ひなぴし ドラマ考察

会いたくて、会いたくてふるえるシンドローム。トケルのブログ。

信号機のない横断歩道で渡ろうとしている人がいるのに車が停止しないと横断歩行者妨害違反

自動車を運転しているとき、信号機のない横断歩道があったら・・

どうしてますか??

 

どこに注意して運転してますか??

 

パッと見て、「横断歩道を渡っている人がいない」状態だったら

そのままの速度で通り過ぎる

という人が実は多いのではないでしょうか。

 

でも、それだと交通違反になる可能性がけっこう高いのでご注意を。

 

「横断歩行者妨害違反」という違反があります。

 

 

この違反、

「横断歩道を渡っている人がいるのに停まらなかった」

というだけのものではないんです。

 

「横断歩道を『渡ろう』としている人がいるのに停まらなかった」も違反になります。

 

つまり、まだ横断歩道に入っていなくても

横断歩道を渡ろうとしていたらアウト

 

車からみたら「あの人は待っているだけだな」と思っても

たとえば、その人が通る車をみながらタイミングをはかっていたりしたら・・

おそらくアウトです。

 

「渡ろう」としているためです。

歩行者が渡ることを妨害してはいけないんですよね、横断歩道では。

 

横断歩道はもちろん、歩行者優先です。

(ちなみに、自転車通行帯がある横断歩道の場合は、自転車も優先になるそうです)

 

信号がない横断歩道だと、なんとなく

横断歩道にさしかかる前の部分に人がいても、「まだ渡りそうにない」と判断したらスピードをゆるめずに通り過ぎてしまう人が多いのではないでしょうか。

 

これ、違反になるので十分注意してください。

 

警察に捕まって「納得できない!」とネットで検索している人けっこういるみたいなんですが・・

これは決まっていることなので、救われることはありません。

 

横断歩道には注意する

たとえ人がパッと見いなかったとしても。

 

これを覚えておきましょう。

 

 

横断歩行者妨害違反の反則金 

こちらに愛知県警が作成した、わかりやすいファイルがあります。

 

↓こちらには点数の記載があります↓

横断歩行者等妨害等違反 | 交通違反ドットコム

横断歩行者妨害違反

とくにこの「横断しようとしている場合」で

捕まる人が多いんですよね。

 

これは違反ではない、と思っている人が多いのではないかと思います。

 

が、これを違反にしないと

たとえば、子供やお年寄りは横断歩道を渡れなくなってしまうので・・

 

自動車を運転する人は、ちゃんと歩行者優先を意識しないといけません。

 

まあ、横断歩道でなくても

急に人が飛び出してきたとしても、車でひいてしまったら

ひいた方がほぼ悪くなってしまいますからね・・

 

信号機のない横断歩道での対人事故の過失割合は?

では、もし自動車が人とぶつかってしまったら

車側と人と過失の割合はどうなるんでしょうか??

 

これは保険会社や弁護士の見解だと、ほとんどの場合

車:人=100:0 なんだそうです。

100−0です。

 

100%車が悪いことになります。

 

あくまで横断歩道を渡ることは歩行者に全く非がなく

また基本的に「強い方が責任を負う」ことになっていますから・・

100対0なんですよね。

 

まあたとえば、急に飛び出してくるとか

車の合間を縫って歩いてきたみたいな感じだと

多少は歩行者側に過失がある場合もあるそうですが、

その場合でも

70:30とか80:20ぐらいだそうです。

 

やっぱり車が気をつけないとダメなんですよね・・

 

礼儀正しくと言えない日本人の行動

まあ、日本よりももっとひどい交通状況の国もあるにはあると思いますが

先進国で、比較的海外の国から「礼儀正しい」と言われる日本人の行動で

「おかしい」と言われているのが

この「信号機のない横断歩道」の通行の仕方なんだそうです。

 

英国なんかでは、歩行者がいたら、ほぼ確実に停車するそうです。

 

しかし、日本では・・

 

信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場面で、9割以上のクルマが一時停止していないことが、JAFが行った信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国実態調査で判明しました。

qa.jaf.or.jp

 

これはちょっと・・恥ずかしい。

 

「自分の国では停まってくれる」という国から旅行で来た外国人を

日本人ドライバーがはねてしまう事故が起こってしまったら・・本当に申し訳ない。

とくに小さい子供だったらと思うと・・

 

正しい横断歩道の通行方法

道路交通法第38条第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」

これを守らなければいけません。

 

①歩行者の有無を確認できなければ、横断歩道の停止位置で止まれるような速度で進行する

②横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者や自転車がいるときは必ず一時停止をする

③横断歩道内およびその手前30mは追い越しや追い抜きは禁止

 

横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる場合、

ドライバーは横断歩道の直前でクルマを一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けられています。そして渡り終えるのを待ちます。

 

後続車がいるときは追突事故などを避けるために早めに軽くブレーキを踏み、止まる意思を伝えます。

 

歩行者が渡ろうとしているのか、ただ立っているのか判断できないときは、速度を落とし、いつでも止まれるように準備をしておかなければいけません。

 

横断歩道の手前で、クルマが路肩に停車している場合、

停車しているクルマの前に出るときに一時停止が義務付けられているというのもあまり理解されていないようなので要注意です。

 

 

ということで、えらそうに書いておきながら

自分もちゃんとできてるのかと言われると微妙なところも・・

 

自分もちゃんとやらなきゃな!という思いを込めて書きました。

犯罪者にならないように、ルールを遵守しましょう!

 

 

少なくとも、自宅近くの「信号機のない横断歩道」は要チェックしておきましょう。

実はけっこうな頻度で、地元の警察署が横断歩行者妨害違反の取締をやっていたりしますので・・

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