ひなぴし ドラマ考察

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海のはじまり 第7話考察 津野は水季が好きな訳ではない!水季水季と弥生へ伝えた理由!ドラマ感想!第8話直前 月9 海の始まり 目黒蓮 SnowMan

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#海のはじまり #目黒蓮 #SnowMan #有村架純 #泉谷星奈 #木戸大聖 #古川琴音 #池松壮亮 #大竹しのぶ #生方美久 #海の始まり

こんにちは。#トケル と言います。


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海のはじまり

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フジテレビ系列 2024夏ドラマ
2024年7月〜9月期 月曜21:00
「海のはじまり」

 

出演者・キャスト一覧

 

月岡 夏    目黒 蓮
百瀬弥生    有村架純
南雲 海    泉谷星奈
月岡大和    木戸大聖
南雲水季    古川琴音
津野晴明    池松壮亮

南雲朱音    大竹しのぶ

 


スタッフ

 

脚本

⽣⽅美久

 

音楽

得田真裕


主題歌

back number


プロデュース

村瀬 健


演出

⾵間太樹 

髙野 舞
ジョン・ウンヒ

 

制作・著作 フジテレビジョン

 

 

 

フジテレビ系列のドラマ「海のはじまり」

 

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「海のはじまり」

 

津野が「あの人、水季水季ってうるさいですよね?」と、なぜ弥生に言ったのか、というところから考察していきたいと思います。

 

その前に・・やっぱり、津野と言えばこのシーン、

津野を演じる池松壮亮さんの演技が素晴らしいなと思いました。

うしろで大きく聞こえるセミの声。

ポケットの中でバイブするスマホ。

おそらくですが・・津野は、ほとんど電話がかかってくることが無い人なんじゃないでしょうか。

だから、そもそも「電話がかかってきている」というだけで、もう普通ではない。

今、自分に、こんな時間に電話がかかってくるとしたら、その理由は1つしかない。

 

電話をみたら「南雲朱音」の文字。

水季のお母さんから電話がかかってきたことも、今までほとんどない。

「何かあったときは連絡します」ぐらいに言われていたんじゃないでしょうか。

電話に出る前に心を落ち着けようとしますが、無理で・・

 

そして、涙。

ここ、電話の向こうの朱音の声は聞こえていないのに、もう何を言われたのか我々にもわかる演技が素晴らしかったです。

男性で、このような涙を流せる俳優さんはそうそういない、

池松壮亮さんでなければいけなかった理由はここだろうと僕は感じました。

津野がスマホを手にしたときからは音楽が止まり、いよいよセミの声だけが大きく響いていたんですが、

短命なセミの声が、水季の命を表しているようで、本当に切なかったです。

 

さて、話を戻し、津野が弥生へ、夏のことを

「あの人、水季水季ってうるさいですよね?」と言った理由ですが

津野は弥生のことを救いたいと思ったからなのかなと思いました。

だから、「自分はあなたの気持ちをわかってあげられる」を伝えたかったんだと思います。

「ちょっと似てるんですね」と津野は弥生へ、水季と似てるという話をしていました。

 

さらにその前には津野は、

春頃、水季が夏を訪ねたが、その時に弥生をみかけて声をかけずに帰ったこと

南雲さんそういう人なんですよ

弥生に気をつかった

 

そういうの知らずに代理されるの嫌なんで

こんな風に津野は言っていました。

でも、弥生と会話するうちに、弥生も悩んでいる人なんだと気付いたんだと思います。

自分の言い方も反省した。

ちなみに「南雲さんそういう人なんですよ」という言い方ですが、もうなくなっている水季のことを言うなら普通は、「南雲さんは、そういう人だったんですよ」という言い方になりそうです。

津野の中ではまだ、水季がいなくなっていない、そういう風に感じましたね。

 

「母親になりたいから」と言った弥生を応援したい、という気持ちも少しは芽生えたのかもしれません。

水季に近い感覚を持っている人のようだし、この人なら、海の母親になってもらってもいいんじゃないか。

 

でも、津野はいいます。

「南雲さんみたいに、1人で決めないでください」

水季は1人で決めた結果・・おそらく良くない判断をしてしまったと思います。

だから、弥生も1人で決めるより周りの頼れる人とちゃんと話した方がいい。

この「1人で決めないでください」は「海ちゃんの母親になるために」というよりは、どちらかというと、母親になることを急がないで、と言っているように感じました。

一緒に住むとか、夏と結婚して海を迎え入れるとか、急いでやるべきではないということ。

海のことを考えてもそうだし、弥生の今の状態をみても津野はそう感じる。

南雲さんみたいに一人で決めないでください

他にも選択肢はあったはずなのに、余裕がない中で行った選択だったので

1か0か、のような極端な選択になってしまったんじゃないか
1人で決めたことで選択肢をせばめてしまったんですよね。

 

自分もあなたと同じ「外野」なんで、一緒に考えることができますよ

ということを伝えるための「水季水季ってうるさいですよね?」だったんだろうと思います。

自分は「南雲さん」としか呼べなかったのに、7年も会ってない夏が「水季」と呼ぶことですごく「外野」を感じていると思います。

そして弥生も、自分は「弥生さん」と呼ばれていることから、水季と大きく差を感じているはずです。

 

ちなみに、第1話の水季のお葬式のシーンで津野は、落ちた色鉛筆を拾おうとした夏に対して「触らないでください」と言っていました。

これは津野が朱音から言われたことと同じですよね。

津野は7年も水季の前に現れなかった夏を、自分よりもさらに「外野」だと言いたかったんだと思います。

でも、実際は、そうではなかった。。

 

 

津野が弥生を助けてあげたいと思ったこと、

そしてそもそも、水季と海をサポートしてあげたいと思ったことには理由があるんじゃないかと思っています。

いきなりサポートを申し出ていましたよね。

これは完全な想像ですが、もしかしたら津野は母親だけに育てられた人だったのかも・・と思いました。

育てられた自分だから親の大変さも、子供の孤独さもわかる。

だからサポートしたいと思ったのかもしれない。

第8話では夏の実の父のことが描かれるようですが、まだ電話でしか登場していない弥生の母も今後登場しそうですし、津野の親のことも描かれる可能性があるのかなと思いました。

「女の人の子供への覚悟はすごい」

これも自分の母をみて・・の言葉だったのかもしれません。

 

もう一つ、これも完全な想像ですが、

津野は水季が病院へいったことに何かあると思い、自分から聞いていました。

「病院って何の?大丈夫だった?」

そして、水季がなくなったと聞いたときの表情は、「大事な人を失った」感じだったと思います。

もしかしたら、自分の母親も病気で失った可能性があるのか・・?とも感じました。

 

「未だに気持ち、利用してます」と言っていた水季の言葉からは

津野が水季のことを好きだったと想像できるんですが

でも、よく考えたら、ここまで、津野が水季のことを好きだという描写はどこにもなかったんですよね。

だから津野に「恋愛」の気持ちがあったのかわかりません。

さきほど話したような家族背景がもし津野にあるんだとしたら

津野は「家族を支えたい人」だったのかもしれない。

そういう背景を聞いていた水季は、そんな津野の気持ちを利用している・・という自覚があったのではないか、という気もしました。

だから、もしかしたら、津野は水季のことが「恋愛の好き」までいってなかったのかもしれません。

 

もし恋愛で好き、なんだとしたら、

「同じ立場ですよ」と伝えている弥生に対しては、「水季のことが好きだった」と伝えそうな気がします。

その方が、弥生も心を開いてくれそうですよね。

完全な想像の話ですが・・僕はこう考えました。

もし良かったらどんな風に考えるか、コメントで教えてくださいね。

 

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