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VIVANT 福澤監督が語った!撮影の裏側!中居正広の金曜日のスマイルたちへ 金スマ VIVANT2!続編・映画化・スペシャルドラマ・シーズン2の前に確認!

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2023年夏7月期クール
TBS系列 日曜よる21時00分放送のドラマ
「VIVANT」

https://www.tbs.co.jp/VIVANT_tbs/

 

■出演者

役名

俳優名・女優名(不明)

 

堺 雅人

阿部 寛

二階堂ふみ

竜星 涼
迫田孝也
飯沼 愛
山中 崇
Barslkhagva Batbold
Tsaschikher Khatanzorig
Nandin-Erdene Khongorzul
渡辺邦斗
古屋呂敏
富栄ドラム
Martin Starr
Erkhembayar Ganbold
真凛
水谷果穂

林 遣都
高梨 臨
橋本さとし

小日向文世

松坂桃李


役所広司

 

スタッフ

プロデューサー
飯田和孝


原作・演出
福澤克雄


製作著作
TBS

 

 

TBS系列のドラマ「VIVANT」

 

 

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今回は、TBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に出演したVIVANTの福澤克雄監督が語ったことをまとめた内容になっています。

最後には、VIVANT出演俳優への監督の評価についてもお話していきますので

最後までお付き合いをよろしくおねがいします。

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福澤克雄監督が、2023年10月13日放送のTBS系「中居正広の金スマ」に出演されていました。

福澤監督は、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の原作と演出を担当された方ですね。

この番組で、福澤監督が「VIVANT」の誕生秘話を語られていたので、その内容をお話ししていきますが、しばらくは金スマがTVerで観られると思いますので、もしまだ観ていないという方は、ぜひTVerをみてみてくださいね!
福澤監督は、VIVANTの脚本の執筆に半年以上かかったと語られていて、

また、ドラマの誕生は「ある偶然」がきっかけだったことも明かされていました。

そのあたりも、これからお話ししていきますね。

 

まず、VIVANTの誕生秘話についてですが、

3年ほど前に大阪から東京へ車を運転して移動していた時のことがきっかけだったそうです。

下道を走るのが好きという監督はたまたま地方のラジオを車で聞いていたんだとか。

場所はハッキリ覚えていないが、大阪〜愛知〜静岡あたりのどこかだろう、ということでした。

そのラジオで聞いたのが「別班」の話。

日本には「別班」という自衛隊の秘密組織が存在するという話を聞いて、

監督は「日本にもそうやって007みたいに、裏で活動して日本を守る組織があるんだ!」と、嬉しく思ったそうです。

そしてその組織が日本のために活躍するその姿を描きたい!と思い、構想3年、ドラマ制作がスタートした、とのことでした。

 

撮影を開始したのがモンゴル。

モンゴルには出演者・スタッフ全員、2ヶ月間滞在し

撮影隊の総移動距離は1万キロを超えたそうです。

この話は阿部寛さんや堺雅人さんも番宣などでかなり語られていましたよね。

撮影場所へ行くのに片道6時間車移動、ということもあったらしいです。

そうやって、あの壮大なスケールの映像が作られたと思うと、より感動できますよね。

 

これだけ壮大なスケールのドラマにした理由として、監督は「テレビドラマの未来を考えた結果」とお話しされていました。

安く作ってある程度の視聴率をとる

という時代はそろそろ終わらせないといけない

やっぱり世界に打って出られる作品を作るべきだと考えられたそうです。

日本のテレビ局には国際基準のドラマを作るチカラがある、それを示してもしある程度人気を得ることができれば他局も同じことをやりだすはずだ、と。

そうやって、テレビドラマ業界を盛り上げていきたい気持ちがあったようです。

今回出演してくれた主要出演者もみんな、テレビドラマに対する危機感を感じて参加してくれた、とおっしゃっていました。

 

VIVANTに関してはネタバレを防ぎ、また放送内容で勝負したいという考えから

事前の内容告知は無しにされたということでした。

どういうドラマなのかがわからないように作った。

それによって「知りたい」という欲求を駆り立てることを狙っていたそうですが、その狙いはドンピシャでしたよね。

まさに、「知りたい」という気持ちからいろんな考察が飛び交う事態になったんだろうなと思います。

そういう意味では、情報を遮断することが「考察ドラマ」を作る上では大事なのかもしれないですね。

 

今回の「別班」のように、視聴者が知らないような組織を中心に据えた物語はこれまでたいてい失敗されてきたそうです。

なんとなくの物語として、実は秘密組織があり、その事務所があって、

そこに集まる人達が次は誰をマークして・・というような話をしている

というような「日常」を描くことがよくあるが、それは制作は非常にやりやすいが、見ているほうとしては「どこかでみたことがある」印象になり、面白くない。

VIVANTではとにかく視聴者の興味をひくことに注力して

とくに初めの1話2話は、「ただ、逃げる」を描いたとのことでした。

「逃亡劇」というのは映画でもよく取り上げられる題材で、すごく興味を引くことができるから、だそうです。

「なぜ追われることになってるのか」もよくわからないまま、ただ逃げてましたよね(笑)

でも、だからこそ、追う側にも、逃げる側にも理由があるんだろう、という想像が膨らんだなと思います。

 

そして、3話4話で一気に物語が動くんですが

「VIVANTとは何だ」「別班とは?」

そんな組織あったんだ、じゃあ誰が別班なの・・?

そうか、主人公か、そんな流れで作っていけば視聴者の興味を引き続けられる、と考えていたそうです。

「別班」のことは結局、詳しい説明はドラマ内でもさほどされていないですよね。

それも意図的なことだったようで、

「別班」については、主人公・乃木憂助の「職業」として描き

基本的には組織として何をなすか、ではなく、主人公目線でストーリーが進むように作られたそうです。

言われてみれば、他にも別班員がいてもおかしくないなと思いましたし、

ずっと最終回まで、別班の司令が裏切っているんじゃないか、という考察もありましたもんね。

組織を描いたわけじゃなかった、というところが「なるほど!」と強く思えましたね。

 

ここから、福澤監督が話された、VIVANT出演俳優の評価についてご紹介していきます。

堺雅人さん、阿部寛さん、役所広司さんについて話されていました。

 

まず、主人公・乃木憂助を演じた堺雅人さんですが

堺さんがいなければVIVANTの企画が成り立たなかった、と監督は言われていました。

モンゴル語のセリフもあるし、撮影も過酷だが・・それを完璧にこなすことができる俳優ということで絶賛されていました。

努力もあると思うけど、とてつもない量のセリフを覚える頭を持っている、と言われていました。

そういえば堺雅人さんがインタビューでセリフを覚える時はぶつぶつ言ってるだけではだめで、大声で言って初めて身につく場合があるからカラオケボックスで大声でやったりする、と言われていたのをみたことがあります。

実際の演技のときに大声を出すと自分の声に驚いてセリフが飛ぶから、だそうです。

それを聞いた時も、すごく納得したことを覚えています。

 

そして、阿部寛さんについては他の人にはない雰囲気を持っている人ということで

これも監督の表現を聞いてすごく納得したんですが

阿部寛さんの演技は真面目になればなるほど周りをなごませる効果があり、クスッと笑わせてくれるような部分がある。

人もしぬし暗い話になりがちなところに阿部寛さんがいてくれることでほっとさせてくれる。

生まれ持ったすごい雰囲気をもった人だ、と言われていました。

これ、すごく納得できました。

すごく切れ者の役をやられているときも、何かお茶目なところ、そういうところをなんとなく感じさせてくれるという部分がありますよね。

 

役所広司さんについては

人間的に素晴らしい方、ということで、立ち居振る舞いから全てを絶賛されていましたが、

すごく面白い話だったのが、おそらくアドリブと思われる行動をとられた、という話でした。

 

役所広司さん演じるベキが、橋爪功さん演じる上原に銃を向けていました。

上原を守るために自分へ銃を向ける乃木に対し「撃てるものか、おまえは・・私の息子だ」とベキが言って、

いよいよ上原を撃とうとしたときです。

この時に、ベキが「ニタっ」と笑うんですよね。

これを監督は「さすがだな」とおっしゃっていました。

これを見て監督は驚いた、と言われていたので、これは役所広司さんの考えで作り出された表情だったんでしょうね。

アドリブだった、ということになるのかなと思います。

あの笑みは、乃木からみたら「上原をころすことができる喜び」のように見えたでしょうし、でも、本当は自分の息子の乃木がちゃんと職務を全うしようとしていることへの嬉しさだったんじゃないか・・そんないろんなことを考えさせてくれるものでしたよね。

 

・・ということで、福澤監督のお話は以上になりますが

「今後、他局もこの流れに続いてほしい」という気持ちを持っておられたので

ぜひ、TBS以外の局も「日本のテレビドラマの意地」を見せつけてほしいなとあらためて思わせてくれるお話だったなと思いました。

VIVANTについては今後も、何か話したいことがあったら動画にさせていただくつもりですので、その際はぜひ感想をよろしくお願いします!

 

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