2018年度上半期NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」で、豊川悦司さんが「うんまっ!!」と言った五平餅が大人気になっているようです。
そりゃそうですよ、うまいんですから!!!いや、あの味が嫌いな日本人なんているんですかね??ぼくは昔から好きなんですけど、五平餅って全国区の食べ物ではなかったんでしょうか?!それが信じられないんですが・・昔から高速道路のサービスエリアに寄るたびに、屋台とかで売ってたら毎回買ってました(笑)うまいんですよね・・五平餅・・
五平餅はどこの名物?どこの名産?
「半分青い」の舞台、岐阜の名物??どこの名物?どこの名産?かなと思うのですが、実はけっこういろんなところで「名物」と言われているようで・・
「ごへいもち」は「五平餅」と書くのが一般的だと思うのですが「御幣餅」とも書くようです。その「五平餅」と一緒に検索されている地名としては・・
愛知、浅草、青森、犬山、飯田、岩村、池袋、梅田、上田、宇陀、恵那、大阪、岡崎、関東、三河、滋賀、千葉、東京、長野、中津川、名古屋、新潟、奈良、松本、山梨、横浜、岐阜、群馬、下呂、善光寺
などがあります。
しかし、Wikipediaによると・・
五平餅(ごへいもち)は、中部地方の山間部(長野県木曽・伊那地方、岐阜県東濃・飛騨地方、富山県南部、愛知県奥三河地方、静岡県北遠・駿河地方や山梨県)に伝わる郷土料理。
とのことで、たしかに中部地方でよくみかけたなという気がします。中日本高速道路のサービスエリアでよく売ってたような。まあ、高速道路のSAで売りやすい商品だとは思うので、別に東日本でも西日本でも売ってそうではあるんですけどね。
五平餅を作ってみたい!簡単なの?
このおいしいおやつ、五平餅、でもたしかに近くのスーパーとかでは売ってない・・でも食べたい!!どうすれば!?と思って、自分で作ってみることにしました(笑)
でも、いろいろ準備しなきゃいけないとしたら面倒ですよね・・しかも、思い立ったときにすぐ作ることができないと・・
・・と考えたときに、五平餅はどうかというと、かなり簡単に作ることができます!なんなら今思い立って、いますぐ作ることが可能です。そりゃたしかに、おいしくしたいならこの材料を加えた方が・・というのはありますが、なくてもそれなりの味になります。なので、まずは「やってみる」ことが大事かなと。そのうえでうまくいけば次回ちょっと準備してさらに美味しいものに挑戦してみればいいんじゃないでしょうか。
レシピをご紹介します。
五平餅をトースターで簡単に作る方法
材料
4人分(8本)です。
五平餅の「餅」を作るための材料は
■米 3合
これだけです。
甘辛いみそだれを作るための材料は
☆むきくるみ50g
☆炒りごま大さじ3
★みそ大さじ2
★砂糖大さじ7
★しょうゆ大さじ1
★酒大さじ2》
「くるみ」と「ごま」はあった方が美味しいに決まっているのですが、なければ今回は見送って、無しで作ってみましょう。それでもそれなりに美味しい五平餅になります。
あとは、餅を刺すための
■割り箸 8本
作り方・手順
簡単で人気の作り方をご紹介します。
1.ご飯を炊く
普通に炊きましょう。「やや多めの水加減が良い」とか「水を入れて30分ほどおいてから炊く」とか書いてあるところもありますが、普通に炊いても問題ありません。
また、冷凍ご飯や冷ご飯でも可。その場合はしっかり電子レンジで温めましょう!
2.割り箸を水で濡らしておく
このあと、餅状になったご飯を割り箸にくっつけます。そのときにくっつけやすいように準備としてぬらしておきます。
本当は普通に2つ1組になっている割り箸が良いのですが、家になくて(^_^;)
しかたく1本ずつのものを使用しました。
3.ご飯を半殺しにする
いきなり物騒なことを言うなと思われたかもしれませんが、「半殺し」とはつまり「半つぶし状態」のことで、粒がやや残る程度につぶすということです。五平餅のお餅は粒がやや残った状態になっていることが特徴ですので、その状態にします。
すり鉢・すりこぎ棒を使うのが一般的かもしれません。その場合はすりこぎ棒を濡らして作業をしましょう。水でぬらさないとお米がくっつきますので。
うちはそれも面倒だったので、あったかいご飯をジップロックに入れて空気をしっかり抜き、
それをジップロックの上から棒で押さえつけてご飯をつぶす、というやり方にしました。この場合の注意点としては、ジップロックのフタが開かないように注意することと、ジップロックを破ってしまわないことですね。
こんな感じで子供に協力してもらって・・
半殺しになりましたww
4.ご飯餅を箸にくっつける
ただくっつければ良い、というよりは、箸に押し付けながら握って丸めていく、という感じです。しっかり押し付けてしかも握らないと、あとで簡単に崩れてしまいます。この手順がけっこう重要な気がします。形は、平な楕円という感じです。小判状?いやむしろ大判というべきか(笑)そして、次の手順をやっている間、そのままおいておくことで少し乾燥させます。20分ぐらいおいた方が良いという話もありますが、そこは時間と相談で。ラップ等せずにただ皿に並べておいておく。別に裏返したりする必要はありません。
実はぼくの場合はあまり押し付けて割り箸にくっつけておらず、あとでいくつか崩れてしまいました。みなさんは崩れないように、固くくっつけてください。
5.あまから味噌ダレをつくる
五平餅の味を決めるのはなんといっても、あまからうまいみそのたれです。もしくるみや胡麻がある場合は、先にすり鉢等で胡麻とくるみをすりつぶします。くるみはひとまずジップロック等に入れて手で押しつぶして小さくし、そのあとすりつぶせば良いでしょう。まあ、大きめに残っていても問題ありません。歯ごたえがまた美味しいので。胡麻は「練りごま」があっても美味しいです。もし練りごまがある場合は、このあと混ぜる材料に練りごまをまぜましょう。練りごまを入れるなら大さじ1〜1.5ぐらいです。
味噌ダレの材料、上の★のものを混ぜます。しっかり混ぜてください。もし胡麻・くるみが入っている場合は、ごま・くるみをすりつぶしたすり鉢に★の材料を入れて一緒にするようにしてまぜればOKです。
6.タレを塗って焼く
「4」で乾燥させておいた箸付きの餅に、「5」のタレをぬります。おそらく片面だけでも十分に美味しいですが、好みで両面に塗ってください。両面だと・・この分量ではたれが足りない可能性があるので、その場合は調整してください。
そして焼くのですが、箸をつけたまま焼くと当然ながら箸が焦げます!下手したら焼けます(^_^;)なので、方法としては
(1)一度箸を抜いて焼いて、焼き終わったらまた箸を刺す
しっかりと乾いていたらできると思います。乾いていないと無理かなと・・
(2)箸の部分にアルミホイルを巻いて焼く
ただ、それでも焼けてしまわないか、焼いている最中は側を離れないようにしましょう。
簡単なのは、オーブントースターかコンロの魚焼きグリルです。5〜7分ほど焼いて裏返し、また5分〜7分ほど焼く感じです。ただ焼け加減はその使う器具の火力の強さによって変わるので、そばにいて焼き加減を確認しておきましょう。場合によっては片面だけ焼くだけでも問題ないかもしれません。多少は味噌ダレが焦げたぐらいの方が美味しいのですが、あまりに焦げがひどいと食べるのがつらくなります。なので、最終的には自分の目で確認するようにしましょう。
香ばしい焦げ目がついたら完成です!
うちはトースターで焼きました。
ちなみに・・ですが、実はこの「割り箸にくっつける」「くっつけたまま焼く」の部分が難しく、面倒なので、最初から割り箸を使用しないという方法もあると思います。
小さい大福ぐらいのサイズに餅を作って、そこに味噌ダレをつけて焼きます。
↑これは実はタレが水っぽかったので(^_^;)なんか見た目が変わってますが・・
味はもちろん五平餅です。この方がおそらく食べやすくもあります。初めて作るなら、この形の方がやりやすいかもしれません。ただ本物の五平餅は串にささったものですけどね!!
とても美味いです!!ほとんどの日本人が好きな味
味噌が大嫌い、という人にはあまり出くわしませんし、甘辛い味噌っていうのがまた・・食欲をそそるんですよね。。
これが嫌いな人はあまりいないと思います。もしお友達が家にあそびにくるとか、そういう時にも用意しておくと喜ばれるかもしれません。
美味しい五平餅はネット通販でも買えるみたい
自分で作るのは面倒くさい・・おいしく作れるのかあやしい・・という人はネット通販で買うという方法もあるみたいです。人気の五平餅Amazonリンクをご紹介しておきます!
Amazonで人気の五平餅はこちらで買えます↓
こちらはタレだけ
そしてこちらは串
さらに、業務用のものです↓
便利な世の中ですよね・・地域の名産品だと、そこに行かなければ食べられない、買えないというはずだったのが、いまやどこでも買うことができるという。
ただし、五平餅については自宅でも十分においしく作れます!
なんせ材料が、毎日食べているお米・ご飯ですからね。ぜひ自分で作ってみてくださいね。