映画「THE LAST NARUTO THE MOVIE」感想・口コミ・評価・評判・レビュー・あらすじ・ネタバレ、うずまきナルト、日向ヒナタ
「原作のその先へ」
ということで、原作が終了して、その先を描いた物語ということで。
これを正確に描くには・・ということで、原作者の岸本斉史先生も制作に参加されてます。
岸本斉史先生の名前の読み方・・わかりますか?(笑)
「きしもとまさし」です。
岸本先生はアニメけっこう好きなんですかね。
というより、ナルトアニメを信頼してるってことかもしれませんね。
原作の先を描くなんて、美味しいところをアニメスタッフへ委ねたわけですから。
もしかしたら、かなりアニメに興味があるのかも・・
というのも、今作の初日舞台あいさつで
来夏にナルトの息子「ボルト」の話をアニメ映画で公開!
が発表されましたしね。
こういうのって珍しいですよね。
原作者がここまで出てくるアニメっていうのも。
最近になって、映像に岸本先生が出てこられることも増えてるように感じますし。
ナルトの物語は・・そもそも
ナルトという少年が大きくなって、夢をかなえていく話でしたが
その中で先祖の話があり、仲間のしがあり、
その子供が登場して、その子が成長して・・と
単に1人の少年の話ではなく、
代々受け継がれていくもの
そういうものをみせてくれるお話でした。
だから・・これからも、その続きを・・見せて欲しいなと。。
漫画でなくても、アニメや映画で、
これからもNARUTOの、忍者の、シノビの世界の続きを見せて欲しいなと
そう思います。
アニメや原作ファンの中には、やっぱり原作終了後の続きがみたい!!
という人も多いです。
まあ、それは要らないって人もいますけど・・
ぼくは観たい方です!!
そういう願望を、わかってくれる、
というか、自分自身も観てみたい
そう思ってるのが岸本斉史先生なのかなとも感じました。
※ ネタバレあります ※
★あらすじ・ストーリー
月が異常接近する事態が発生。このままでは月が崩壊し、隕石となって地上に降り注ぐという最悪のシナリオが待っていた。地球最後の日に向けたカウントダウンがスタート。ナルト(声:竹内順子)はこの危機を乗り越えられるのか?ナルト、最後の物語が始動する!!
冬の祭典が迫る木ノ葉隠れの里。ナルトはラーメン屋「一楽」で、共に成長してきた仲間たちと楽しい時を過ごしている。そんなか、こっそり編んだマフラーに込めたヒナタの想いは、未だ届かずにいた。ずっと見守ることしかできなかった自分を嫌うヒナタ。その時突如、謎の男が現れる。間一髪でナルトが助けに入ったが「お前たちは滅亡する運命にある。その前にヒナタ、君を必ず迎えに来る」と奇妙な言葉を残して消えた。滅亡する運命とは?なぜヒナタが狙われるのか?その時、強烈な光と共に隕石が夜空を貫いた。
★感想・口コミ・評価・評判・レビュー・見どころ
★この映画の見どころは・・というか、この映画は恋愛映画です(笑)ナルトとヒナタが結ばれるお話。
このさき、ナルトという物語の続きを描こうと思ったら、ナルトも成長して結婚して子供ができて・・とならなければいけない。
その際に恋愛は必須。
最後にこの話が来たのは、やっぱりこれ以降の展開を考えてのことかなーと思いました。
★ヒナタで良かったのか?ナルトの相手は。とかんがえる部分もあります。
いままで「サクラちゃ〜〜ん」と言ってきたナルトがどうしていまさらヒナタ・・
と不思議に思う部分も。
でも劇中でサクラが言ってました。
「あんたが私のこと好きって言ってたのは、私がサスケ君のことを好きって言ってたからでしょ」
それにナルトも何も言い返せず・・どうやら図星だったのか。
で、じゃあナルトはどういう人と結ばれたいかとかんがえると、やっぱり愛してくれる人、なんじゃないかと。
★愛に飢えた人生だったと思うんですよね。終盤になって、実はいろんな人の愛を受けて生きてきてたんだということがある程度わかってきてはいましたが、それは産まれるまでと産まれて親が生きていた間の話。物心ついてからのナルトは・・それは愛されてない人生だったと思います。
★そんなナルトに、実は出会った頃から、どうしようもなかった頃から、変わらず愛し続けてくれた、それがヒナタだったんですね。
それにナルト自身も気づいたと。
★自分を愛してくれる人と結ばれたい、って何か女子っぽい(笑)という気もしますが、まあナルトの人生を考えると納得できる気がします。むしろ、サクラと付き合いたい!結婚したい!という気持ちを貫いたとして、じゃあサクラのどこがいいの??と言われたら・・答えられない気が(笑)見た目!としか言えないように思います。
★愛を与えてくれた人、それがナルトにとって大事な人だった、ということなんですかね。
★女性キャラクターは全般に大人っぽくなってますが、ヒナタはとくに女性らしい雰囲気になってるなと思いました。ヒナタのキャラって目が白眼のため・・ちょっと表情がないような見え方しちゃうんですが、映画の中では白眼でありながら、黒目?にもみえるような目の描かれ方がされてるシーンがありました。わざとかなーなんて思いましたが、やっぱり普通の目の方がかわいらしさが出ますね(笑)
★サイがコメディ部分を担当してました。
幻術にかかった自分を覚まさせてくれたサクラに「サクラ、兄さんとの楽しい思い出をぶち壊してくれてありがとう」とか(笑)
その都度シカマルが突っ込んでました。
★サスケも少しだけ登場します。
もともとサスケとサイは少し見た目が似てると思うんですけど、ぼくだけですかね??エンドロールの、ナルトとヒナタの結婚式?みたいなシーンで、サクラの横に・・あれ??ニコニコ顔のサスケが、それなりの格好で立ってる!!!こんなに打ち解けたのか・・と思ったのは(笑)あとでわかりました、あれ、サイだったんですね(笑)
★最後でありながら、ナルトの同期のキャラ総出演!みんな活躍!!みたいな話ではなかったのが残念な気もしましたが・・まああれだけキャラクター数が多い作品ですから、これからボルトの新作でも可能性ありますし、それ以外でもいろいろスピンオフ作品を作ってくれるといいなと思いました。
★岸本先生、NARUTO関連の作品だけをこれからも作ってくれればいいですよー(笑)