、5千円札に両替してもらえますか?」

 

詐欺師:千円を出す

 

店員:千円を受け取り

 

店員:5千円を出す

 

詐欺師:5千円を受け取り

 

店員:お釣りだったはずの4千円と今受け取った千円の合計5千円をレジに入れようとする

 

詐欺師「ちょっと待って。財布がパンパンだから、その5千円に、自分が5千円を足すから、1万円札にしてもらえますか?」

 

詐欺師:5千円札を出す

 

店員:5千円札を受け取り

 

店員:1万円札を出す

 

詐欺師:1万円札を受け取り、立ち去る

 

 

わかりました??(笑)

次も注釈をつけてみましょう。

 

 

詐欺師:千円のモノを購入し、5千円を出す

 

店員「お釣り4千円ですね」

 

店員:4千円を出す

 

詐欺師「千円を足すから、5千円札に両替してもらえますか?」

 

詐欺師:千円を出す

 

店員:千円を受け取り

 

店員:5千円を出す

 

詐欺師:5千円を受け取り ※ここまでは問題なし

 

店員:お釣りだったはずの4千円と今受け取った千円の合計5千円をレジに入れようとする

 

詐欺師「ちょっと待って。財布がパンパンだから、その5千円に、自分が5千円を足すから、1万円札にしてもらえますか?」

 

詐欺師:5千円札を出す 詐欺師ー5千円

 

店員:5千円札を受け取り 店+5千円

 

店員:1万円札を出す 店ー1万円

 

詐欺師:1万円札を受け取り、立ち去る 詐欺師+1万円

 

 

これも、合計すると

 

詐欺師 +5千円

店   ー5千円

 

です。

 

 

お店の人がレジにしまおうとしたお札は、お店のモノですよね。

これを自分のモノのように言って、それも含めて1万円にして

1万円札をくれ、と言ってるので・・詐欺です。

 

これの場合は、そのおかしいやり取りの前に、

問題ない両替を一度やっているので

 

なんとなく相手を信用してしまう・・みたいな効果があるように思います。

 

 

お札に関わるマジック

 

まとめ

 

お金・紙幣のやり取りは時間がかかっても慎重にやりましょう!

 

たとえ、うしろに並んでる人が「おい!早くしろよ!!」と怒ったとしても

もし詐欺にひっかかってしまった場合、その後ろのお客さんは負担してくれませんから(笑)

 

このブログへメール 削除依頼