カブトムシ・クワガタ採集、子供ができて挑戦している人も多いかもしれません。
ぼくはそうでした。自分が子供のときはほとんどやったことがなく、自分に子供ができて、初めてやってみることに。ただ、どうやって探したらいいのか、どこで探すのか等全くわからず、始めてみてから3年が経ちました。2年目に運良くようやく自分でカブトムシ・クワガタをゲットできたのですが・・やってみてとても感じていることがあります。それをご紹介したいと思います。
カブトムシ・クワガタ採集でネット検索より大事なこと
初めて昆虫採集に出かける人はいろいろと自分で調べると思います。ググって情報を集めてから出発!!というのはいいんですが、このときにどうしてもやってしまいがちなのが「効率的にみつけて捕まえるために、カブトムシやクワガタがいる場所はどこか?」という具体的な情報を探して・・という行動。
ぼくも実際それをやっていたのですが、実はそれで得られた情報でカブトムシやクワガタが見つかったことは・・ありません(^_^;)
やっぱりネットに載っている情報って、自分と同じように調べてみている人が山程いるんですよ。
もし具体的に、本当に「カブトムシが採れる場所」が書かれていたとしても、それをみた人が山ほど押し寄せて、おそらく取り尽くされてしまいます。。自分がいくころにはもういないものと思っておいた方が無難です。
なので、本当に昆虫採集のプロで愛している人はネットには書きません。書くと上に書いたようなことが起こり、今後採れなくなってしまう可能性があるためです。
だから・・ネット検索しても「効率的に捕まえる」なんてできないんですよね。
では、何が重要かというと、「直接いろんな人に聞くこと」です。
周囲の人、出会った人、いろんな人に聞いてみましょう。そうすると、その人達が過去に採ったことある場所など教えてもらえると思います。
たとえば職場の人でも、勤務先が都心だとしてもその人が住んでいる人が郊外の方であれば「家の近くでみかけますよ」と教えてもらえるかもしれませんし。
とにかく、いろんな人に聞きまくる、直接聞くのが大事です。その情報が最も信頼できて、かつ自分にしかゲットできない情報なので。この準備が必要です。
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昆虫採集している人に聞く
さらに、ぼくがとくに大事だなとこの数年で感じているのが「探しにいった先で聞く」ことです。
これまでぼくがカブトムシ・クワガタがゲットできた経緯をかくと、
上にかいた「周囲にいる人に聞く」を実践して、ある程度の場所(公園)を教えてもらってその場所にいく。
でも、そこでいくら探してもなかなかみつからない。。
あきらめて帰ろうとしたら、同じように懐中電灯をもって暗い中を歩いている人達を発見。
声をかけてみると、その人達もカブトムシ・クワガタを探しにきていたりする。
もしその人達が自分より上級者なら、すでに捕まえていたりして、場所を教えてもらえる。
こういう感じなんです。
つまり、現地でも、どんどん人に話しかける、これが大事です。他に探している人たちのことを「ライバル」のように感じるかもしれませんが、むしろ「同志」と考えた方が良いと思います。
教えてもらったら、感謝の気持ちをしっかりと表せば、相手の方も喜んでくれます。
実際、これで、昆虫採集上級の親子に出会ったり、また、採集するわけではなく、ただ付近のカブトムシ・クワガタの発生状況をみてまわっているという専門的(?(笑))なおじさん集団に出会ったり。
とても運良くカブトムシ・クワガタをゲットできました。
最近は、自分で調べたら何でもわかるような気がしてしまい、ネットに頼りがちだと思いますが、昆虫採集はそれではダメだと思います。
子供にも、「親がそこにいる人とコミュニケーションを取ることで問題解決をした」というのをみせるのも重要なことかなと。「あ、こうやって人とやり取りすれば新しい発見があるんだ」と気づかせることもできると思いますので。
カブトムシ・クワガタ採りは宝探し気分でいく
そもそも「捕まえられなかったら無駄足」という感覚を捨てて、「探しに行くこと自体が楽しい」と思えるような雰囲気作りを子供と一緒にすることが大事かなと思っています。
もし見つからなくても、たとえば深夜・早朝にしっかり準備をして子供とお出かけし、木のあたりを観察してまわるって・・
これだけでも十分に楽しい体験のはずですよね子供にとっては。
「宝探し」にいっている気分で、「見つかったら大ラッキー」というぐらいの気持ちでいくと、とても良いのではないかなと。
見つかったときにはすごく満足度も高いですしね!
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カブトムシ・クワガタ採りで準備するべき道具
長袖・長ズボン(虫刺され注意)
虫除けスプレーをしっかりやる
懐中電灯
軍手
ヘッドライト(100円ショップで200円ぐらいで売ってます。あると、子供の迷子対策になります。点灯させた状態で子供の頭につけておきます)
虫かご
虫取り網
水・お茶など
などなどは定番の持ち物だと思いますが、専門的なおじさん集団から「持っておいた方が良い」と進められたのが
・金属製の小さいトング
もしくは
・金属製のハンガーを分解した棒状のもの
でした。
けっこうめくれた木の皮の裏側にカブトムシやクワガタは隠れていることが多いようなのですが、このときに木の皮をめくるのはアウトです!木が死んでしまいますし、そもそもその場所に次からカブトムシやクワガタが隠れられなくなるので、採れなくなってしまいます。木の皮を傷つけないように採るにはそこに何かをいれて虫をかきだす・追い出す、つかみ出す、が必要です。
そのためのこういう道具類。これらも用意しておきましょう。