あなたのお父さんは
なくなっていませんね?
あなたの回答は・・
・・・
・・・
・・・
「はい」
ですよね??
あなたのことを透視してみました。
当たってるでしょう??
これ、実は
人気ドラマ「TRICK」に出てきたモノなんですけど、
要はマジックの1つのようなものです。
コールドリーディングの1種なんですかね。
要は、本当に知っているわけではないのに、
知っている風に感じさせる話術
というやつですね。
TRICK1・Episode4の「千里眼を持つ男」に登場する
なんでも透視して当てるという桂木弘章が言った言葉です。
トリックの中では
「あなたのお母さんはなくなっていませんね」
という言葉で登場したんですが。
「あなたのお父さんはなくなっていませんね」
これってどういう意味でとりました??
例えば、
お父さんが存命されている人なら
「亡くなっては、いませんね?」という意味で受け取り、
「はい、なくなってませんよ」と。
逆にすでに亡くなっている場合は
「亡くなって、居ませんね?」という意味で受け取り、
「はい、亡くなってますよ」と。
つまり、どちらの意味でも「はい」と回答することになる質問なわけです。
「はい」と言わせることで
この人、、すごい・・と思わせるような話術ってことなんですかね。
これ、面白いですよね!
そういえば、こういう会話もありました。
あの・・あなたの出身地って・・
(出身地を教えてもらう)
ああ、そうでしたよね。◯◯。
あそこ、駅前に商店街がありましたよね、なんていうんでしたっけ??
(商店街名を言ってもらう)
そうそう、◯◯商店街。
あそこに、あの、そば屋さん?ありましたよね。
・・・
みたいな会話。
要は、ありそうなものを少しずつ出していって
相手に答えさせていき、それによって、この人いろいろ知ってる
と思わせる会話。
こういう会話って
たしかに、詐欺師と言われる人たちは意識的にやってたりするんでしょうが
なんとなく、会話のうまい人っていうのは
こういう会話を自然にできてたりするんだろうな、という。。
相手が話していて気持ち良いと思えるように
会話を引き出していく
それが大事ですよね。
「話が面白い」じゃなくて「話がうまい」人っていうのは
聞き上手な人といいますし。
・・・
と、TRICKの再放送をみていて、またふと思ったので
書いてみました(笑)