USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)ユニバの人気ジェットコースター
「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」
が緊急停止し、乗っていた利用客が1時間ほど乗ったままの状態になっていた
という事故がありました。
事故の概要はこちらです。
・日時 2018年2月28日 午後0時半頃
・場所 USJ「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」
・乗り物が頂上の手前付近で停止した
・乗っていた利用客は35人
・1時間あまりの間、乗客は乗り物に取り残された
・係員(クルー)が1人ずつ誘導して全員を降ろした
・けが人は無し
・原因は電気系統の不具合だった可能性がある
・コースター自体には異常はみられず、運転を再開した
USJでジェットコースター緊急停止! pic.twitter.com/wzuTEeZHmf
— 鏑木 むぎ 虎徹 小林愛香検定3級 (@mugiwara1002) 2018年2月28日
まあ・・遊園地やテーマパークの乗り物が止まってしまうという状況は
実はけっこうよくあることなので、
これを「事故」と呼ぶかは微妙なところですが・・(^_^;)
最後に降ろしてもらった方は、とまってから1時間以上経っていたそうなので
大変な事態ではありますよね。
出発してまもなく、異常を知らせるセンサーが発動して緊急停止した
とのことで、そのとまった場所が「頂上の手前」ということなので
かなり高い場所だったことは間違いありません。
一番高い場所が約40mの高さだそうですので
ほぼその高さぐらいのところでとまったんでしょう。
しかも、この乗り物は、後ろ向きに座って乗るジェットコースター。
乗り物から降りるのもちょっと怖いかも。
ジェットコースターの場合、最初に高いところまでチェーンなどで巻き上げられて
そこからは位置エネルギーでただ落ちていくだけ、という仕組みのものが多く
落ち始めたら基本的にはとまれません。
ただ、一番高いところまで巻き上げられているときに止まってしまうことはよくあるので
(乗っている人が危ない行為をした場合等は、係員が操作して止める場合もありえますし)
巻き上げ部分には、横に避難階段がついていたりします。
おそらく、乗り物からそこへ移ってもらい、
階段を降りることになったのだと思われます。
株式会社ユー・エス・ジェイは
「利用客の方々にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。緊急停止は安全のための措置ですので、ご理解いただきたい」
と言っていたそうですが・・
アトラクションの緊急停止はよくあること、とおぼえておきましょう。
海外のテーマパークや遊園地では、実際に死亡事故も起こったりしていますので
乗り物である以上は100%安全というものはない
と思っておくことも必要かもしれませんね。
まずは安全ベルトとか、身体を固定するハーネス等をちゃんと装着して、かつ係員さんの言うことをちゃんと聞いて乗ることが大事だと思います。
ニュース動画はTwitterのツイートより。
ハリドリ 緊急停止 ニュース①#USJ pic.twitter.com/ojc7YlR6Fy
— 🕸🐋悠汰🐋🕸インパ➡3/4,7,11,12 (@Yuta_USJ) 2018年3月1日
#USJ コースター緊急停止|NHK 関西のニュース https://t.co/kd1VBKQNKy
— ZAJI (@idobatainfo) 2018年2月28日
28日昼過ぎ、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のジェットコースターが緊急停止し35人の利用客が最大で1時間余り取り残されるトラブルがありました pic.twitter.com/nFG0j5pQ7t
2007年3月にオープンした「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」に搭載される音楽(ドリームトラック)のために書き下ろされたDREAMS COME TRUEの曲「大阪LOVER」
2011年12月まで使用されていました↓
- アーティスト: DREAMS COME TRUE
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2010/03/21
- メディア: MP3 ダウンロード
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フライングダイナソーでも緊急停止の報道が以前ありましたが・・
USJフライングダイナソーが緊急停止、利用客30人が宙吊りに、現場写真 - ひなぴし
おそらく、普段から「安全装置の作動」等の理由での緊急停止は
起こっているものと思われます。
人が乗っていて、降りるのに時間がかかったりしたときは
目立つため、報道される、ということかなと。。
ちなみに、海外ではありますが
地上274mの高さに宙吊り状態で1時間もの間
おろしてもらえなかったという事故が発生した事例もあるようです。
ラスベガスのストラトスフィアホテルにある絶叫マシンです。
全米一の高さを誇る展望タワーがあることで知られるラスベガスでストラトスフィアタワーの絶叫マシン「インサニティ」のマシンが停止し、乗っていた2人の少女が地上274メートル
で一時間以上も宙吊りになった。この乗り物はブランコ上になったマシンで、夜間はラスベガスの夜景が一望できる絶叫マシンだが、今年3月に登場したばかり。
18歳と11歳の友人同士の少女2人がこのマシンに乗ったのは深夜1時ごろで、強風のために突然マシンがストップし、寒空の中ふたりは1時間以上も宙吊りでさらされることになった。このとき、乗客は少女2人だけだった。 少女が宙吊りになっていたとき、突風は一時風速50キロ以上あり、地上350メートルの場所と同じような状態だった。
ふたりは無事に救出されたが「あまりにも怖くて、その恐怖感は説明できない。宙吊りになっている間は、このマシンは落下するんだとずっと思っていた」と話している。また「従業員がこちらにむかって何かを叫んでいたが、強風の音で全く聞こえなかった。それも怖かった」という。
ストラトスフィアタワー・ホテルの支配人は、このマシンは強風を感じると、自動的に一時停止するシステムで、強風で停止したのは設計された通りに稼動したに過ぎないと説明している。
ラスベガス名物の地上274m絶叫マシンで少女2人が1時間宙吊り状態 : ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会
止まってしまった時に、強風で動かないのか
何か致命的なインシデントが発生しているのかは、乗っている人にはわからないですからね・・
相当な恐怖だと思います。
「絶叫マシン」に乗る以上は、ある程度は覚悟しろよ
ってことなのかもしれないですね・・