2020年の大河ドラマは
女性が主人公の可能性もある年だったので
妻にもスポットライトが当たるのでは
光秀と妻は仲睦まじく、光秀を支えたと言われるし
まあ、一般の人の間ではいろいろと予想があったんですけどね・・
大河ドラマ誘致活動をしている地域というのがたくさんあって
その中からいろんな予想がされていましたし。
立花宗茂、北条5代(北条早雲〜北条氏直)、鍋島直茂(かその妻)、里見一族・・などなど。
明智光秀を大河に 大河ドラマ誘致推進協議会 | 山崎観光案内所
#本能寺の変 #めでたい
— 武田大膳大夫勝頼(ふざけてる方) (@suwasirou) June 2, 2018
みっちゃんはみんなのヒーロー!(´>∀<`)#麒麟がくる 楽しみ!#池端俊策 #長谷川博己https://t.co/YbKPL7wFFx pic.twitter.com/0R6Z1tE3rw
大河ドラマ「麒麟がくる」は明智光秀の一代記なのか?
実は明智光秀も誘致活動が活発だった人物の一人ですが
細川幽斎(細川藤孝)…光秀の娘婿の父
細川忠興…光秀の娘婿
細川ガラシャ…明智光秀の娘
といった光秀にゆかりが深い方々も大河ドラマの主役として推薦されていたような人々で
「麒麟がくる」の企画意図として
「麒麟がくる」では謎めいた光秀の前半生に光を当て、彼の生涯を中心に、戦国の英傑たちの運命の行く末を描きます
とあるので、群像劇的な作り方がされ、おそらく、細川藤孝・忠興父子、細川玉(ガラシャ)についても詳しく描かれるのではないかと推測します。
なので明智光秀が主役ではあるものの、明智光秀の一代記というわけではなく
明智光秀を中心において、その周囲にいる人達がどのように生きたのか、が描かれるのであろうと思います。
大河ドラマ新時代の幕開けが宣言される
東京オリンピックが開かれる2020年に放送される作品
21世紀の日本にとって大きな節目となる年に放送される
初めて4Kでフル撮影が行われる
等とということで、NHK自身が「大河ドラマ新時代の幕開け」と宣言しています。
2019年(平成31年)の大河ドラマは 『いだてん~東京オリムピック噺~』ということで「オリンピック」がテーマというかなり特徴的な作品です。
平成の最後の年になる2019年にかなりの変化球を投げて、仕切り直し、2020年から大河ドラマは新しい時代に突入する、という形をとったのだろうと思います。
なお、「大河新時代」についてとくに言われているのが
「大河新時代」= 最新の研究と新解釈を反映した人物像。
「麒麟がくる」では最新の研究で新たなアプローチがなされ始めている英傑たちの姿を、従来のイメージを覆す新しいキャラクター像として、描いていきます。
私怨により本能寺で信長を討った謀反人のイメージを覆す、勇猛果敢かつ理知的な天才・明智光秀。史料がほとんど残っていない20代の青春時代から描写していきます。
また、革新的な魔王のイメージが強い光秀の主君・織田信長を、最近の研究で見直されている保守的かつ中世的な側面も強調、父・信秀から実直に受け継いだ財政面、経営面での才覚も描いていきます。
2020年 大河ドラマ 制作・主演決定!脚本 池端俊策 & 主演 “明智光秀” 長谷川博己 大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる |NHK_PR|NHKオンライン
ここ、とくに期待できそうじゃないですか?2016年「真田丸」2017年「おんな城主直虎」と、「最新研究による新しい解釈」が取り入れられたシーンが見受けられました。今後はそこをとくにアピールしていくということでしょう!
ということは、信長も光秀も、秀吉も家康も、きっとこれまでの「よくある」武将ではないのではないか?と思われます。
また、明智光秀はやはり「裏切り者」のイメージが強かったのですが、光秀側の視点で「本能寺の変を起こさざるをえなかった理由」がちゃんと描かれるということではないかなと。
まあ、ここに関しては100%の証拠は今も見つかってはいないのですが、単なる天下を狙った裏切り者ではないのではないか?というのが最近の定説になってきているので、そこを反映して、むしろ今までのどの説とも違う、納得させてくれるような新たな説をとなえてくれたら嬉しいな、と僕は思います。
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「麒麟がくる」の読み方と意味とは?
「麒麟がくる」は「きりんがくる」と読みます。・・といっても、あのジラフの、首が長い黄色くて黒い斑点がある動物キリンとは違います(笑)
キリンビールのキリンは「麒麟」なんですよねたしか。
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麒麟の絵はおそらくこういうものだと思います。
麒麟が好き過ぎて、キリンジのお宝に混ざって麒麟ビールの新聞広告を取っておいてあるのです。 pic.twitter.com/qKjy0kAytC
— ぐろキリン(角麒麟) (@kakutanikei) December 30, 2015
麒麟とは
・中国神話に現れる伝説上の霊獣(想像上の動物)
・西洋のユニコーンに相当すると考えられている
・普段の性質は非常に穏やかで優しい
・足元の虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌う性質
・神聖な幻の動物と考えられている
・1000年を生きるといわれる
という、とても「ありがたい」生き物なんだそうです。
この麒麟について、「麒麟がくる」の番組説明では
「麒麟は一体、どの英雄の頭上に現れるのか・・・」
「麒麟は一体誰のもとにくるのか・・」
と書かれています。
これは、麒麟が
・麒麟は徳の高い霊獣
・聖王の代にのみ出現する
・仁徳ある王者や聖人が出現したときだけ人の目に触れる
・聖人が出て王道が行われた時に現れる
・聖天子の治世に限って出現する瑞獣(ずいじゅう)
と言われていることからの表現かと思います。
・・とすると、明智光秀(長谷川博己)は、自らが麒麟をいただく存在になるというよりは、麒麟をいただくような徳の高い存在を探し続ける、そういう生き方をする、という物語になるんですかね。
「モチーフとしての麒麟が何者で、如何にして何れの英雄の前に現れるのかを問うていく物語」と言われています。
歴史的な経緯からいくと、信長亡き後、光秀を倒して一度は秀吉が天下を取りますが
「麒麟がくる」においては、光秀からみると羽柴秀吉が麒麟をいただく存在としてみえていた、ということになるのか?
それともその先を見据えて、徳川家康と実はもともとつながっていて、家康こそがその存在!と確信していたという描かれ方がするのか・・?
現代を生きる我々からすると、その後数百年に及ぶ安定の時代を築いた徳川家康のもとに麒麟がきたのかな・・?と思ってしまいがちですが、その時代を生きていた人にはそんな確信はきっとなかったでしょうからね・・
麒麟は「才能と徳の両方を兼ね備えた際立って優れた人物の象徴」でもあって
「麒麟児」(日本語ではいわゆる神童)という言葉もあります。
誰がこの「才能と徳の両方を兼ね備えた際立って優れた人物の象徴」なのか?注目ですね。おそらく明智光秀は、その都度仕える主君をそう思っていたのかもしれません。
斎藤道三、足利義昭、織田信長、そして秀吉・家康?
もしかしたら、
本能寺の変を起こす段階で、実は秀吉や家康とつながっていた、ということになるのか?!
それとも長宗我部家を守るため、なのか・・ただそれだと、「麒麟がくる」という壮大なタイトルにはならない気が・・
ということで、最終的には「世直しのため」織田信長の作ろうとしている新時代に共感できずに自分を犠牲にしてでもそれを討ち果たす!としたのかな、という気がしますが・・
本当のストーリーは放送を楽しみに待ちましょう!!