ひなぴし ドラマ考察

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映画「モテキ」感想・レビュー・評価・口コミ、守山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子



モテキ的音楽のススメ 映画盤


※ネタバレ的なこともあると思うので、それが嫌な方は読まないように(笑)※


★あらすじ

31歳の藤本幸世(森山未來)は、金なし夢なし彼女なし。派遣会社を卒業し、ニュースサイトのライター職として新しい生活を踏み出そうとしているが、結局のところ新しい出会いもないまま。だがある日突然、“モテキ”が訪れた。キュートな雑誌編集者・みゆき(長澤まさみ)、清楚で素朴な年上OLるみ子(麻生久美子)、ガールズバーの美人店員・愛(仲里依紗)、美貌のSキャラ先輩社員・素子(真木よう子)というまったくタイプの異なる4人の美女の間で揺れ動く幸世。「こんなの初めてだ……今まで出会った女の子と全然違う。冷静になれっ、期待しちゃダメだぁ……」モテキの波を越えて、幸世は本当の恋愛にたどりつくことができるのか……。

モテキ|MOVIE WALKER PRESS

モテキ|映画情報のぴあ映画生活

モテキ (2011):あらすじ・キャストなど作品情報|シネマトゥデイ


★作品データ

製作年 2011年
製作国 日本
日本公開 2011年9月23日
上映時間 118分
配給 東宝
ジャンル ヒューマン
監督 大根仁





★ドキドキ感

前半は「ワイワイお祭り的」だけど、後半は恋愛映画っぽい感じになるので、この2人結局どうなるのかなというドキドキ感はあります。

ラブシーンが多い!!まあ、モテる映画なんで当たり前ですが。話題になっていた森山未來さんと長澤まさみさんのラブシーンも・・・やっぱり高校生役とは違いますよね〜。

大人な感じのラブシーンです。
映画館には、まだまだ経験浅そうな(失礼ですが)高校生男子もたくさんいましたが、あのシーンだけで・・・↑↑↑っぽい気がします(笑)


★泣ける感

観てる人が泣くってことはないと思います(笑)基本的にはコメディ的な作品なので。

「泣いているシーン」としてはヒロインの長澤さんよりも、麻生久美子さんが泣くシーンの方が印象に残っています。「私重いかなぁ????!!!」・・・・重いです。。(笑)

でも、ぼくは個人的にはですが、今回出演の4人の女優さんなら麻生さんが一番いいなと・・・あの年齢であの若々しさは、何か隠していることがあるとしか思えません(笑)

・・・って言ってたら、麻生さんの年齢、「あの年齢」と言っていいのかという年齢でした。
現在33歳。役も33歳の役でした。


★笑える感

後半はややシリアスチックになるところもあって本格的に恋愛映画になっていきますが、前半は笑わせるシーン満載です。主人公の心の声がひたすら聞こえてきますが、それが笑えます。ぼくもこんなことを思ったり、一人のときに、こんな行動とったことあるような・・・(笑)

主人公である「藤本幸世」に少しでもシンパシーを感じる方は・・・「あるある」ばかりだと思います。残念ながら・・・ぼくはけっこう「あるある」でした(笑)


★考える感

やっぱり男女とも「あるある」でしょうね〜。実際にはやらない、言わないけど・・・こういうこと考えちゃうなっていうことがたくさん出てきます。男は男なりの、女性は女性なりの。それがお互いにはわからないもんなんですよね〜当事者だったら。こうやってお話としてみると客観的に「そうだよね〜」って思えるんですけど(笑)


★ストーリー

ぼくは原作知らないし、ドラマも観ずに映画だけをみたのですが、十分楽しめました。ドラマの話の数年後・・・っていう設定だったんですかね、映画は。ドラマを知らなくても大丈夫でした。
4人の女性・・・ですけど、まあ長澤さん60%、麻生さん30%、仲さん8%、真木さん2%ぐらいでしょうか恋愛度は。4人が奪い合い・・・って感じではないです。
モテキって本当にくるのかなぁ・・・?きたとして、こんなに男が嬉しい状況って発生するものなのか・・・って疑問に思っちゃうところも多々ありますが、経験上・・・・まあそういうことも、ときもたまにはあるかもしれないですね(笑)これって自分だけの話じゃなくて、たまたま出会った人がどういう人なのかということも影響するので、モテキがやってきたとしても自分の思いどおりにはならないこともあるんだよって、恋愛経験少なそうな高校生男子には教えてあげたいなと思いました(笑)


★ラスト

ラストはやや唐突感があります。ハッピーエンドなんですが、それで良いのか??と思うところも。
「付き合う相手で成長できる」っていう話はたしかにあると思います。逆に相手によっては成長できない。。ラスト、長澤まさみさんがやっていた役「みゆき」さんは成長できる選択ができた・・のかなぁ??


★出演者

☆森山未來さん
一番びっくりしたのは、ダンスがすげーうまいこと。パフュームと踊っているシーンがあるのですが・・・観てない人にはわからないと思いますが、音楽映画的な要素もややあります・・・そこで見せるダンスは、そんじょそこらの人のレベルではないなと思いました。素晴らしい。あと、エンドロールでスチャダラパーさんと「今夜はブギーバック」を歌っていますが、歌も上手です。

☆長澤まさみさん
「清純派」とは違う役ということでしたが、違う魅力をアピールできていたと思います。小悪魔的な感じ。巨乳アピールもしていましたよ!今まで同様のかわいらしさも出ていたと思います。

☆麻生久美子さん
歌がうまい!竹内まりやさんの「カムフラージュ」相当いい感じでした。
とにかく・・・33歳であの感じは・・う〜ん、ロリコンで無い限りはめろめろだと思います(笑)

☆仲里依紗さん
ケバケバメイクとすっぴんメイクのギャップが素敵★仲さん今まで実はあんまり知りませんでしたが、すっぴん(ぽい?)ところをみて、いいな〜と思いました。

☆真木よう子さん
SPの真木さん、そのままです(笑)あの役が好きな人なら絶対好きです。とび蹴りするシーンもあります(笑)


★映像

やっぱり森山未來さんのダンス映像スゴイ!
森山さんの「藤本君」の家、長澤さんの「みゆきちゃん」の家、家の中の映像がけっこうすごいなと。
一方はとっても雑然としている、もう一方はとてもスタイリッシュ。

あと、エンドロールが面白かったです。
映画自体がWEBサイト「ナタリー」と協力しているようで(藤本くんが勤めている会社がナタリーでした)、エンドロールは「ナタリー」の画面のようになっていました。しかも、森山未來さん+スチャダラパーの「今夜はブギーバック」も流れて、最後まで飽きない感じ。工夫されていました。

▼ナタリー「モテキ」
モテキ - 音楽ナタリー 特集・インタビュー


★音楽

「音楽映画」といってもいいぐらい、たくさんの曲が登場します。しかも、けっこう・・・これは!!と思える曲が(笑) モテキ - Wikipedia

「J-POP」Half-Life
「マルマルファンク(映画『モテキ』Live ver.)」在日ファンク
「格好悪いふられ方」大江千里
「SELF CONTROL」TM NETWORK
「安めぐみのテーマ」ジョニー大蔵大臣(水中、それは苦しい)
「いかれたBaby」フィッシュマンズ
「Baby Crusing Love」Perfume
「走れ!」ももいろクローバー
「Lifetime Respect」三木道三
「ワック♪ワック♪B-hack」B-hack
「粉雪」レミオロメン
「カムフラージュ」竹内まりや
「あの娘ぼくがロングシュートを決めたらどんな顔するだろう」岡村靖幸
「悦びに咲く花」ACO
「失格」橘いずみ
「愛のバクダン」「ultra soul」「衝動」B'z
「Love Forever」加藤ミリヤ×清水翔太
「LOVER SOUL」JUDY AND MARY
「友達じゃがまんできない(作詞・作曲 前野健太)」performed by ナキミソ
「ばらばら」星野源
「カルアミルク」岡村靖幸
「long time」rei harakami
「東京」くるり
「ヤード」TOKYO No.1 SOUL SET
「物語はちと?不安定」N'夙川BOYS
「今夜はブギー・バック (smooth rap)」スチャダラパー featuring 小沢健二


★余韻

ハッピーエンドなので、嫌な気分は残りません(笑)清清しい感じ?ですかね?まあ、特別ずっと考えるようなこともありませんが。

あんなことが自分にもあったような、なかったような・・・とちょっと自分のことを振り返ってみたりはしました(笑)


★原作

モテキ 1-4.5巻コミックセット (イブニングKC)


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