ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

#カルテット 時間軸ズレてる問題を公式に発表謝罪した理由を考察してみる

TBSドラマ「カルテット」のプロデューサー佐野亜裕美氏が

公式に、「時間軸ズレてる問題」を否定する謝罪ツイートを

カルテットの公式Twitterアカウントで投稿しました。

 

これって、良い判断だったと思います。

実際、これに対して今のところ、そこまで痛烈な批判はないと思いますし。

 

やり方は他にもあったんですよ。

たとえばこの話は無視を決め込んで最後まで普通に放送する。

 

おそらく「時間軸のズレはどうなったんだ!?」という意見が続出するでしょうが

「そんなん知らん、勝手に想像しただけやろ」という立場でいくとか(笑)

どちらかというと、そういうドラマが普通だと思うんですよね。

 

公式には誰も何も言ってないし、むしろ視聴者が勝手に判断して、そう想像してしまっただけのことですから。

 

だから「何事もなかった」かのように終わらせることもできた・・

 

がしかし、今回はミスもありました。

 

 

一番大きいと言われるのは、会社の倉庫に閉じ込められた別府のスマホ画面に映っていた日付が明らかにおかしいというもの。

まあこれには多少の同情の余地はあるんですけど・・

(詳しくは下の記事)

 

www.hinapishi.com

 

電話相手は昼間なのに、電話を受けてる人間は別の日で、時間帯も夜という・・

 

でもこれは完全に製作側のミスで。

これが一番大きい話だったのかもしれません、今回の時間軸ズレ問題では。

 

「ミス」が絡んでいるとしても、無視するという方法もあったかもしれませんが・・

ここでちゃんとミスを認めて発表したことで

「炎上」の状態は避けられたと思います。

 

いさぎよくミスを認めたことで、このミスを痛烈に批判するようなツイートは

みかけられませんし・・

むしろ、「時間軸説が違っても面白いことには変わらない。だからこれからも頑張れ
!」という内容が多いみたい。

 

 

そう考えたら、この判断は正しかったのかなと思います。

 

カルテット1

カルテット1

 

 

 

がしかし、

 

炎上を避けた発表

 

というよりも、この佐野プロデューサーのツイート内容をみると

むしろ炎上なんかよりも

「この状態を見過ごせなかった」

というのが大きいように感じました。

 

 

TBS系 火曜ドラマ「カルテット」オリジナル・サウンドトラック

TBS系 火曜ドラマ「カルテット」オリジナル・サウンドトラック

 
ピアノ・ソロ カルテット/オリジナル・サウンドトラック

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ハラハラしながら見守っていたのですが、

あまりにも広がっていくのを黙って見ていられず、

どうにか食い止めたく思いました

 

これですよ、一番の願いは。

 

 

この状態を放置しておきたくなかったということだと思います。

 

おそらく、脚本の坂元裕二さんに申し訳ない

という想いもあったのかなと。

 

おとなの掟

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カルテットが面白いと言われているのはもちろん

脚本が良いからです。

 

そして、それに輪をかけてさらに面白いとされてきた「時間軸のズレ」説が

坂元裕二さんの考えたものでないとしたら・・

 

さらに、それが坂元裕二さんは関係ないところで

制作スタッフのミスにより引き起こされたものだとしたら・・・

 

それはいたたまれない気持ちになっただろうなと思います。

プロデューサーさん。

 

 

坂元裕二さんと仕事がしたい

と宣言して、それから何年も構想して作り上げたドラマだ

と各所のインタビューで語っておられました。

 

その様子からも

そりゃ、サカモトさんに申し訳ない、が一番にあったんじゃないかと。。

 

 

下手したらまだ最終回の脚本書いてる可能性もありますからね、連ドラの場合は。

撮影が2週間前ぐらいといいますから、まだ最終回は撮影すら始まってない可能性がありますし。

 

坂元裕二さんの元にもおそらくTwitterの情報は入っているでしょうし。

 

まあそれにいちいち反応するようなレベルの脚本家さんではないと思いますけど、

少なくとも、一緒に仕事をしたいと言った側(だと思います)の

プロデューサーの方は気にしたと思われます。

 

 

これとか、ミスならちょっと酷い感じもしますしね・・・

 

これは上の別府のスマホ画面のミスなんかよりも重大な気がします。

完全に制作サイドに落ち度があるのではないかと。

 

他にもミスっぽいものが散見されるところをみると

ちょっと仲間に恵まれなかったのかな、佐野プロデューサーは、という気がしてしまいますが・・

 

これだけ「面白い」と熱をもってみてくれる視聴者がたくさんいる作品で。。

 

 

まあ、「そんなことは発表しない方が良かったのに!こうやって色々想像しながら観るのが良かったのに楽しみを消された!」

と言う人もいると思います。

 

ここが佐野氏が言っている

「本来作り手は、作品の中で伝えたいことの全てを伝えるべきですし、100人100様の楽しみ方ができるドラマでありたいと強く思っているので、こんなやり方は邪道だと思いますが」

の部分だと思いますが、

それを超えてでも否定しなければいけなかったのは、坂元裕二さんへの気遣い…というか、敬意、というか、そういうものなのではないかと思います。

 

 

これ、こうなってくると

たとえばブルーレイディスクやDVDでカルテットが発売!

となる前に、今回問題になっているシーンは修正されたりするんでしょうか・・・・?

 

それとも、そういう注釈がついた形での販売となるのか??

 

役者さんが絡んだシーンですからね・・簡単にはいかないと思いますし。

でも、公式に謝罪までした案件ですからね、どう対応するのか非常に気になります。

 

 

それとも、これが原因でカルテットがDVD発売されない!?

なんてことになったら、カルテットファンとしては、残念でなりません・・

 

 

むしろ、この騒動を利用するような形で

うまくスピンオフや続編などを制作するぐらいのことまでやってくれたら

真のエンターテイナーではないか?とぼくは思うんですが・・・

 

やっぱり作り手としては

こうなってしまった作品のことは二度と観たくない、

となるもんなんでしょうか(^o^;

 

カルテットファンの視聴者は、そうしてくれることが

謝罪されるよりもよっぽど嬉しいと思いますよ。

 

 

ほったらかしておけば

「実は作品では語られなかったがこんな裏設定があった」

みたいな都市伝説的な話がされ続ける可能性もあったところ・・

(それと同じぐらい、ほったらかしかよ!という批判も相当でますが)

なんかエヴァンゲリオンとかそんな感じですよね(笑)

 

あえての謝罪をし、それをファンに受け入れてもらえたことで安堵されるのなら

次の展開をぜひ考えてほしいです!

 

 

こんな展開になった(なってしまった)

ドラマ作品って他にあるんですかね?(^o^;

 

 

ぼくが記憶するところでは、ない気がするんですが・・

 

 

ある意味、社会現象みたいな感じの事件で

ドラマ史に残る事件を提供した、カルテットは、と思います。

 

 

社会現象を起こしてしまうようなドラマ

なかなかありませんよ!

 

 

でも、カルテット視聴者はおそらく

「全員嘘つき」

という宣伝文句を覚えてますから(笑)

 

公式発表も嘘なんじゃないかと思ってますよ(笑)

 

 

最終回に、この事件を逆手にとったような

皮肉めいたセリフを入れてくれるだけでも

 

我々ファンは、相当嬉しく思います(笑)

www.hinapishi.com

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