関東・首都圏に住んでいる人にとっては・・そろそろ当たり前になりつつある
電車の1円単位運賃。
消費税が5%から8%になった時に、
JR東日本が、切符は10円単位の運賃、ICカード(SuicaやPASMO)は1円単位の運賃で申請したためです。
2014年4月1日からですかね。
消費税が8%になり、JR東日本のICカード運賃が1円単位になったのは。
JR東日本がやるなら・・ということで、
関東の大手私鉄はほぼ全部、同じくICカードは1円単位の料金になっています。
これ、他の地域から来た人には・・
あまり理解できないかもしれないですね。
JRでも、JR東日本以外の
JR北海道、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州の5社は
ICカードも10円単位だからです。
なので、私鉄に関しても、関東以外の私鉄は10円単位(だと思います)
逆に、今、東京近郊・首都圏に住んている人が地方に行って電車に乗った時
「あれ?!なんで10円単位なの!?」って思うこともありそう。
これ・・・
実際のところ、JR東日本以外の地域の鉄道会社も、本当は1円単位にしたいんですかね??
消費税8%になる、2014年4月時点で、この運賃の決まりに差が出たのは
ICカードの利用率に差があるから、と言われています。
関東ではICカードの利用率が8割を超えるのに対し、
関西・・大阪近郊では、4割程度ということで・・(今はもう少し上がってるかもしれませんが)。
関西では、割引きっぷを利用する人が多いらしいです。
地方はもっと利用率が低いみたいで。。
まあ、地方の場合、東京と違って、通勤が電車ではない人が多いでしょうからね。
たまにしか乗らない電車の、定期券を持ってる人も少ないのかもしれません。
定期券を持つなら、ICカードで・・という人は多そうですからね。
大阪だったら、定期券持ってる人そこそこいそうですけど、
たしか・・JR西日本のICOCAは先払いチャージ方式ですが、
PiTaPa(ピタパ)は、後払い方式と聞いたような・・なんかクレジットカードみたいですよね。
だから、クレカを持たない!という人がいるみたいに、
PiTaPaもやめとこ、って人が多いのかもしれませんね。
ICカードの利用者が多ければ、ICカードの方が安い!っていうのは受け入れられそうですし、今持ってない人にも「IC買えば安いよ」ってオススメできますが
IC利用者が少ないと・・難しい。
ということで、
関東・首都圏以外は、ICカードも10円単位での精算だそうです。
ただ・・鉄道会社にとって、1円単位の運賃を導入することにメリットってあるんですかね??
10円単位の方が高いから儲かる・・ってわけではなさそうですけどね。
8%消費税になる時の運賃値上げの際は、たぶん全体でちゃんと5%→8%の差額分だけが上がるように調整しなさい、という話だったと思いますし。
1円単位の運賃を導入するメリットが・・よくわからない。
精算金額がややこしくなるだけなんじゃないかと思うんですが・・
どなたか知ってたら、教えてください、鉄道会社にとってのメリット(笑)
ちなみに、
今度は消費税10%になる見込みですので、その時もまた鉄道運賃は上がると思います。
その時に、JR東日本以外の地方でも1円単位の運賃が導入されるのかは・・
あっ、ちなみに、もし10%になっても、
関東の鉄道会社でのICカードは1円単位になります(笑)
10%だから、10円単位に戻るのでは?!という気もしますが・・
たとえばですが、
東京メトロの最短経路運賃は、現在ICカードで、165円です。
(切符だと170円)
これは消費税8%になって以降の金額です。
では、その前は・・というと、
消費税5%で、ICカード利用160円でした。
(切符も160円)
つまり、本来の運賃は・・細かくいうと、約153円だったということですよね(笑)
だから、例えば、消費税が10%になると・・
たぶん168円になるのではないかと思われます。
切符の料金は170円のままと思われます。
ややこしくなるだけと思われる、1円単位を、
JR東日本が積極的に導入した意味は・・
やっぱり、Suica普及がJR東日本にとって儲かる可能性が高い!と判断したからなんですかね。
「Suica買いなよ」ってことなんだと思います。