ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

スキー・スノーボード人口推移統計、客減少傾向の理由



バブルの象徴のような遊び

スキー

スノーボードはバブル崩壊後に入ってきたと思いますが、う〜ん・・・どうなんでしょ?やっぱり10年ぐらい前と比較すると減ってきているような。。スノボやる〜みたいな話、若い子からもあまり聞かなくなったし・・・。

スキーヤー・スノーボーダー

の人口推移


をまずは見てみて、原因も考えたいと思います。


スキー・スノボ

やる人、以前と比べてどう変わってきてるのか。。

レジャー白書さん

のデータを元に。


★ スキー・スノーボード人口の推移

(万人)

※83年〜87年は不明確
※89年以前のスノーボード人口の数字は不明

種目 83年 85年 87年 89年 93年 95年 97年 99年
スキー 1070 1080 1220 1520 1860 1630 1360 1230
スノーボード 0 0 0 7 30 40 320 430
合計 1070 1080 1220 1527 1890 1670 1680 1660


種目 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年
スキー 1080 1090 760 760 710 610 560 690 720
スノーボード 530 540 430 430 520 420 400 440 420
合計 1610 1630 1190 1190 1230 1030 960 1130 1140



★ スキー・スノーボード人口の変化考察など

★1987年を境にグッと増えているのは、有名な映画「私をスキーに連れてって」のヒットによるもの

ちなみに主題歌は、松任谷由美「恋人はサンタクロース」

★バブル期に爆発的に利用客は増えた、1980年代後半〜1990年代前半を「スキーブーム」という(バブル景気の時期とまさに重なる)

★1992年、東京ディズニーリゾート(TDL)は「スキーよりミッキー」という宣伝を行った。スキーに客を取られたため、とも言われる

★近年は景気に左右されるが長期的な減少傾向は続いており、ブーム前の水準にまで下がっている(2010年、2011年とさらに減少している可能性もあり)

★スキー場は2001年頃の723箇所をピークに減少している(そこまでは増加傾向だった)、過当競争状態にあることがスキー場経営を圧迫している

★90年代末期から2000年代初頭にかけて、スノーボードブームが起こったが、80年代末期からのスキーブームのように,社会や経済の構造的な背景をもたない、若者層の流行現象にすぎなかったため、スキー場利用客を増やすというパワーを発揮するには至らなかった

★若年人口が年々減っていくこともスキー客減少の要因、スキー場利用客の年齢層は年々高年齢化している、とくに近年は40代以上のみが増加傾向(ただし、年齢層もバブル期前に戻っただけとの話も、要は「本当にやりたい」人だけがやる、みんなが行っているからいく人がいなくなってきている)

★スキーはお金がかかりすぎるとのイメージが強い、実際に費用がかかるスポーツである、交通が不便な場所にあるため交通費がかかる、リフト代金が異様に高い(他の一般的な乗り物と比べて)、宿泊施設の選択の余地が少ない、食事代が高い等

★2011年度は震災の影響があり、旅行需要自体が低調気味なこと、東北のスキー場が営業していないことなどが影響し大幅に落ちていると考えられる

★スキーとスノボの人口を比較したとき、スキーの方が多いことに疑問を感じるが、これは利用客の総計ではないので、スノーボード利用者の方が熱心で1人あたりが冬の間にスキー場へ行く回数が多ければその分スキー場でみるとスノーボードをやっている人が多いようにみえる、ということであると考えられる



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