ひなぴし ドラマ考察

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サイレント silent ドラマ感想考察最新 湊斗「好きな人がいるから」の4つの意味! 第4話 第5話

www.youtube.com

2022年秋ドラマ

フジテレビで放送の「silent」(サイレント)の感想と考察です。

 

↑この記事の内容は、動画でご覧ください↑

 

 

■出演者

役名 ー 俳優名・女優名

 

青羽 紬    ー 川口春奈
佐倉 想    ー 目黒 蓮(Snow Man)
戸川湊斗    ー 鈴鹿央士
佐倉萌    ー 桜田ひより
青羽 光    ー 板垣李光人

桃野奈々   ー 夏帆

春尾正輝    ー 風間俊介
佐倉律子    ー 篠原涼子

 

■スタッフ
脚本 生方美久
(第33 回フジテレビヤングシナリオ大賞 『踊り場にて』)

 

音楽 得田真裕
(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、
『監察医 朝顔』シリーズ、 『アンナチュラル』、『MIU404』他)
 主題歌Official髭男dism 「Subtitle」
(ポニーキャニオン)
 プロデュース村瀬 健
(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』、『信長協奏曲』、
映画『キャラクター』 、映画『約束のネバーランド 』 他)

 

演出

風間太樹
(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』、『脚本芸人』、
映画『チア男子‼︎』 『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』他)
 

髙野 舞
(『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、
『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)
 

品田俊介
(『ミステリと言う勿れ』、『信長協奏曲』、『失恋ショコラティエ』、『隣の家族は青く見える』他)


制作著作

フジテレビ

 

 

ここからは、動画で話している内容の概要です↓

 

 

こんにちは。

フジテレビドラマ「サイレント」

 

今回は、第4話で湊斗が紬へ言った「別れよう」のあとの「好きな人がいるから」

この「好きな人がいるから」の意味について考察します。

この動画をみると、湊斗の気持ちについて理解が進みます。

 

この動画内容は概要欄に記載のブログで、文字で読むことが可能です。

本編映像はTVerやFODでお楽しみください。

 

 

それでは早速はじめていきます。

ーーーー

第4話で

紬が想のことを語るシーンがありました。

デフサッカーを想がやらなかった話、3年前ぐらいにほとんど聞こえなくなった話をしたあと、

卒業してからとくにこの3年、どんな想いで生きてたんだろう・・

と、紬は感傷的になっていました。

 

そして、湊斗はフットサルコート内でプレーする想をみて

何かを決めた表情になり

「紬、お願いがあって。別れてほしい。別れてほしい。」

唐突のことで、紬は「え?」と聞き返しますが

湊斗は「わかれよう」といいます。

紬は「なんで?」と聞くんですが、それに対する湊斗の返答が

「好きな人がいるから」でした。

 

ここから回想シーンになり、紬へ「別れよう」という前、

湊斗と想がロッカールームで話していたシーンになります。

ここで湊斗は水を買おうとしていたのですが、いたずらで想がコンポタのボタンを押して、コンポタが買われてしまうんですよね。

「思い出してきた、この感じ。」と湊斗は言っていたので、きっと想はこういういたずらをよく湊斗に対してやっていたんでしょう。

でも、そこで湊斗は手にしたコンポタをみてちょっと考えます。

「そっか・・コンポタも、想だよね。紬が好きになったきっかけは」と思ったんじゃないでしょうか。

もしかしたら想が湊斗にしたのと同じように、紬にも同じようないたずらをしていて

それで紬もコンポタが好きになったんじゃないか?

湊斗はそんなことを考えていそうな感じでした。

たぶんもともと、このタイミングで湊斗は紬のことを想に話そうと思っていたと思います。

ロッカールームへ「飲み物を買いにいこう」と誘ったのは湊斗だったので。

コンポタをみて・・また、紬と想のつながりの深さを認識したのかもしれません。

 

「紬、ちゃんと食べて寝てるかだけ、それだけは気にかけてね」と唐突に湊斗は話しはじめます。

たぶん始めは想は、湊斗が何を言い出しているのかわからなかったと想うんですが

そこからこの3年間のことを話し始め、自分が紬にはつりあわないというようなことを湊斗が言うことで、想も湊斗が、紬を想へたくそうとしていることがわかったようでした。

「2人みてて、2人がどう思ってるか、何考えてるか、わかるから」

「みなと・・」と声を出す想に、

湊斗は「呼んであげて、紬も、紬って。喜ぶから」

でも、ちょっと感じたのは、おそらくですが、想にとっては「つむぎ」と呼ぶことはかなりハードルが高いと想うんですよね。

なぜなから高校時代の紬と想は、付き合っていたのはほんの数ヶ月間で

しかも「青羽」「佐倉くん」と呼び合う関係だったので。

ここから色々飛び越えて、いきなり「つむぎ」って呼ぶのはやっぱり無理なんじゃないか?と感じます。

もしかしたらですが、湊斗の中では、たとえばさきほどのコンポタや、もともと想が好きで紬も好きになったスピッツなど

紬と付き合っていても、湊斗はずっと想の存在を感じていたと想うんですよね。

だから、想のことをとても近くに感じていたのかもしれない。

湊斗自身が「つむぎ」と呼ぶようになって、想も「つむぎ」と呼ぶような錯覚もあるのかもしれない。

でも、実際には想は、全く違う人生を歩んでいたわけで、この8年間の紬のことも湊斗のことも全く知りません。

だから・・少なくとも、想は、すぐに「つむぎ」と呼びかけられるほどの心づもりはできていないと思います。

想にとっては「つむぎ」ではなく、たぶんまだ「青羽」なんですよね。

そう考えると、やっぱり湊斗の暴走のようにも感じますよね。。

 

そして、紬の気持ちも・・

湊斗は一切聞いていません。

今は湊斗という彼氏がいるのに、その彼氏を捨てて、すぐに元カレのところへ・・

とはできませんよね、普通。

なので、やっぱり湊斗は、これまで紬と付き合い始めてからずっと抱えてきたものを一気に吐き出してしまった・・それを止めることができなかった・・

そういうことなのかもしれないですね。

 

湊斗がどんな気持ちで「好きな人がいるから」を言ったのか、考えてみたいと思います。

これにはどういう意味が込められているんでしょうか。

実は4つの意味があるのではないかと思っています。

 

まず1つ目は、「湊斗は紬のことが好きだから」という意味です。

これは、想が紬へ別れるために送ったLINEのメッセージと同じような意味ですね。

相手のことを考えて、別れよう、ということ。

その相手というのが想のときも湊斗も、どちらも紬のことになります。

紬のことが好きだから、だから別れよう。

これは湊斗が、紬が一番幸せになるには、自分とは別れて、想と共に生きていった方が良いと考えたから

だから別れようと言った、そういう意味になりますね。

 

「好きな人がいるから」

2つ目は、

「好きな人」が指しているのが紬だけではなく

想のことも指しているパターンですね。

湊斗は想と紬のことを「すごく仲がいい友達と、すごく好きな人」と表現していました。

この気持ちは今も変わっていないと思います。

想のことも湊斗は好きな人、なんですよね。

だから、想にも幸せになってほしい。

湊斗は人のために優しさを全部使ってしまような人ですから、自分が幸せになることより先に、想が幸せになることを願うんじゃないかと思います。

そうすると、単に紬の幸せを願って、というよりも、もしかしたら

紬と想、2人の幸せを願って、湊斗にとって「好きな人」である2人が幸せになることを願って、紬に別れを切り出したのかもしれません。

 

「好きな人がいるから」

3つ目は

紬には好きな人がいるから

という意味が考えられます。

きっとずっと、湊斗は紬の中に想への思いを感じながら付き合っていたのだと思います。

今、想と再会して、その想が、湊斗からみたら昔と何も変わっていない。

そんな想がいたら、きっと紬は想の元へいきたいはずだ、

そう湊斗は考えたんじゃないでしょうか。

ただ、これはさきほど言ったように、湊斗が考えていることであって、紬の気持ちは聞いていません。

あくまで湊斗はそう思っている、ということですね。

紬には好きな人がいる、それは想なんでしょ?

だったら、遠慮しなくていいんだよ、そんな湊斗の思いやり・・にも感じますが、これはちょっと行き過ぎた行動のように思いますよね。。

好きな人いなくなったから、いる人好きになった

そういう風に、湊斗から思われていると知って、紬も悲しむことになりそうです。

 

「好きな人がいるから」

4つ目は

紬のことを好きな人がいるから

ですね。

これは想のことです。

想は紬のことを好きだ、だから別れよう

と湊斗が言った、というものですね。

想も紬のことが好きなんだよ、と湊斗が紬へ言ってあげている、ということになると想うんですが、

これも、ちょっと湊斗は行き過ぎている気がします。

想としては、別れたくて別れたわけではない紬に対して特別な思いがあることは間違いないでしょう。

でも、だからといって、それは湊斗のことを無視してまで貫き通したい思いなのかと言われると・・それも違う気がしますよね。

湊斗が想のことを想うように、想も湊斗のことを想うはずです。

だから、親友である湊斗と大好きな紬が幸せに付き合っているなら、それはそれで応援したい、と想は思っているかもしれません。

また、想も自分の紬への感情が、恋人になってほしい「好き」なのかどうかは今はまだよくわからないんじゃないでしょうか。

8年も経過しているので、想も「何も変わっていない」わけはないと想うんですよね。

湊斗はしきりに「変わっていない」と言っていましたが、その部分でも勘違いがありそう。

そして、一足飛びに、いきなり湊斗から「つむぎ」と呼んであげて、と言われたことには想はちょっとビックリしているんじゃないでしょうか。

想の中ではまだ、「青羽」だと想うので。

ですので、湊斗が突っ走ってしまった結果・・こういう行動に出てしまったのかなと感じますね。

 

「好きな人がいるから」

4つの意味

紬のことが好きだから

紬も想のことも好きだから

紬には好きな人がいるから

紬のことを好きな人がいるから

この4つの意味を全て込めて、湊斗は「好きな人がいるから」と言ったように思います。

湊斗は紬のため、本音を言えば自分のため、と言っていましたが

本当に、自分がしんどいから、言ってしまった

というのが本当のところかもしれないなと思いました。

この「好きな人がいるから」の言葉は、もしかしたら今後も登場するかもしれないですね。

そこでは、誰の言葉で、誰を思っての言葉になるのか・・?

注目したいなと思います。

 

ーーーー

今回は、第4話の湊斗のセリフ、「好きな人がいるから」についてお話ししました。

 

なるほど!と思うところが少しでもあった方は、高評価ボタンを押していただけると

今後の動画作りの参考になります。

 

想はこのあと、どんな行動をとると思いますか?

 

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