iPhoneのスクリーンショットを使って、誰かになにかを説明するときに、写真や画像に書き込みしたい場合があると思います。
でも、写真や画像への書き込みってそれ専用のアプリがいるんじゃないか・・と思っている人いませんか?実は今のiPhoneにはその機能が備わっています。昔はたぶんなかったと思うんですよね。なので、アプリを使っていたんですが、今は「写真アプリ」を使うだけで書き込みが可能です。
どんなことができるかというと
写真や画像に・・
・示したい場所に四角や丸を描いて囲むことができる
・吹き出しをつけることができる
・矢印を書くことができる
・テキストを追加できる
・手書きの絵や字を書き込むことができる
などなど。スクリーンショットを使ってなにかを説明したりするには十分な機能です。
今回はその機能のご紹介です。使い方は・・使ってみればたいていわかると思いますので、詳細は省略させていただきますm(_ _)m
マークアップ機能の紹介
編集したい写真(画像)を、写真アプリで開きます。
右上に「編集」というボタンがありますのでこれをタップ。
右上の◯で囲まれた「・・・」をタップ。
「マークアップ」をタップします。
マークアップというのが写真編集の機能です。
そうすると、下部にえんぴつやペンのマークが出ます。
左から、ペン、マーカー、えんぴつ、消しゴム
これらは選択したあとにもう一度タップすると太さや透明度などが選べます。
斜線が入っているのが「選択」ツールです。これは描いたものを移動させるときに使います。
そして、定規。
黒丸は色の設定です。
とくに覚えてほしいのが「+」です。
「+」をタップすると・・
★テキスト…好きな場所に文字を入れられます。フォントを選ぶ、大きさを変える、色を変える、右寄せ・中央寄せ等を変えられます。
★署名…これは写真アプリの時よりもメールアプリで活躍しそうな機能ですが、届いた文書に手書きの氏名等を入れたいときに使う機能です。書いたものを登録しておくと次から簡単に呼び出せます
★拡大鏡…一部分だけを大きく表示する機能です。拡大鏡の範囲やズーム率を変更可能
★図形…この図形を簡単に入れられます!
この機能をまずは覚えましょう
□をタップすると、□が表示されます。
★大きさの表示を変えることが可能
★線の太さ変更可能(3段階)
★中を塗るのと透明の切り替えが可能
右上の完了をタップし・・
この画面で右下の「✔」をタップすれば完成です。
もうひとつ、定規をタップすると、定規が表示されます。これはまっすぐの線を引くためのツールです。
二本指でタップすると角度の変更が可能です。
定規のどちらの端でも良いので、そこに沿うように指を滑らせると、まっすぐの線を引くことができます。
線の種類はペン、マーカー、えんぴつから選びましょう。
定規を外すとこんな感じになります。
ちなみに、どんな編集でもすぐに1つ前の状態に戻すことができます。
上部にある「マークアップ」という文字の右にある「矢印がぐるっと回ったマーク」が「1つ前に戻す」ボタンです。
この「マークアップ」はメモアプリやメールアプリにも同じ機能があるので、覚えてしまえばかなり便利に使いこなすことができると思います。
個人情報など隠したい情報に注意
誰かになにかを説明するときや、WEBサイト・ブログ等にスクリーンショットを公開するときは個人情報など見せたくない文字が映り込んでしまっていることがあると思います。
そんなときにこのマークアップ機能を使って文字を隠す・・としたいところですが、1点注意があります!
とくに「マーカー」を使って塗りつぶした時ですが、やってみるとわかりますが、マーカーの場合は少し端が透けているような状態になります。
これ、見た目状は文字が完全に隠れていても、その写真をみた第三者が写真の明るさ設定等をいじると隠したはずの文字が透けてみえてしまったりします!
「ペン」や「えんぴつ」でも注意が必要でしょう。
もし隠す場合は、「□(四角)」を中塗りつぶしで使うようにしましょう。
ただ、一番安心なのは、そういう写真は使わない、ということにはなりますが・・(笑)
編集前の状態に簡単に戻すことが可能
マークアップの機能の便利なところとして、すぐに編集前の状態に戻すことができる、というものがあります。これは他のアプリで編集してしまうと難しいと思います。
一度編集した写真をもう一度開き、右上の表示される「編集」をタップすると・・
右下に「元に戻す」というボタンが表示されます。
次に「オリジナルに戻す」というボタンが出ますのでこれをタップすると、元の写真にもどります。
なお、戻してしまうとまた編集した状態に戻すことはできなくなります。
もしまた編集したい状態にする可能性があるのであれば操作する前に「複製」しておきましょう。同じ写真をもう一枚保存する操作です。
「複製」は写真を開いたときに左下に表示される□から↑が出ているマークをタップしたときに表示されるメニューにあります。
ということで、写真や画像に説明を書き入れる、ちょっとした文字や図形を描く場合はiPhoneの写真機能「マークアップ」を使うのがもっとも簡単で便利です。
ぜひ使いこなしましょう!