子供は褒めて育てる!とか「ほめるな!」とかいろいろ言う人がいますが・・
僕は褒めてあげた方がいいと思ってます。ほめてあげたら喜びますからね(笑)喜ぶってことはきっと、次への活力、新しいことをやるための動機になると思うからです。
デンマークの親は子どもを褒めない 世界一幸せな国が実践する「折れない」子どもの育て方 (新書企画室単行本)
- 作者: ジェシカ・ジョエル・アレキサンダー,鹿田昌美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ではどうやって褒めたらいいかというと・・
子供を褒めるときは「パイ」を褒めろ
Process プロセス
Improvements 改善
Effort 努力
頭文字をとって「PIE(パイ)」です。
褒めていいんです。でも、問題なのは褒め方なんですよね。
「かしこいね」「なんでもできるね」と言われた子供はどうなるかわかりますか?
実は・・ズルをするようになるそうです。
それはなぜかというと、ちゃんと理解できる理由があります。
「頭が良くない結果が出る」ことを恐れるためだそうです。
そりゃずっと「かしこい」「すごい」って言われ続けたいですもんね。
それが・・うまくいかないとなったときには、ズルいことをしてでも「かしこい」と言われようとするという。。
まあ、大人でもそういうことありますしね。子供だったらもっとだと思います。
何を褒めるのが良いかというと
「PIE(パイ)」
プロセス、改善、努力
です。
要は、「結果」を褒めるなということ。
結果を褒めるとどうなるかというと、今度はその結果がでなくなることを恐れるようになる
そして・・チャレンジしなくなってしまうそうです。
やっぱり挑戦しないと思った以上の結果は出ないですからね。
ただ、挑戦にはリスクが伴いますし、そのリスクでときには失敗して結果が出ないこともあります。
けど、挑戦しないと成長も望めません。どんどんチャレンジしてほしい。
であれば、「結果」を褒めるな。
「勝ってすごいな」「1位!えらい!」
じゃなく、
こういうやり方をしたのが良かったね
ここを工夫したのがすごいね
1つ1つ積み重ねたことが素晴らしい
そうやって、取り組んだ過程を褒めてあげると、「また頑張ろう!挑戦しよう!」と思えるそうです。
たしかに、「何を怖がるか」という視点で子供の考えを想像すると
いろいろ見えてくるかもしれないですよね。
大人同士での会話でも、どうしても結果に目がいきがちなので、
子供に対しても、意識しないとこんな褒め方はできないと思います。
たまにこの話を思い返して、育児に励もうと思います!