血液型 性格の違い、由来、根拠
アンアン特別編集 血液型スーパーBOOK (マガジンハウスムック)
血液型は国によって割合がけっこう違うわけですが、
そもそれぞれの血液型はどういう人たちなのか・・ということを調べてみました。
どこの地域の人
何をしてきた人
どんな病気にかかりやすいのか
こういったことが血液型である程度はわかるみたいです。
へ〜っと思うけど、
そりゃそうですよね。
何らかの事情で血液に種類があるわけですから
何かが違うに決まっている。
ということで、まだ仮説段階ではあるそうですが
ほぼ各国の方が納得できる共通点を示したのがこちらです。
O型:
人類初期における狩猟、採取民族に代表される血液型だと思われています。南方地域から世界全土に広がっていることを考えると、古い時期から存在していて子孫繁栄や適応力にも強かったと言えそうです。よく言われている「おおらかで社交的」という特徴もそれを表しています。免疫学的視点からいうと他の血液型の人に比べて、潰瘍、コレラ、ペストなどの病気にかかりやすく、梅毒や結核などの感染症や他、全般的に病原菌に強い傾向が見られます。
A型:
現在でもヨーロッパ地域に分布率が高く、発祥は北欧などの森林地帯、寒冷地域で農耕民族として環境に適応してきたのではないかと思われます。協調性が高く、完璧主義なところがあります。肺結核、梅毒、天然痘などの感染症にかかりやすく、生活習慣病(糖尿病、心筋梗塞など)になり易いというデータもあります。また逆に、ペストにかかりにくいという調査も明らかにされています。
B型:
中近東やアジアに分布率が高いことから、インド・中東・モンゴルに広がる高原地帯が発祥で遊牧生活に適応してきたとされています。気質としては、一つの物事に没頭し、「マイペース」を保つという特徴があります。免疫学的には肺結核、インフルエンザ、梅毒などの感染症には弱く、コレラ、天然痘などにかかりにくいと言われています。
AB型
最も少ないタイプであるAB型の多い地域は中東など東西文化の交流地域。また、日本などの大陸の先端地域などです。このことから、最も新しい血液型のタイプだと言われています。気質も他者との調和やバランスを重視しているということが分かります。免疫学の研究から、梅毒や天然痘にかかりやすく、コレラにかかりにくいことも明らかにされています。