ひなぴし ドラマ考察

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下剋上球児 最終回ネタバレ感想!あらすじ・ストーリー!最終話注目ポイントの解説

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2023年 TBS 日曜劇場

「下剋上球児」感想・考察

 

■出演者

役名 ー 俳優名・女優名

 

南雲脩司(なぐも しゅうじ)
演 - 鈴木亮平(青年期:平川丈)

三重県立越山高校
教諭
山住香南子(やまずみ かなこ)
演 - 黒木華


横田宗典(よこた むねのり)
演 - 生瀬勝久


丹羽慎吾(にわ しんご)
演 - 小泉孝太郎


服部秀紀(はっとり ひでき)
演 - 今里真


和辻(わつじ)
演 - 森下じんせい


郷田(ごうだ)
演 - 井上拓哉


堀江愛子(ほりえ あいこ)
演 - 上田遥


野球部員
犬塚翔(いぬづか しょう)
演 - 中沢元紀


根室知廣(ねむろ ちひろ)
演 - 兵頭功海


椿谷真倫(つばきや まりん)
演 - 伊藤あさひ


日沖壮磨(ひおき そうま)
演 - 小林虎之介


久我原篤史(くがはら あつし)
演 - 橘優輝


楡伸次郎(にれ しんじろう)
演 - 生田俊平


日沖誠(ひおき まこと)
演 - 菅生新樹


長谷川幹太(はせがわ かんた)
演 - 財津優太郎


藤本大牙(ふじもと たいが)
演 - 鈴木敦也


富嶋雄也(とみしま ゆうや)
演 - 福松凜


野原舜(のはら しゅん)
演 - 奥野壮


紅岡祥悟(べにおか しょうご)
演 - 絃瀬聡一


その他
宮沢
演 - 伊達さゆり


周辺人物
南雲家
南雲美香(なぐも みか)
演 - 井川遥


南雲青空(なぐも あおぞら)
演 - 番家天嵩


南雲なぎさ(なぐも なぎさ)
演 - 倉田瑛茉


山崎七彦(やまざき ななひこ)
演 - 中村シユン


犬塚家
犬塚樹生(いぬづか みきお)
演 - 小日向文世


犬塚杏奈(いぬづか あんな)
演 - 明日海りお


犬塚敏生(いぬづか としお)
演 - 吉田ウーロン太


星葉高校野球部
賀門英助(がもん えいすけ)
演 - 松平健


江戸川快斗(えどがわ かいと)
演 - 清谷春瑠


児玉拓海(こだま たくみ)
演 - 羽谷勝太


越山ドーマーズ
下川原祐一(しもかわら ゆういち)
演 - 鳥谷敬


ジョンソン
演 - 新浜レオン


紺野毅(こんの つよし)
演 - 山本浩貴


その他
根室柚希(ねむろ ゆずき)
演 - 山下美月(乃木坂46)


青沼健太(あおぬま けんた)
演 - きょん(コットン)

 

 


■スタッフ

脚本    …    
奥寺佐渡子


原案    …    
「下剋上球児」(菊地高弘/カンゼン刊)


音楽    …    
jizue


主題歌    …    
Superfly「Ashes」(ユニバーサル シグマ)


プロデュース    …    
新井順子


演出    …    
塚原あゆ子

山室大輔
濱野大輝


編成    …    
黎 景怡
広瀬泰斗


製作    …    
TBSスパークル
TBS

 

TBS系列日曜劇場のドラマ「下剋上球児」

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今回は、最終回で僕がとくに驚いた伏線回収シーンについてお話しさせていただきたいと思います。

この動画を最後まで観ていただくと、最終話で判明したことをざっと確認できますので

最後までお付き合いをお願いします。

このあとの内容が気になるという方は、ここで、いいねボタン 👍

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まず、越山高校にはお金の問題がありましたよね。

もし三重県大会の決勝に勝ったとしても、甲子園出場にかかる費用の3千万円が用意できそうにない。

だから出場できない、ということになりかねない・・

となり、クラウドファンディングでお金を集められないかという案も出ましたが

それだと時間が足らないとのことでした。

そこで南雲の妻である美香が提案したのが、人がたくさん集まるイベントでの告知。

そこで告知することで一気にお金を集めるという方法だったんですが

球場に応援に来ていた松坂の人たちにお願いして、「肉祭り」で告知させてもらうことになっていました。

その肉祭りに越山高校も出店して、一気に寄付を集められたんですね。

これが私立の高校なら甲子園出場は宣伝になるし、来年以降の志願者が増えることも期待できるので、銀行からの融資を受けるという方法もありますが、公立ではそれは難しそうなので・・どうするのかと思っていましたが、面白い方法で解決されたなと思いました。

最終回の試合途中に松坂の人と出会うシーンもあり、すごくうまい展開だと感じました。

 

決勝戦の越山高校、先発ピッチャーは準決勝に続き、背番号1の犬塚翔ではなく、根室でした。

ここは色んな見方があると思うので、もし違う見方をした人がいたら教えてほしいのですが

僕は、南雲が最終的にこのチームのエースとしたのは根室だったんだと思いました。

根室は準決勝でもかなりの球数を投げていて疲労していたはずなのに

決勝でも根室を登板させました。

南雲は「勝つことにこだわる」と言っていたので、根室に投げさせるのが最善と考えたんでしょう。

根室は高校卒業後はスカウトされた大学へ進学し、その後社会人野球へ進んで、お金をもらって野球をしていると描かれていました。

たいして犬塚翔の方は野球のコーチはやっているものの、自分で野球をやることはやめているようだったので・・最終的に才能が上回ったのは根室だった、ということだったのかなと思いました。

 

かといって、犬塚翔がぞんざいに扱われたわけではなかったと思います。

根室→阪と継投して、最後の抑えとして南雲が送り込んだのが翔でした。

そして、翔は見事期待にこたえ、伊賀商業をおさえたことにより優勝できたんですよね。

準決勝で決勝点を上げるヒットを打ったのも翔だったと思います。

翔の力もあったからこそ、越山高校は甲子園に出場できたんですよね。

翔自身が過去に、星葉高校に入りたかったのに受験に失敗したこと、それに対する下剋上を果たし

 

さらに、翔は祖父であり、決勝戦の日に目の手術を受けていた犬塚樹生の想いも果たしたと思います。

この犬塚樹生の下剋上も果たしたと思います。

犬塚樹生は「おまえは何もしなくていい」と言われてきた人生で、これまで何も成し遂げたものがなかった、と言われていました。

そんな樹生が想いを託したのが孫の翔だったんですよね。

翔が星葉を破り、甲子園出場を果たしてくれたことは、樹生おじいの下剋上にもなったと思います。

この「下剋上球児」というドラマは、もちろん「底辺」と言われていた野球部員たちが下剋上を果たし甲子園出場をするという物語ではありますが

教員免許偽造という罪をおかした南雲がもう一度浮き上がるための物語でもありましたし、

犬塚おじいと翔の下剋上でもあったと思います。

 

1つ、試合中のプレーの解説をしておきたいと思います。

俊足の久我原が代走で出場したシーンがありましたよね。

久我原は準決勝で頭を強く打って48時間は安静にしろと言われていました。

決勝は準決勝の翌日だったので、医者の言いつけを守れば出場できませんし

久我原の母親も止めていました。

それを無理やり来て出場していたので、かなりびっくりしましたが・・

「代走」での出場といっても、本気で盗塁させるつもりではなかったというところがミソだなと思いました。

さすがに、頭に異常があるかもしれない久我原に、本気で走らせるわけにはいかない。

でも、久我原が代走で出た時、山住は「音速でいけー!」と叫んでいました。

これも、わざとだったんですよね(笑)

 

ノーアウト1・3塁で、南雲が取った作戦は「トリックプレー」でした。

要は、相手チームをだます作戦です。

だますといっても、正統なルールの範囲内のことなんですけどね。

 

南雲が「どんな手を使ってもいいか」と部員たちに聞いた時に、キャプテンの椿谷が「ルールに則ってれば、姑息もせこいもない」と言っていました。

ここは僕はちょっと笑ってしまったんですよね(笑)

南雲は教員免許取得に際しては、「ルールに則らない方法」で不正を働いた人間だったので・・椿谷は南雲のことを言っているのか?と思ってしまいました。

 

久我原が2塁へ走る、というのは「ダブルスチール」という作戦でした。

1塁ランナー久我原が2塁へ走った時にキャッチャーが2塁へボールを投げる

その間に、3塁ランナーがホームへ走る、という作戦です。

この状況だと通常は、1塁ランナーが盗塁してもキャッチャーは2塁へ投げないことも多いんですが

それを伊賀商業のキャッチャーは投げてしまった。

 

これは南雲が賀門から受け取ったメモにもキャッチャーが弱点というようなことが書いてありました。

 

で、さきほど言いましたが、久我原は本気で走るわけではなく、途中でつまづいた

つまづくことで、守備側はすぐに久我原をアウトにできないですよね。

だからその間に、3塁ランナーがホームへ走っていても

まず久我原をアウトにしようと思ってしまい、ホームへボールを投げるタイミングが遅れてしまいます。

 

・・ということで、3塁ランナーがホームインしてましたね。

久我原へ「音速でいけー!」と言っていたことなどが、伊賀商業の盗塁警戒を強め、

そしてダブルスチールが成功したんですよね。

いや、久我原はアウトになるんですけどね、久我原のプレーにより1点を取ることができました。

 

最後に、僕が今回、一番「なるほど!」と思ったシーンをご紹介します。

準決勝の星葉高校との試合前に、星葉の応援はすごい音だから、何度も星葉のブラスバンドの応援を聞くことで慣れておけ、という話がありましたよね。

この作戦は・・原案の方にもあった話かがわからないんですが、かなり良い作戦ですよね。

聞き慣れた音楽であれば、相手チームの応援でも、萎縮しないでプレーできそうです。

結果的に星葉高校戦は勝ちました。

試合後、賀門から「ブラスバンドを使ってやってくれ」と南雲は言われていたんですが

これがまたすごいつながりになってるなと。

 

決勝戦では星葉高校のブラスバンドが越山高校の応援に来ていたんですが

そこで流されたのが星葉高校のチャンスの時に流れる曲でした。

それを聞いて南雲はリズムを取るように、楽しそうにしていましたが・・

これ、要は、準決勝の前からずっと星葉高校のブラスバンドの曲を聞いていたからこその行動ですよね。

だから、決勝ではずっと聴いてきた星葉高校の曲が越山高校ナイン全員の強い力になったと思います。

ただ準決勝が戦いやすくなったというだけでなく

決勝戦にまでこの音楽の話がつながっている、というのはすごい描き方だなと思いました。

 

ということで、最終回の全てを解説はできませんでしたが

気になるところのお話しをさせていただきました。

このドラマ、特に後半はすごく感動したし、画面に釘付けになるシーンも多かったんですが・・

僕は正直、主人公・南雲の無免許設定は・・不要だったと思います。

不要というか、安易に入れるべきではなかったと感じました。

このあたりの話は、最終回放送直後の僕のライブ配信の中で話しているので

興味がある方はぜひご覧ください。

 

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