クーポン共同購入サイトの販売総額が12月より全体で約16%ほど減少したそうです。
1つの理由はお正月という季節要因。
WEB利用の中心である都市部の人が地方へ行ってしまい居なくなること、業態によっては安売りしなくてもお客さんがやってくる等でクーポンの出稿が少なくなったことがあるのではないかと思います。
もう1つは、やはり「グルーポンのおせち事件」
クーポン共同購入サイトの名前はとても広がりましたが、その販売手法や信用性に疑問が投げかけられ、店舗からの出稿が減り、利用者も慎重になったのではないかと考えられます。
のびている会社もあるんですけどね。業界1位・2位のグルーポンとポンパレは減らしています。
やっぱり出稿数が増えれば販売額も増えるんですね。
とすると、とにかく出稿してくれる会社を増やすことが必要。そこでやや強引な手法を使ってでもクーポンを出す会社を獲得しようと・・・おせち事件のようなことが起こってしまったんでしょう。
クーポンを販売するグルーポンやポンパレなどのクーポン共同購入サイトは、原価ってほとんどないですよね??営業経費とWEBサイト運営費ぐらい??儲け幅がすご〜く大きい業態だと思います。
減ったとはいえ、1月のグルーポンの販売総額は10億円。ざっくり5億円はグルーポン、5億円が店舗へ。店舗側はこのクーポンが売れても儲かりはしませんから・・・儲かるのはグルーポンのみ。
もはや「共同購入」ってほとんど言う意味ないと思うんですけど。
だって成立しないクーポンはほとんど無いでしょうし、そもそも「何名以上このクーポンを買ってくれたら黒字になる」みたいな考えって、飲食店ではあんまり馴染まないような。。基本的に50%OFF以上ですからねぇ。
「何名以上買ってくれたら黒字になる」だったら、上限はいりませんよね。それ以上くればどんどん儲かるはずですから、人増やして対応しても良いはず。でも実際はそうはいかない。儲からない上に処理能力がおいつかないから上限枚数も設定する。
「団体割引」みたいなイメージなら、全員同じ日、同じ時間帯に来ないとできませんよね〜飲食店でその割引は。だっていつくるかわからないとなると準備しようがないわけですから。
誰のための下限値なんでしょう??グルーポンが数を売るためだけの下限値のような気がしてならないんですが。。
「クーポン格安販売サイト」そういう言い方が正しいような気がします。
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一部ではすでに「クーポン格安販売サイト」の広告効果に疑問の声が上がっているようです。この価格で来店した人は追加購入はしないし、次回以降通常価格で来店してくれることもない。他の人へ紹介してくれたとしてもその価格でなら行っても、通常価格ならいく気がしないと。そうなると、このクーポンを売っても儲からないんですから、広告効果がなければ出す意味自体がありません。このフラッシュマーケティングという販売手法に完全にフィットする商品や業態、店舗って、いったいどういうところなんでしょう??
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