Google Mapsで自転車での経路の調べ方をご紹介します。
Google Mapsアプリを開き、右上あたりにある「ひし形が2つ重なったようなマーク」をタップすると・・「地図の詳細」が選べます。そこに「自転車」というのがあるので押してみるのですが・・
これ、押してもほぼ何も変化がありません・・。他の「交通状況」や「路線図」等は押すとそれに合わせた情報が表示されるのに、「自転車」だけは変化がありません。
実はこれ、表示されていないようです。
まず初めにいうと、グーグルマップでは自転車での経路検索はできません。これは「日本では」ということのようです。なぜ日本ではできないのかというと、「自転車専用」という道がほとんど整備されていないからだそうです。
本来、上で紹介した「自転車」をタップすると、自転車専用道路が表示されるのだと思いますが、そういうものが日本ではほとんどないため表示されないのだと思います。
最近は道路の端に「自転車が走る場所」と決めてあるところがありますが、あれがいずれこのGoogle Maps上で表示されるようになるのか・・不明です。
なので、グーグルマップでは自転車検索はできないと覚えておきましょう。
その上で代替案がありますので、それをご紹介します。
自転車ルートを検索したい場合は「徒歩」で経路検索する
「自動車」で経路検索してしまうと「自動車専用道」のような、車でしか通れないルートが表示されてしまう可能性があります。また、車が通れないせまい道でも自転車なら押して歩くことで通れる場合もあります。
なので、
Google Mapsで自転車ルートを検索するときは「徒歩」で検索するのがおすすめです。
基本的にはその徒歩ルートで進めば目的地に到着できるでしょう。
自転車ルートの所要時間を調べる方法
これも手間はかかりません。
「徒歩」で経路検索をしたら、徒歩で行った場合の所要時間が表示されると思います。
徒歩の所要時間のおおよそ3分の1が自転車の予想所要時間です。
Google Mapの徒歩ルートはおおよそ1分80mぐらいの表示です。
これは大人がさっさと歩いたぐらいの速さだと思います。
徒歩 4.8km/h
自転車の速度は普通の大人が乗っていた場合、だいたい、時速15km〜20kmぐらいと言われています。
なので自転車のスピードは徒歩のだいたい3倍くらい速い、3倍ぐらい早く目的地に到着することができる、ということです。
これを覚えておけばよいと思います。
ちなみに徒歩の時速4.8kmは大人でもそこそこしっかり歩いた時のスピードなので歩きが遅い人やゆっくり歩くと時速3kmぐらいになってしまいます。
また、自転車も、子供やお年寄りなら時速15kmも出ません。その点は考慮しましょう。
ただ、Googleマップの徒歩の所要時間表示はだいたい「1分=80m」になっているようですので、それも覚えておきましょう。
信号等で止まる時間は考慮されていないと思います。
(この1分80mは、賃貸や分譲の不動産物件情報の「駅から徒歩何分」という表示も同じ基準です。信号等で止まることは考慮されていません)
また、高低差も考慮されていないと思いますので坂があるような道は実際にはもっと時間がかかる場合があると思います。
なお、「徒歩」ルートを検索すると、下部に所要時間が表示されますが、それを上にスワイプすると道順とともに標高グラフ(高低差を示すもの)が表示されます。これも参考になると思います。
Googleマップで自転車ルートを調べたときの注意点
上で書いたとおり、「徒歩」で調べているので、気をつけておくことがあります。
それは一般的な交通違反をしない、ということと同じなのであえて書く必要もないかもしれませんが、念の為です。
交通違反しない
まず、交通違反はしないようにしましょう。場所によっては「歩行者のみ」というところがあり、そこは自転車に乗って通行してはいけません。公園の中を自転車に乗ったまま突っ切るようなこともやめましょう。
ちゃんと標識や表示をみて、違反をしないように心がけましょう。
Google Mapで検索したのはあくまで「徒歩」ルートです。自転車で通って良い、というわけではありませんのでご注意を。
あと、自転車に乗りながらのスマホ操作、両耳にイヤホンをつけたまま乗ること、スマホから大音量でナビの音を出すこと
人に迷惑をかけない
もしかしたら人しか通れない、ギリギリ通れる道を通りたいときもあるかもしれませんが、そういうところを仮に通れるとしても人に迷惑をかけないようにしましょう。乗っても良い場所でも押して歩く、という気持ちも大切です。
自転車保険に加入しておきましょう
自分だけでなく、家族、子供が自転車で人に怪我をさせてしまうなんてこともありえます。
自転車で人に怪我をさせるような事故を起こした場合も自動車で起こした場合と同レベルの賠償金を請求されている例もあります。
すでに自転車保険への加入が義務化されている都道府県もありますが、そうでない都道府県の方も今から入っておいた方が無難です。何かあったときに取り返しがつかないことになります。お年寄りを自転車でひいてしまい死亡事故になってしまった例も多々あります。
入ってない人はとりあえず、今すぐ加入しておきましょう。明日、誰かに危害を加えてしまうかもしれませんよ!
こちらの保険は手続完了の翌日から補償開始だそうです↓
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