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TBS系列のドラマ「ペンディングトレイン 8時23分、あす 君と」
まず、この動画の結論をお伝えします
★★★★★
最終回、隕石の落下は
防ぐことはできず
世界は滅びる滅亡エンドだった
★★★★★
最後までみるとその理由がよくわかりますので、
ぜひお付き合いください。
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ペンディングトレインの最終回、みなさんはどんな感想をお持ちでしょうか。
僕の率直な感想をいうと・・「思ってたのと違った結末だった」でした。
もっと、SFに寄った内容になるのかな?と勝手に思っていました。
やっぱりタイムワープをしていて、さらに目の前に滅亡がせまっている・・
という状況なので、その滅亡をなんとか回避するためにどういうことができるか
その行動に焦点があてられるのかなと思っていたんですが・・
全くそうじゃなかったですね。
未来にいった5号車メンバーたちは、直哉はちょっと有名人ではあったものの
でも、「ごく普通の人達」だったわけで、隕石をなんとかする、みたいな直接的な行動はできないんですよね。
それは・・最後まで見ていて「たしかに、一般人なら呼びかけるぐらいしかできないよな」と思いました。
そして、呼びかけたところで誰も信じてくれないんですよね。
だから、今回の最終回で描かれたように、呼びかけた上で、自分たちが生き残るためにどうすれば良いか、という行動を取るのは当たり前か・・と思い直しました。
最終回放送終了直後に開催した「感想ライブ配信」の中でも話したんですが、脚本家さんが「このドラマはSF要素を取り入れた人間ドラマ」といわれていたんですよね。
つまり、SFが中心の話ではなかったということなんですね。
だから、最終回はみんなが想像していた話とは全然違っていて、
直哉・優斗・紗枝の心情が描かれるシーンがほとんどだったと思います。
それでとまどった方もけっこう多かったかもしれないですが・・
まあ、そもそもがSF中心の話じゃないんだよ、と言われれば納得できますよね。
感想ライブ配信では本当にいろんな話を、2時間以上にわたってさせていただきましたので、もしよかったら観てみてくださいね。
この動画の概要欄にある再生リストからご覧いただくことが可能です。
ラジオのように、何かをしながら聞いていただくこともできるかと思います。
では、今回は最終回をみて、僕が「こうなんじゃないか」と思った解釈の話をさせていただこうと思います。
なお、これが絶対正しいとは思っていませんので、みなさんが思う内容をぜひコメント欄に書き込んでくださいね。
こういう想像ができるね、という話をしていきますね。
寺崎が元防衛大臣で今は厚労省のトップと言われる人から話を聞いていましたよね。
その中で「FG1ロケットで小惑星の軌道を変化させようとしている」と説明されたんですよね。
このロケットが打ち上げられて・・ということが直哉たちの行動の裏で、日本政府が秘密裏に進めていたことだったんですよね。
その結果、どうなったかというと・・
ここがみんな解釈が分かれそうなんですが
本当に最後らへんのシーンで、蓮見教授のところへ待っていた電話がかかってきた!というシーンがありました。
そして、蓮見は「そうですか・・わかりました・・」と言って、ソファーに倒れ込むんですが
このシーン、一度目みたときは僕は
蓮見は電話の内容に安心して、気が抜けてソファーに倒れ込んだ、と解釈したので
「ロケット作戦が成功して、小惑星の軌道が変えられた」と思ったんですが
でも、ライブ配信のときの皆さんからのご指摘や二度目の視聴を経て、
そうではない結果の方だと思うようになりました。
つまり、ロケットの作戦は失敗した、小惑星の軌道は変えられていない・・
だから蓮見のこの表情は、「落胆」した、ということで、ソファーに倒れ込んだのも「もうどうしようもない」というあきらめからだという風に見えました。
そう考えた理由をこれから説明していきますね。
米ちゃんが、田中のおっちゃん宛に手紙を残していましたよね。
この時に残した方法というのが・・
自分たちが未来で過ごした場所と同じ場所と思われるところに
手紙を入れた缶を埋めておく、という方法でした。
そのスコップには自分の上着をかけておいたんですよね。
そしてこの手紙は・・30年以上未来にいると思われる田中のところへ届いてましたよね。
米ちゃんの上着も田中が着ていました。
でも、ここで疑問があります。
それは、米ちゃんたちが生きていた2026年から30年経った未来が、田中が今生きている未来なのか?ということです。
もしそうだとしたら、田中が生きている時代というのは隕石が落下した未来で、世界は荒廃しているはずですよね。
なので・・そこから考えられることとしては
2026年の、直哉・優斗・紗枝、米ちゃんが生きていたとき
あのみんながスイスへ逃げようとしていたあの時にそうなったかどうかは確定ではないですが、
田中が今生きている30年後までの間にやはり隕石落下は発生した、そう考えられるんですよね。
もし隕石落下が起こらなかったら、世界が荒廃しないわけで
もし世界が荒廃しないんであれば、田中が生きている未来へはつながらなくなり
手紙も上着も田中の元に届くことはなかったはずですよね。
ということから想像すると、
やはり、今回のタイミングで・・結局、隕石が落下した
と考えるのが自然であると思います。
ちょっとややこしい話をしますが
未来の世界から2026年に帰って来る前に、加藤がパラレルワールドの話をしていましたよね。
もし過去が変わってしまったら、今いる未来の世界とは別の未来の世界が出来上がり、
今いる未来の世界とは別の世界線になる。
そして、パラレルワールドができあがるきっかけは、
おそらく、元々の時代とは別の行動を取ることでした。
今回であれば、まずは未来にいた人たちが2026年に戻ったこと。
これだけでも過去が改変されていますが、さらに2026年に戻ったあと、隕石の話をいろんな人にしたことで、ロケットを飛ばして隕石を破壊することになったこと。
こういう行動を取れば取るほど、元の世界線とは違う未来をたどっていくことになると考えられるんですが・・
パラレルワールドの考え方に
小さい事象の変化はあったとしても、歴史の大きい流れは変わらない
というのがあります。
未来から人が2026年にやってきたことや
隕石落下のことを伝え、それを回避するように周囲に働きかけたことは
もちろん歴史を変えているんですが
でも、「隕石が落下した」という重要な事実だけは改変されなかった
そういうことなんだろうと思います。
・・とすると、ここに残った直哉・優斗はおそらくしんでしまった・・ということになるかもしれないんですが、
直哉は優斗へ「一緒に行こう、生きよう!」と言っていたので
このあと、2人は一緒にスイスへ向かうのかもしれないですね。
この日は隕石落下の当日ではないので、まだこのあと急げば間に合う気がします。
最後には虹が見えていたので、直哉と優斗の2人には希望がある気がしますよね。
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今回はここまでです。
みんなで考察できると嬉しいです。コメントはできる限り返信します。
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