1個当たりの3個の箱のうちAを選んだあと、
Cはハズレと明かされたら、
Bに変えるかAのままにするか
さて、もう少しわかりやすく説明しましょう。
今あなたが目の前に3つの箱を用意されたとします。
A/B/Cの3つの箱の中に、1つ当たりが入った箱があります。
外からは見えません。
「私が1つの箱に当たりを入れました。
当たりが入っていると思う箱を1つ選びなさい」
と言われて、
例えば最初に
Aの箱を選んだとします。
そこで相手から
「Cはハズレです。もう一回選んで良いです。
Bに変えますか?Aのままにしますか?」
こう言われたとき、
あなたなら、どうしますか??
変えない?!
こうやって聞くということは・・
今Aの箱を選んでいるのに
ハズレが入っている箱へ誘導しようとしているのでは・・
ということは自分が今選んでいるAの箱が当たりで
Bの箱がハズレ・・
と考えて、
「いや、変えません。Aのままで!」
と言ってしまわないですか?!
実はこれ・・
間違いです(笑)
解説ですが。
例)Aが当たりだった場合
あなたが最初にAを選んだとすると、
相手は当たりが入っているのはAだと知っているので
そのあと「変える?」と聞くときに
BかCか、どちらかはハズレだと指定する場合
Bを選ぶ確率と、Cを選ぶ確率は同じです。
どちらも50%
「Bはハズレです。Cに変える?それともAのままにする?」
「Cはハズレです。Bに変える?それともAのままにする?」
どちらをハズレという可能性も同じです。
例)Bが当たりだった場合
あなたが最初にAがを選んだとすると
相手は当たりがBに入っているのを知っているので
そのあと「変える?」と聞くときに指定するのはCしかありません。
つまり、この場合は100%、Cはハズレと言います。
「Cはハズレです。Bに変える?それともAのままにする?」
当たり前ですよね、Aはあなたがすでに選んでいるので。
ということは。
Aを選んだあとに、「Cはハズレです」と
選択肢を1つ減らしてくれた場合は
Bが当たりである可能性が、2倍もあるということ。
相手がCをハズレだと教えてくれる確率は
Aが当たりの場合よりもBが当たりの場合の方が2倍も高いということ。
ということで・・
深読みしすぎずに、
こうやって再選択を提案された時には、
選ぶ箱を変えましょう(笑)