ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

星野リゾート、老舗旅館を改修。浜松市の舘山寺(かんざんじ)温泉の老舗旅館「花乃井」。

全国各地で経営不振に陥った旅館やリゾートの再生を手がけている星野リゾートが
また新たに老舗旅館の再生に取り掛かったそうです。

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客室数66室の大型旅館として主に団体客を受け入れてきたが、温泉旅行の利用客が団体から個人へと移行するなかで経営に行き詰まった

個人客を取るための策を持ち合わせてないんでしょう、古くからの旅館業界は。
旅行代理店頼みで、団体客を取ってきた。

団体旅行の需要が減り、個人旅行が拡大。
個人に選んでもらうには「特徴」が必要です。

宿に行くことそのものを楽しむ旅行をする人も多いからです。

まずは外観。

インターネットなどで写真をみて他の施設と比較されます。
そのときに特徴を出せる外観であることが望まれる気がします。

そこでたとえば今回の「花乃井」では設計を有名な建築家の方が担当されたそうです。

そして
お客さんが他の人に言いたくなるようなちょっとした気遣い・サービス。
これが重要でしょう。

インターネットでの旅行選びではクチコミ情報が絶大な影響力を持っています。
ここに書いてもらえるようなサービスを提供すれば…評判は上がり、さらなる集客が可能でしょう。

では、それってどういうこと??

これは自分が客だったら嬉しいこと。そういうことでしょう。
インターネットを使って旅行を探すのは、60歳以上の方より、その下の世代が多い。
「老舗旅館」といわれるような施設で力をもっている方が60歳以上だったら・・・たぶんそういう発想は難しいような。

星野リゾートはそういう気遣い・サービスがうまい企業なのではないかと思います。

そして違う側面として、徹底的なコストカット。
集客のために必要な要素以外は徹底的に排除していく。
「老舗旅館」が売りとしてきたものでも、それが集客につながらずコストがかかっていれば改良、もしくは廃止でしょう。
そういうものに縛られて改革ができない施設は多いでしょうから…再生を目指すのであれば当然だと思います。

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慣例にとらわれ、これまでやってきたことを続けるだけではジリ貧です。

待っていたら客がやってきた時代は終わりました。
遊びは多様化しています。

旅館だけでなく、サービス業全般に攻めの姿勢が重要ですね。

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