http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2010/20100508_01/index.html
iPadはソフトバンクモバイルからの発売だったんですね〜。
今日から予約受付が開始されています。
Docomoが「もしSIMロックフリーならiPad用SIMカードを用意する」と発表し、Softbankからは何も発表されてなかったので…
アップルとの話がまとまっていたソフトバンクは焦らず発表の日まで待ったわけですね。
Appleとの契約上、そうなっていたんでしょう。
ソフトバンクから発売されるだけでなく、
SIMロックフリーではないことも発表されました。
日本ではソフトバンクモバイルの回線でしか使用できません。
これは日本独自の仕様です。
なぜそうなったんでしょう??
Softbank側としてはそうしたいというのはわかります。
アップル側の思惑は…??
日本の携帯電話市場は独特だと思うんですよね。
海外で売れたものがそのまま売れるとは限らない。
日本だけで流行るサービスがある。
そういう予測がつきにくい場所で新しい商品を提供する場合に
最初から手を広げすぎると…いろいろ変更しにくくなってしまうのかなと。
そして、たとえば日本の市場で数を売るためにドコモと契約した場合、ドコモ側も発言力を持ってしまうと考えられます。
ソフトバンクは業界3位の「チャレンジャー」ですから、
Appleの思惑を形にしていくうえで、アップルの考えることに合わせてもらうことができそうです。
iPhoneもそれで…ソフトバンクから発売されたんでしょうね。
どちらが主導権を握るか。
回線を提供する側か、端末を提供する側か。
日本の携帯電話市場は完全に「回線を提供する側」が主導権を握っています。
それもDocomo>au>Softbankの順で力は大きいでしょう。
アップルは主導権を握れない相手とは組みたがらない気がします。
「Appleの製品を扱わないと携帯電話サービスの提供を続けることが難しい」そうなったら、もしくはその道筋がみえた段階で各社と付き合い始めるのではないでしょうか。
恐るべしアップル…