YouTubeから恐怖の「収益化停止」メールが届いてから1ヶ月と1日・・
思ったより早く、収益化を再度有効にすることができました・・
一時は、「もうこのチャンネルはあきらめるしかないのか・・」と絶望していました。
ちまたでは「再審査で再度収益化できる場合は多くない」と言われているためです。
なので、このあと、何をしてもダメ、ということになってしまうかもしれない
と思っていたのですが
結果としてはちゃんと対応したら、ちゃんと評価してくれた、という状況になり
収益化を復活することができました。
YouTubeからの収益化停止連絡
まず、今回起こったことを最初からお話しすると
YouTubeからある日メールが届きました。
YouTube のポリシー担当チームによる先日の審査で、お客様のチャンネルにアップロードされた動画を慎重に調査した結果、チャンネルの大部分が YouTube パートナー プログラムのポリシーに準拠していないと判断されました
という内容でした。
「チャンネルの大部分」というのがどれくらいを指すのかは正確にはわからないのですが
要はよくない動画が基準の数を超えてしまったということだと思います。
●再利用されたコンテンツ
●繰り返しの多いコンテンツ
この2つが理由として明示されていました。
収益化復活の方法2つ
これが届いた時に、YouTubeから収益化復活のために取りうる策として2つ提示されました。
1)動画を送信して再審査請求を行う
これはYouTubeの判断が誤りだと思う場合に、それを説明する動画を送って再審査してもらう、という方法ですね。
これを選ぶには不承認になってから動画を削除していないことがまずは条件になるようです。
あとは、不承認になってから20日間以内ですかね。
審査する人が英語しか読めない人だから、英語で(英語字幕をつけて)動画を作る必要があるとか、調べると出てきます。
もし早く収益化を復活させるならこちらを選ぶべきなんですが
僕の場合はこちらを選べませんでした・・
なぜなら、YouTubeの判断が誤りだと言い切れなかったからです。
というのも、収益化停止されたことにはちょっと「覚え」があったんですよね・・
2)チャンネルを編集して再申請
こちらは、違反していると思われる動画を編集したり削除してからもう一度申請してください、というものです。
これは停止されてから30日後以降に可能になるので
その30日間に、動画を削除したりすることになります。
30日間は・・頭を冷やす期間ですかね・・罰を与えられた感じです。
なお、30日後に申請ができる、というだけなので、そこで復活できるかわからないですし、
通常申請したときは「1ヶ月以内に返答します」と書かれているので
もしうまくいったとしても収益化は2ヶ月ぐらい停止されることに・・
ということで、絶望しかないんですが・・
ひとまず、ポリシー違反の状況を改善して、30日後に再申請することにしました。
というか、(1)を選べない以上、これしか方法がないですよね。
僕のポリシー違反と対応
ぼくの場合は、「覚え」がありました。
YouTubeから怒られることをやらかしてしまっていたんですね。
まず「再利用されたコンテンツ」については
テレビ番組の放送内容の写真に少しだけ字幕をつけたスライドショー動画を
ショート動画として何本もアップしていました。
これが「テレビ番組の再利用」とされたのは当然かと思います。
ちなみに、この動画は「著作権」の問題にはなっていなかったので・・・
ぼくは大丈夫だと思い込んでいたんですが・・全然だいじょうぶじゃなかったです。
やっぱり「これぐらい大丈夫だろう」というようなことはやってはダメですね・・
なので、こういう動画は全部削除しました。
そして「繰り返しが多いコンテンツ」の方は
こちらはハッキリとどれが対象になってしまったのかわからないのですが
自分に覚えがあるとすれば
最近作った動画が、画面に動きがほとんどなく静止画だけになっていて
音声だけを聞いてもらうような動画になっていました。
まあ、静止画だけでも収益化できている人はけっこういるとは思うんですけど
ぼくの最近の動画は
前回も今回も同じ静止画、もしくはほんの一部だけが変わっているけど大半が同じ静止画になっている動画だったので
これが「繰り返しが多いコンテンツ」と思われたのかもしれません。
収益化が止められてから調べて知ったのですが「ラジオ的な動画」は収益化されにくいとのことでした。
あと、画面に動きがないとか、前の動画と画面の見た目が同じだと「繰り返し」と判断されてしまうみたいですね。
AIが判定しているんでしょうから、そういうことになるんだと思います。
ちなみに、それ以外にも「こういう動画は収益化審査が通りにくい」と言われているような動画をこの機に一気に消しておきました。
例えば、横スクロールで流れるランキング動画などです。
これも「繰り返しが多いコンテンツ」と判断されることがあるようです。
これまでこういう動画は何本も投稿していたのですが
もしかしたらある程度の本数までは許容されても、一定の本数を超えるとアウトになる?ということを考えて、この機に思い切って削除しました。
まあ、削除する前に、一応ダウンロードはしておいて
他のチャンネルへアップロードしなおして、保管だけはしておいたんですけどね。
ちなみに、怪しい動画は「非公開」にするだけだとダメだと思います。
削除しておいた方がいいでしょう。
保管しておきたければ、一旦ダウンロードして、別のアカウントへアップロードしておけば良いと思います。
もう本当に、「これはあやしいかな」と思うような動画はほとんど削除しました。
その時の探し方として
前回、収益化の審査に通った日以降の動画の中で探しました。
前回審査に通った日は、YouTubeからのメールで確認しました。
「パートナープログラム」とか書かれた内容のメールが届いています。
ちなみに、ただ消しまくる、というのもダメです。
YouTubeの収益化申請にはいくつか条件があるのですが、
その中の1つに「直近12ヶ月間のチャンネル公開動画の再生時間が4,000時間以上」というのがあります。
これは今公開している動画の再生時間になるので
動画を消しまくるとこの条件を満たさなくなる可能性があります。
だから闇雲に消せば良いわけではないので注意しましょう。
あと、何がひっかかるかわからなかったので
「コミュニティ投稿」も大半を削除しました。
単純な文字だけのお知らせ的なものは数件のこしましたが
画像を使ったような投稿は念の為全部消しておきました。
再申請までにやったこと
これが意味があるかはわからないのですが、僕はこれをやっていた、ということを書いておきたいと思います。
まずは、さきほど書いた、チャンネルの編集ですね。
ポリシー違反を改善するための動画の削除です。
そのあとですが、収益化が停止されたのでやる気をなくすとは思うんですが・・
ぼくはいつも以上に、動画の作成とアップロードを頑張りました。
ちゃんと継続して動画をアップし続けたんですよね。
その時はもちろん、「問題ない」「ポリシー違反ではない」動画を作ることを意識して行いました。
僕の場合は「繰り返しの多いコンテンツ」と「再利用されたコンテンツ」にならないことを意識しました。
30日後に再申請
ちなみに、●月●日から再申請が可能です。
と書かれていたんですが、実際、その日になってもすぐに再申請できませんでした。
理由は・・日本時間とアメリカ時間の違い・・とかですかね。
実際●月●日の18時ぐらいになって、ようやく再申請ボタンが押せるようになりました。
そこで即行、再審査ボタンを押しました!
「1ヶ月以内に結果をお知らせします」と書かれていたので、
気長に待つか・・というつもりだったんですが・・
再申請後、翌日に復活!
予想外に、めちゃめちゃ早く復活しました!
再申請を送った翌日に復活です。
最初に停止されてからでいえば、おおよそ31日間ですかね。
メールが届いて、YouTube Studio上でも収益化設定が可能になりました。
あらためて設定しなおせば、晴れて収益化が復活です。
やっぱり、あやしそうな動画はほぼすべて消したことが良かったんですかね・・
あと、初めての申請ではなかったので
もしかしたら僕のチャンネルで「ポリシー違反」している動画はこれだということが把握されていて
それが消えていたということですぐに復活させてくれたのかもしれません。
今回の僕の場合は
YouTube側のAI判定等で、誤って収益化停止されてしまった
というものではなかったんですよね。
おそらく本当にポリシー違反していたから停止になった。
そういう意味では「悪質」と捉えられてもおかしくはなかったんですが
僕としてはよくわからずにやってしまったことだったので
なんとか認めてもらいたい一心で対応しました。
その結果、YouTube側が認めてくれたので・・
やることをちゃんとやれば、認めてくれる、ということがわかりました。
たぶんYouTubeの収益化が停止されて困っている人、不安な人がいると思います。
再審査に合格した事例は多くないと聞きましたので、
僕は再審査でOKになったということをお知らせしたいと思い、この記事は書きました。
YouTubeをやってておもうこと
少しもグレーなことはしない方が無難です。
収益化停止されたらすごく凹みます。
グレーなことをしてリスクをおかすことに見合ったリターンは
グレーなことでは得られないので。
グレーなこと、やったらまずそうなことは・・やらないようにしましょう!
ぼくも今回のことで本当に学びました・・