ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

ユー・エス・ジェイは、おとぎ話「オズの魔法使い」をテーマに運営している「ランド・オブ・オズ」(面積約1万8千平方メートル)を2011年2月15日に閉鎖する。USJは2012年春に家族で楽しめる新たなエリアを開設する。



USJパーク内で比較的新しいエリアである「ランド・オブ・オズ」が2011年2月15日で閉鎖され、全く新しいコンセプトのエリアが建設されることになったそうです。
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201012010024.html
「ランド・オブ・オズ」は2006年7月に開業5周年を記念してオープンした比較的新しいエリアだったんですが、他のエリアと比較して人気が出なかったんでしょうか。

まあ、一番奥ではあるので、よっぽど強いコンテンツでないと難しいでしょうね。

このエリアで上演されていた「ウィケッド」はテーマパーク内で上演されるミュージカルとしてはとてもレベルが高いと聞いたことがありましたが、ぼく自身ユー・エス・ジェイが好きであるにもかかわらず、たぶん一度も観ずに終わることになってしまいそうです。

いかに上質なミュージカルだとしても、そもそもミュージカルを観にいこうという人がそんなに多いのか。そこを考えた方がよいです。良いものを提供したからといって人が来るわけではない。あくまで「みたい」と思えるものを提供して初めてお客さんはやってくるもの。そこをちょっと間違えたような気が。

ショー&エンターテイメントにこだわる必要はないですよ。求められているものを提供する方が良い。
東京ディズニーリゾートにできた「シルク・ドゥ・ソレイユ」シアターもうまくいってないんですよ、きっと。

だってこんなチケットが。
http://www.zed.co.jp/latest_news/detail_20_9.php
ほかにも、ディズニーリゾートのマルチデーパスポートを買うと割引になったり・・・つまり、ディズニーリゾートに来た客に少し足してくれたらみれますよ〜的な商売になっています。

テーマパーク業界の雄・株式会社オリエンタルランドもこの投資は失敗したといって良いでしょう。
これを成功させようとすれば、たぶん莫大が費用が必要です。どういう費用か。つまり「エンターテイメントってこんなに素晴らしいんですよ〜」と、広く一般の人に価値を感じてもらうようになるための活動、宣伝に費用がかかる。

フジテレビ系列だって、相当やってましたよね〜モーニング娘。なんかを起用して。「こんなに素晴らしい」って。あれだけやっても空きがある日もあったそうですから。

「ニーズ」から考えられてないなぁ〜と感じました。
理想で、こんなサービスを提供したい、こんな場所だと思ってもらえたらうれしい。みんなあると思いますが、そんなところから考え出したら、事業としては誤ってしまうわけですね。
http://www.usj.co.jp/parkguide/areaguide/oz/

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新エリアは2011年3月3日から始まる開業10周年イベント『ドリームズ・アーユニバーサル』のフィナーレに合わせて、2012年の春ごろオープンするそうです。

どういうエリアになるんでしょうか。「家族で楽しめる」ということで、もしかしたら普通の遊園地的なものになるかもしれないですね。というか、その方が喜ばれそうな気がします。単なる遊園地ならひらパー等へ行けば?と言われそうですが・・・USJの中で、その他の大型アトラクションも楽しめつつ小さい子供が楽しめるような汽車や飛行機、回転ブランコ等の乗り物があればより満足度は高くなりそうです。

それかもしくはキティちゃんエリアか・・・。そうなると、ハーモニーランドとの関係がどうなるのか。
もともと人気のあるコンテンツを持ってこないとダメでしょうね。

大型投資になることは間違いないでしょうから、要注目です。
けど、もし小型アトラクションの集合体なら、大型アトラクション1個作るより投資額は少なそうですが。やっぱり建物を作るのはお金かかりますからね。スパイダーマンなんて100億円かかっているそうですから。


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