★放送日 2010年4月23日
★視聴率 10.6%
★ストーリー
何者かによって科学研究所の輸送車が襲われ、新型神経ガスが奪われた。そのガスは、半径2キロ圏内の人間を完全に無力化する威力があるといい、犯人グループは「ばら撒かれたくなかったら実力で阻止してみろ」と警察を挑発。対戦相手として、警視庁で最も優秀な人材を捜査にあたらせるよう指示してきた。矢部は、その極秘任務を任され……というより体よく押し付けられ、犯人との直接対決に臨むことに。 「自分たちの指示に従って行動し、それを成し遂げられれば、ガスの散布を阻止できる。しかし、ほかの警官の姿が見えた場合、即座にガスを撒く」。そう伝えてきた犯人グループの最初の指示は、30分以内にあるビルの屋上に行けというものだった。矢部は、犯人の目論みも分からないまま、そのビルに向かう。いっぽう、美晴と桜木は、小国・クーリット王国から国宝展を開くために来日している特使の警護を担当していた。しかし、警護と言っても形ばかりのもので、任務は退屈そのもの。美晴は神経ガスの捜査に加わりたくてうずうずしていた。ところが、そんな美晴の思いとは裏腹に、2人は特使からいなくなったインコを探してほしいとの依頼を受ける。 その頃、ビルの屋上に到着した矢部は、そこで奇妙な装置を目にする。それは、コインを使ったパズルで、そのパズルが解けない限り、神経ガスらしき液体が入った装置を止められないという。矢部は、5分という制限時間内に、命懸けで難解なパズルに挑むことになるが……!?
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【ネタバレ注意】
「蛾眉村」の車。
蛾眉村って、TRICK3「言霊で人を操る男」に登場した村で、
「ガッツ石まっ虫」が大量に生息していたという村です。
警視庁で最も優秀な人材を出せと言われそのまま警察が受け入れるはずもなく
押し付けられる形で矢部謙三が事件を担当することになります。
これまで担当してきた事件、結果解決していること・・などから考えると
実績からみて矢部謙三が「最も優秀な人材」と判断されてもおかしくないと
思いますが(笑)
ありえない事件設定に、犯人からのありえない要求・・・
と、ないないづくしで面白くない刑事ドラマになっても
しかた無いと思うんですが、まあまあ面白い。
というのも、話の本筋がある程度しっかりしているからかなと思います。
ちょっとしたトリックと、事件の裏側にある本当の目的。
TRICKのスピンオフドラマであることを忘れるぐらい
話そのものに興味を持って観ることができます。
ドラマ内のどこかで「続編熱望」と製作者側の気持ちが現れている部分があるので要チェックです(笑)
今回の話の鍵を握るのがインコ!セキセイインコです。
ぼくが飼っているインコにそっくり・・・ただ、話し声は
本当のインコはこんなにかわいらしくないので、念のため(笑)
頭の体操のような問題が数問出題されます。
★問題1
10gのコイン10個入った袋 ×4つ
11gのコイン10個入った袋 ×1つ
計量器を1回だけ使って(重さをみていいのは1回)、
どれが11gのコインが入った袋か当てるには?
⇒答えはこちらの記事の一番下で。http://d.hatena.ne.jp/AR30/20100224/1267022130
★問題2
24人の人が、5人1列になり6列で整列するにはどう並べばよいか
⇒答えはこちらの記事の一番下で。
「TRICK」スペシャルドラマ放送決定!スピンオフ「警部補矢部謙三」劇場版「TRICK 霊能力者バトルロイヤル」の前にチェック! - ひなぴし
途中で矢部謙三&秋葉原人コンビでショートコントをみせるシーンがあります。
内容自体は面白くないんですが、
ブリッジで・・笑ってしまいました(笑)
「ブリッジ」とは、ショートコントとショートコントをつなぐ橋、
その間でやる、合いの手(動きや掛け声)のことです。
たとえば、オリエンタルラジオでいえば・・
「武勇伝、武勇伝。武勇でんでんででんでん。」のとこですかね。
オリエンタルラジオは正確にはショートコントではない気がしますが
まあわかりやすいかと思ったので。
警察官らしいブリッジなんです。
そしてなぜか哀愁が漂うというか・・・ぼくはここで笑ってしまいました(笑)
あ、あと、矢部謙三の携帯の着信音は・・
TRICK2の「六つ墓村手毬唄」です。
どうしてそんな不吉な着信音を・・・
やっぱりいろんなところにファンを楽しませる仕掛けを用意してますね♪