3人のジブン
正確にはもっとたくさん、いっぱいいるんだけど
代表として3人
あっちのぼく
おれ
こっちの自分
あっちのぼくのことはよく知ってる
何を考えているかも
何を言うかも
何をして何を喜んで、何を後悔するかも
こっちの自分のことはよく知らない
というより
よくみえない
みえてるような気がしてるだけ
もしかしたらいないかもしれない
あっちのぼくが後悔してることで、
おれも後悔してる気がする
あっちのぼくが努力してるおかげで
いまのおれがある
こっちの自分はおれをみてるのかな
こっちの自分は、おれのことも、あっちのぼくのこともみてる
でもほんとはいないかも、しれない
あっちのぼくからはおれのことがよく見えてないらしい
たぶんこっちの自分のことなんて、想像もつかないかも
おれの方が、少しはみえてるかな
たのしくすごしたい
いつもおもうけど
よくみえないこっちの自分をおもい
たのしくすごせないときがある
こっちの自分が悲しんでたらどうしよう
おれが楽しんでていいのかなって
でも
おれはあっちのぼくに
そんなこと考えなくていいよ
って言ってあげるのにな
たぶん
あっちのぼくにはその声が届かないように
こっちの自分の声はおれに届いていない
おれが楽しくないと、こっちの自分も楽しくないんだろうな
みえなくて不安だから
ぬか喜びしたくないから
とりあえず楽しまないようにすることもあるんだよね
あっちのわたしを振り返ったり
こっちの自分を望んでみたり
みんなすると思うけど
「声が聞こえたことはありますか。」
あっちのぼくの声だけは、よく聞こえるんだけどな
こっちの自分は、「いる」んだろうか
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