※ネタバレあるかもです※
最近ほとんどテレビをみないぼくがほぼ毎週観ていたドラマ「不毛地帯」が最終回を迎えました。
最終回の視聴率は・・・・
平均15.0%(関東地区)
だったそうで、初回の14.4を上回る結果だったそうです。
ただ・・そんなにビックリするような数字ではないですね。。
出演者から想像するとちょっと物足りないような。
ちなみに「白い巨塔」は楽々20%を超えていたので、やっぱり物足りない数字。
この理由は、観ていて感じたのは
一般的な女性やこどもがあまり興味をもてない題材であること
でしょうか。
舞台が総合商社で、話のほとんどがビジネスの話。
そうなってくると、ちょっとみただけでこれは面白くないと判断してしまいそう。。
実際には、そんなビジネスの話を女性の視点で(原作者は山崎豊子氏。女性)
人間関係を中心に描いている・・・とぼくは思ったので、
しっかり入り込んでみたら、女性でもこどもでも楽しめたのではないかと思います。
ただ、食わず嫌いしちゃうような題材だったかもしれませんね。
病院の方がなんとなく興味を持てそうな気がします。
商社なんて、自分の生活とは関係ない、かけ離れていると。
ただ、生活と近すぎるのも考え物。
ぼくの場合は身近に病院にお世話になっている人間がいるので
病院系は苦手です。手術のシーンや、病名を宣告されるところなんて・・・
病院系というだけであまりみたくないと思ってしまいます。。
さて、
最終回の途中まではけっこうワクワクみてました。
ところが最後で展開が急すぎて、
ちょっと何でそうなったのかあまり感情移入できませんでした。
そこへ至る伏線はたしかにいたるところにあったなと思います。
しかし、ドラマの中で描かれていた中心であるビジネスの話から
急に違う世界に連れていかれて、急に終わったような印象があります。
原作は読んだことがないのでわかりませんが
たぶんドラマになるにあたって時間の問題もあったのでしょう。
最後の最後で、
何が言いたいドラマだったのかわからなくなっちゃいました。。
ぼくが一番見所だと思うのは
原田芳雄さん
です。
主人公が勤めることになる総合商社の社長役ですが
何がすごいって、時間の経過を見事に表現されてるなと。。
話し方、話す内容、容姿、姿勢、動き・・・・
すごいなぁと。。
ココロの動きの表現もすばらしいと思いました。
主人公に対する期待、信頼、疑い、嫉妬・・・
もしまだみていない方は、ぜひ原田さんの「大門社長」に注目して観てみてください!
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