NHK Eテレ「ノージーのひらめき工房」でクレープ屋さんごっこをしているのを子供と一緒にみました。
これ、見たのはけっこう前です。このあとにも同じ題材での放送が何度かあるみたいなので、最新の放送では少し内容が違っているかもしれません。
いつもなら「ふ〜〜ん」ぐらいで流すんのですが、今回はなぜか「これは・・やってみたい!」と思いました(^_^;)普段から工作をたくさんやる方ではないし、そもそも器用ではないので、うまく作れそうにないんですが・・
日曜日がやってきて、「今日はどこも行くところがなーい」となったので、子供と一緒に工作をしよう!と宣言し、ノージーのひらめき工房と同じように「クレープ屋さんキッチンカー」を作ってみることにしました。
一応言っておきますが、ぼくは器用な方ではなく、普段から工作をやっているわけでもありません。なので、出来上がりの見栄えも微妙です(笑)ですが、そんな僕でもこれだけできた、というのをみていただければと思います。えらそうに書いてますが、正直一般の素人以下の技量だと思ってください。
作業時間ですが、トータルで3時間30分ぐらいかかりました。
まあ・・途中で間違えたりもあったので・・(笑)
材料として・・まずはダンボール。うちの近くのスーパーでは、段ボール箱を持ち帰っても良いことになっているので、そちらで10枚ダンボールをゲット。
おそらく、本当にキレイに作りたいなら、ホームセンターでダンボールを買うのが良いと思います。
ちなみに、ダンボール10枚は使いませんでした(^_^;)失敗した分も含めて6枚ぐらいでした使ったのは。
なお、スーパーなどでもらってきたダンボールを使う際の注意事項ですが
「裏向きに使う」これが鉄則です。裏向きというのは、ダンボールに印刷されている「ポテトチップス」とかの字がみえない側を表にして使うということ。
このあと、画用紙で作った文字を貼ったりしますが、印刷がみえていたら見栄えがよくありません。必ず無地の側が表に出るようにしましょう。
ぼくは作ってる途中でこれに気がついて、一旦初めから作り直しました・・
使っていたガムテープも無駄になって、本当にもったいなかったので、初めからちゃんと意識しておきましょう。
出来上がりをイメージしながら作るのが大事。そこから逆算していけば失敗がないはずです!
そして道具類。
・画用紙(いろんな色のものを、しかもちょっと多い?ぐらい用意しておいてください)
・ガムテープ(ダンボールをくっつけるのに使用します。ガムテープの上にガムテープを貼ってもすぐに剥がれるので、ご注意)
・セロハンテープ(ガムテープを貼ると色が目立つところはセロハンテープでとめます)
・ハケ(「カスタードクリーム」となるノリを伸ばす用です)
・強力ハサミ(ダンボールが切れるもの。カッターを使うとなると、カッターマットが必要になるため、この強いはさみがあると便利です。100均で売ってます)
・えんぴつ、消しゴム
・ペン(油性でも水性でも、細すぎないもの)
・ビニール紐(生クリームがわりに使います)
・チューブのり(貼る作業用と、あとでハケを使ってクレープに塗る「カスタードクリーム」の役割を果たします)
・棒(のぼり旗をつけるのに使います。なければ固めの画用紙を丸めてセロハンテープでとめてつなげれば棒のようになります。下の写真にある旗の棒はそうやって作りました)
基本的に100円均一ショップで揃うと思います
これ・・この写真には関係ないものも入ってますね(^_^;)
うまく作るためのコツとしては・・道具や材料をケチらないことですかねぇ。。工作といえば、お金をかけずに自分で作る、というイメージですけど、工作をうまくやるにはやっぱりモノをそろえないとできないんですよね。
画用紙なんかは、いろんな色のものを使った方が絶対に見栄えがいいので、多めに用意しておきましょう。ペンも使いやすいものがあったほうがいいですね。
クレープ屋さんごっこを本気でやるなら、「それっぽさ」が大事です。そんなにたくさんのものを、しかもそんなにリアルに作ることは・・できなさそう。だったら、作れそうなもので、見栄えがして、作ってみたほうが良さそうなのは・・
・クレープ屋台(キッチンカー)
・クレープ焼き台
・クレープを引き伸ばす道具
・具となる果物
・クレープの皮
・絞り袋と生クリーム
・商品看板
・のぼり旗
これぐらいですかね。これらがそろえば「クレープ屋さん」感が出るはずです。
ということで、作り始めます。
ちなみに・・今回はもともと、うまく作れると思ってなかったので、作る途中の写真が撮影できていませんでした。なので、いきなり出来上がりますがお許しください(笑)
これは、作り始めです。
まずはクレープ屋台のキッチンカーを作ります。これはダンボールを裏返しにして2つを普通に箱の形にしてガムテープでくっつけたものです。
ここにピンクの画用紙で作った「クレープ」の文字を貼りました。ピンク色が雰囲気を出してくれます。
文字の切り出しは簡単です。画用紙に文字の形をえんぴつなどで書いて、それを切るだけ。太い文字にしておきましょう。
あと、文字だけだと味気ないので、飾り付けをします。ここで子供に協力してもらいましょう。色画用紙に星型、ハート型、丸、四角、三角などを書いて子供に渡し、ハサミで切ってもらいます。別にうまく切れてなくてもいいんです。まあ・・見た目にこだわるならそこはうまくやってよ!!と切れるところですが、工作はあくまで「子が楽しむ」ためにやっているものなので、見栄えはどうでもいい(笑)
切ってもらったら、つぎに貼っていきます。貼る作業はチューブの糊を使って。最近はスティックのりなどを使うことが多いと思うので、あえてのチューブのり。ベタベタと紙に手でつけてもらって、どんどん貼っていきます。
このとき、文字のピンクの色が映えるような色の形にしましょう。黄色とかがいいですね。
そして、子供には続けて、果物づくりをお願いします。
これも、形を書いて子供に切ってもらう、もし切るのが難しければ、切るところまで親がやって、子に貼ってもらう。
果物は2つのパーツを張り合わせてつくります。
いちご、キウイ、バナナをつくりました。貼ったあとに、少し鉛筆で柄を書いてもらう作業をしてもらってます。
写真の左上にあるのは、子が作った巨大いちごです(笑)こういうのを作ろうという発想が子供っぽいですよね(笑)これはこれで、「ふざけるな!」とは怒らずに「おもしろいな!!」と言って、飾り付けに活かすことにしました。
で、なんやかんやあって、
完成です!!!
なんやかんやのとこをちゃんと話せよ!と怒られそうですけど、今回は写真がないので(笑)
大人は「それがどういうものか」を考えれば、それなりのものを作ることができると思います。
看板とのぼり旗があると、一気にお店っぽくなるんですよね。
看板の字は文字の切り抜きだと面倒なので、ペンで書きました。
子供が作った超巨大いちごも看板についてます(笑)
キッチンカーのつもりなので、タイヤもついてます(絵ですけど)
屋台の車なので、正面は車っぽくしています。
そして、前の部分には子供入って、引っ張れるようにしています。こうすることで、どこへでも移動できる、本当の移動屋台カーになります。
屋台の上にはクレープ作るセットが。
焼き台とその上にクレープ生地をのばす棒、生クリームの絞り袋に、果物とチョコを入れたお皿です。
このあと、クレープを作って遊んだんですが、そこで作ったクレープを看板にとりつけて、よりクレープ屋さんらしさを高めました。
やってて思ったんですが、やってるうちに本当のお店を作っているような気がしてきて、本当に楽しくなりました(笑)
そして、ここまでやるのに「大変そう」と思うかもしれませんが、決してそんなことなく、大人なら誰にでもできると思います。
NHK教育(Eテレ)「ノージーのひらめき工房」で「屋台」の回をみて、クレープ屋さんを作ってみたいと思ったのですが、その回の録画をみて復習してから作ろうと思ったら・・録画が消えてて・・こまりました(笑)
でも、思い出しながらで、十分楽しそうなものができました。
大事なのは、
・面倒くさがらないこと
・道具、材料をそろえることをケチらないこと
・こだわり過ぎず、子供が楽しく協力できるようにすること
だと思います。
とくに子供がやる作業については、工作を始める段階で、何をやってもらうか、ある程度考えておきましょう。やれるレベルの作業でないと、頼まれてもできなくてすねちゃいますしね。
また、親が作るのにこだわりすぎるのもよくない。子供クオリティでいいんですよ。かっこいいの作りたくなってくるんですけどね、やってるうちに。でも、なぜ工作をするのか?と考えたら、子を楽しませるため、だと思います。その目的を忘れないようにしましょうね。
では、子と、このクレープ屋台を使って遊んだときの動画を御覧ください(笑)
ダンボールなんで、遊び終わったら、「捨てようか?」と子供に聞いたのですが
ダンボールゴミの日を超えてもまだ家に存在しています。
子供曰く、次の工作をやったらこれは捨てる
とのことでした。
・・ということで、次の工作の予約が入りました(笑)
次は、回転寿司だそうです!
ノージーのひらめき工房!!