テキストニュースの画面をぼーっと見ていて気になった言葉。
かど番
そういえば、相撲中継とか大相撲の結果を伝えるニュースでよく聞くような気がしますが
今はよく知らないなと😓
「かど番・大関の高安」
というニュースでしたが
そういえば、
「大関」という言葉と、「かど番」はよく共に使われている気がします。。
大関と関係あるのかな??
角番の意味とは?
囲碁・将棋や大相撲で使われる言葉のようで
意味はだいたい同じですが
要は、
「ここで負けたら終わり」みたいなことのようです。
囲碁・将棋だと
7番勝負など、対局数が決まっている勝負で
負け越し側からみてあと1敗したら負けが確定するという状態
大相撲だと
この場所を負け越せば、番付の地位か下がるという状態
を指すそうです。
主には相撲の方で使われるそうです。
❉角番というタイトルの歌もあるようです(笑)
角番が使われる対象(大相撲)
しかし、大相撲で
この場所を負け越せば、番付の地位か下がるという状態
という人全員に「角番」が使われることはないそうです。
なぜなら、
関脇以下の力士さんたちは、1場所ごとの成績で番付が上下するため、ある意味毎回かど番になってしまいます。
また、横綱になると陥落することはないんだとか。
まあ、、横綱はまずなるのが大変で
相当強い人しかなれないってことなんでしょうね。。
あとは、負けてしまうようなら引退してしまえ!
ということなんだろうと思います。
ですので、カド番になるのは
関脇と横綱の間、
大関だけです。
なので、大関のための言葉、と言えると思います。
角番の状態とは?
ウィキペディアを参考に。
・大関は2場所連続で負け越すと関脇に陥落する
・1場所負け越した次の2場所目が「角番」
・角番で勝ち越せば「角番を脱する」と言われ、大関の正念場であり、見所でもある
ということなんです。
つまり、「あとがない大関」ということ。
ただし、大関から陥落した力士に対しては救済措置があるそうです。
取り組み日数の3分の2以上の勝星を挙げれば特例として大関に復帰できる。1場所の日数は毎場所15日であるため、10勝以上が必要である。なお、この特例は陥落直後の1場所のみ有効であり、この場所が9勝以下であった場合は、新大関の昇進時と同じ基準(関脇・小結の地位で連続3場所33勝以上が目安)を達成しなければならない(この場合は「大関復帰」ではなく、「再度の大関昇進」の扱いを受ける)。
なお、大相撲の番付の上下については、他の力士の成績との兼ね合いに左右され、横綱・大関昇進についてはその内容までが評価対象となるが、上記の大関陥落、特例の復帰については一切考慮されず、純粋に本人の成績のみによって決まる。
なるほど、大関から関脇に陥落したとしても
直後の場所で好成績をおさめたら、すぐに大関に戻れるそうです。
大関から陥落直後の場所で
10勝以上☞大関復帰
9勝、8勝☞関脇を維持
7勝以下☞成績次第で小結以下へ
ということなので、
大関に復帰できるかもしれないのと同時に
もっと下へ一気に滑り落ちるということもあるわけで…けっこう厳しいですね。
まあ横綱は「負けられない(負けがこむと引退?)」なのでさらに厳しいんですが😓
かど番 カド番 角番
まず書き方ですが、漢字だと「角番」になるそうです。
ただ、漢字で書くと「かくばん」とか「つのばん」とか間違えて読まれる可能性が高いという配慮から「かど番」「カド番」と、ひらがなやカタカナで書かれることが多いとか。
読み間違えるから、という理由なら、
他にもいっぱいそういう字はありそうだし
その理由なら、新聞とかひらがなだらけになりそうですが…(^_^;)
でも、そういう理由でひらがな・カタカナ表記されるみたいです。
角番の由来
ではなぜ、この状態を「角番」と言うようになったのか??
これには諸説あるようです。
・角は鋭い曲がり目を指す言葉なので、ここで状況が一変する対戦、という意味で「角番」
・前の場所で負け越した大関が、「次に負け越すと陥落する」旨を番付のカドにしこ名を記すことで表現したことから転じた
囲碁・将棋から派生した言葉とも、相撲から派生した言葉とも言われており、どちかわかりません。
将棋にも「角」という駒がありますし
盤面にも角がありますもんね〜