Twitterでみかける言葉
「よるほー」
「ひるほー」
についてご紹介したいと思います。
よるほーの意味とは?元ネタ・由来
よるほーが主に使われる時間は、午前0時です。
つまり、午前0時の時報のような形でツイートされるのが「よるほー」です。
ただ、「夜ですね」「夜も更けてきた」的な意味で使っている人もいると思いますので、午前0時ではない場合もあるかもしれません。
「よる」はもちろん「夜」
「ほー」は夜に鳴く、フクロウの鳴き声から。
なので、フクロウが夜を知らせているイメージで「よるほー」とツイートする
ということになっています。
以前は「よるほーbot」というアカウントがあり、「午前0時00分00秒」に「よるほー」とツイートできたかどうかを判定してくれるサービスがありました。
ちょうどにツイートできると「おめでとう」という祝福と、何回ちょうどにできたかで段位を認定する、というサービス内容だったため、みんなが競って「よるほー」とツイートしていました。
その名残りで、今も「よるほー」というツイートをする人がいるようです。
よるほーbotの営業は終了いたしました。長い間ご愛顧頂ありがとうございました。
— よるほーbot (@yoruho) 2012年10月22日
さみしいことに、2012年でサービスは終わっていますが・・「よるほー」を午前0時にツイートする習慣は残っています。
フォロワーが3000人を超えているので、それだけの人が当時は毎日参加していたのでしょう。そうなると、Twitter全体で「よるほー」という言葉を目にした人も多かったはず。このあそびに参加していなくても「よるほー」は午前0時の言葉だと認識した人がまた別のところで「よるほー」とつぶやいて・・どんどん増えていったのかなと。
「よるほー!」というツイートをみたら、「よるほー!」と反応する
というのが良いかなと僕は思いますが、まあ時報みたいなものなので、別に反応してほしい言葉ではないかもしれませんね。
ちなみに、「よるほー」自体は2008年・2009年頃にはTwitterでツイートされていたようですが、一番最初に誰が考案したかは不明です。
なお、派生版として「うしほー」というのもあるようです。
これは「丑三つ時(うしみつどき)」午前2時を指す言葉です。
「ひるほー」の意味、由来、元ネタとは?
「ひるほー」の方は、完全に「よるほー」から派生した言葉だと思います。
午前0時が「よるほー」だから、午後0時は「ひるほー」ということです。
フクロウは昼には鳴かない気がしますしね(笑)
Twitterは140文字という制限があって、昔から俳句という文字数に制限がある書き言葉に慣れている日本人に向いている、と言われています。
昔でいうと、ポケベルを使っていた人たちは数字だけでいかに言葉を使えるか、たくさんの表現をするかを考えていました。
Twitterは言葉あそびをする場所として最適ですが、「よるほー」みたいな省略語が生まれてそれを合言葉のようにツイートし合うのも面白いと思います。
これって海外にもあることなんですかね?
Twitterは日本でとくに流行っていると言われますが、昔からの日本人の言葉との関わり方に関係しているのかもしれないですね。
「とらほー」「どらほー」もあります