スタジオジブリのアニメ映画「火垂るの墓」
節子と清太の悲しい物語なんですけど・・
唯一と言っていいほど、素敵なシーンがあります。
つかまえた蛍をはなすシーンです。
暗い夜、暗い気持ちが明るくなるこのシーンは
とても素敵です。
火垂るの墓って各世代で意見が変わると思う
— あい (@lovery093) 2015年8月14日
幼少期…親戚のおばさんむかつく
↓
思春期…節子わがまま
↓
20歳…清太お前がしっかりしろよ
↓
25歳…清太まだ14歳か…仕方ないよな
↓
30歳…親戚のおばさんの気持ちがわかる pic.twitter.com/eEB2hsK7BB
清太『そや節子 目瞑ってあーんしてみ』
— Akaneiro (@Photo_Akaneiro) 2015年8月14日
節子『何でやぁ?』
清太『何でもええから あーん』#火垂るの墓 #ジブリ#StudioGhibli pic.twitter.com/NGfjNDpQqG
幾度も見た『 火垂るの墓 』にて清太と節子がホタルの眩い光に感動する このシーン。荒涼とした世界のなかで二人の心の拠り所となったに違いない。
— 漂流の猫忍者 アスバ (@asva20xx) 2017年8月25日
この先この二人がか弱く儚い光の如く死んでいくのかと想うと本当にやり切れなくなってくる。 pic.twitter.com/Qq495OxAIX
【衝撃】あの『火垂るの墓』に、清太と節子が無事生存するハッピーエンドルートが存在していたと判明! もうそっちに差し替えよう https://t.co/gqrUhAGiOm pic.twitter.com/OmtcBGavV9
— ニンテンドー スイッチ大百科 (@NOLCORPii) 2016年11月11日
このシーンを表したような絵が、この映画のポスター・チラシの絵になっています。
火垂るの墓ポスターに隠された秘密
実は、この絵には隠された秘密がありました!!
火垂るの墓のポスターのホタルが全て蛍じゃないという説をいま読んで、画像を解析してみたら本当だった。
— コミナミ・コミ (@comicloverhouse) 2018年4月13日
知らなかったです…#火垂るの墓 pic.twitter.com/ZY9QVVhySb
清太と節子の周りに漂う光は、ホタルの光かなと思うのですが
実はそれが全てではなく・・
画像を明るくして解析すると・・
なんと上部に戦闘機が写っていました。
そしてそこから投下される焼夷弾・・・
おそらくあれはB-29爆撃機なんですかね。
よく考えたらタイトルも「蛍の墓」ではなく
「火垂るの墓」つまり、「火が垂れる」となっており
戦闘機から落とされる爆弾を表したものになっています。。
素敵な笑顔を浮かべる節子と、それを優しそうにみつめる清太
それを照らし出す蛍の光・・
でも、実はその光の一部は投下された爆弾で・・
この戦禍からなんとか逃げるも
最終的に命を落としてしまう二人
「火垂るの墓」は悲しすぎて見るのが辛い
という人もけっこういると思います。
清太と節子が生き延びた火垂るの墓パラレルワールド
火垂るの墓にはパラレルワールドの話が存在しているそうで
清太と節子が生き延びた場合の物語があるんだそうです。
戦争によって命を落とさなかった場合、のその後の人生を描いたような物語なんだそうです。
それが
「アメリカひじき」です
清太→俊夫
節子→俊夫の妹
という名前で登場します。
清太「俊夫」が主人公のお話で
妹を養うため、汚い仕事もやりつつなんとか生き延び
若い妻を迎え、最終的にはCMプロダクションのトップになる
という人生なんだそうです。
「火垂るの墓」をみるたびに
「あぁ・・このまま清太と節子が生き延びられれば・・」
と毎回思います。
「もし生きていたら」というパラレルワールドを、原作者(野坂昭如氏)が書いてくれていたのは、救いかなと感じます。
原作ももちろん素晴らしいんですが
今回の「実はこの光は蛍だけではなかった」というような見せ方など
高畑勲監督、スタジオジブリによるアニメ化・映像化で魅力が増されたことも間違いないと思います。
また火垂るの墓、観ようかなー
みるたびに新しい発見がある作品だと思います。