長野県で、自分用のお土産として久しぶりに買いました。
雷鳥の里。
有名なお土産お菓子ですよねー
ふと、そういえば、いろんな地域のお土産お菓子のジェネリック商品(いわゆるそっくりの別物?)が売られているなーということを思い出し。
雷鳥の里にもジェネリックお菓子があるのかな?と思って調べてみたら・・
そっくりのお菓子がありました!
それは、「サラバンド」というお菓子です。
袋のイメージは全く違うようなのですが、これが果たして本当に雷鳥の里とそっくりなのか・・半信半疑ではありましたが、Amazonで購入してみました。
雷鳥の里とサラバンドを比較してみたいと思います。
原材料とカロリー
こちらが雷鳥の里。
そして、サラバンド
おどろくことに(というかそっくりらしいので当たり前かもしれないですが)原材料は全く同じみたいです(笑)
ただカロリーは
サラバンド 518kcal
雷鳥の里 462kcal
(どちらも100gあたり)
ということで、異なっています。
これ、おそらくですが、後述しますが、サラバンドの方がクリームの割合が多いのではないか?と推測します。
見た目の違いは?
正直、パッケージと形状が違うだけで、ほとんど同じものに見えますね(笑)
1個分の重量は比較しませんでしたが・・だいたい同じくらいかな?と想像します。
それか、少しだけ雷鳥の里が重い?大きい?
価格は
雷鳥の里 9個入り550円(1個61円)
サラバンド 12本322円(1個26円)
雷鳥の里が約2.3倍高いです(笑)大きさが2.3倍もないので、だいたい2倍ぐらいの値段ってことですね。
味は違うのか?
最後に、味ですが・・・
サラバンドだけを食べたら、「あ!これ雷鳥の里だ!!」ってなると思います。そっくりです。というか、そのまんまです。
なので、完全に、雷鳥の里と互換性があると思います(笑)サラバンド(笑)
ただ、両方を続けて食べると、少しだけ違いを感じました。
なんとなくですが、雷鳥の里の方が生地の部分の味を強く感じました。生地の香ばしさというか旨味みたいなものが雷鳥の里の方が強いかなと。その分、サラバンドはクリームが多いのかもしれません。なんとなくサラバンドの方が軽い味だなという印象です。
食感は全く同じです。
ただ、本当に、単体で食べたらおそらく違いには気づけません(笑)
この味の差であれば、今後はサラバンドでもいいか!とも思いますし、長野県土産もサラバンドを買っていくのがありなんじゃないか?と思いました(笑)
サラバンドは、安曇野や白馬のスーパーでは普通に売っているようなので、長野県のスーパー等ではある程度買えるのかもしれません。
雷鳥の里にそっくりなんですよ!という話題もありますしね。
実はサラバンドの方が歴史があるらしい
調べて驚いたのは、実はサラバンドが雷鳥の里のジェネリックではなくて、雷鳥の里がサラバンドを参考に作られたのではないか?ということ。
雷鳥の里を作っている田中屋は1975年3月に設立。
雷鳥の里本舗 田中屋 - [北アルプスの郷・大町市から心に残る信州みやげをプレゼンツ]
一方、サラバンドは小宮山製菓により1970年に作られたそうです。
ある情報がありました。
田中社長はあいさつで「高級な土産を作りたい」
小宮山製菓㈱(安曇野市穂高、小宮山幸夫社長)製造の欧風せんべいと出合い、「味は抜群に良い。売り方で必ず売れる」
と試食販売を考え出したなどと、「雷鳥の里」誕生や発売当初の苦労話を織り交ぜながら話すとともに、長きにわたり愛され続けていることに感謝した。
大糸タイムス 2010年4月27日
http://www.ohitotimes.co.jp/201004/shimen100427.html
サラバンドのインスパイア系ということでしょうか、雷鳥の里(笑)
ただ、これだけはっきり小宮山製菓のものをみて作ったと言っておられるので、おそらく協力していたり提携していたり、何らかの関係がありそうですよね。
サラバンドは一般のお菓子として
雷鳥の里はお土産用として、棲み分けができているから問題ないということなんでしょうか。
田中屋は大町市、小宮山製菓は安曇野市と近いところにある会社なので、何も関係なくここまでそっくりの商品を大々的に売ることはできないと思います(笑)
ということで、やっぱりお土産用には有名な雷鳥の里を
自分用、自宅用にはサラバンドを、というふうに使い分けるのが良いのではないでしょうか(笑)
サラバンドはこちらから買えます!ぜひ食べてみてください。美味しいですよ。
雷鳥の里も買えます。