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2023年冬ドラマ
TBS放送「夕暮れに、手をつなぐ」感想・考察
■出演者
役名 ー 俳優名・女優名
浅葱 空豆 … 広瀬すず
海野 音 … 永瀬 廉(King & Prince)
菅野 セイラ … 田辺桃子
葉月 心 … 黒羽麻璃央
丹沢 千春 … 伊原六花
○
雪平 爽介 … 川上洋平([Alexandros])
アリエル … 内田理央
矢野 翔太 … 櫻井海音
○
磯部 真紀子 … 松本若菜
浅葱 たまえ … 茅島成美
丹沢 博 … 酒向 芳
久遠 徹 … 遠藤憲一
雪平 響子 … 夏木マリ
他
■スタッフ
脚本 …
北川悦吏子
主題歌 …
ヨルシカ「アルジャーノン」(ユニバーサル ミュージック)
エンディング曲 …
King & Prince「Life goes on」(ユニバーサル ミュージック)
演出 …
金井 紘
山内大典(共同テレビジョン)
淵上正人(共同テレビジョン)
プロデューサー …
植田博樹
関川友理
橋本芙美(共同テレビジョン)
久松大地(共同テレビジョン)
編成 …
三浦 萌
制作協力 …
共同テレビジョン
製作著作 …
TBS
ここからは、動画で話している内容の概要です↓
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TBSドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」
第3話をみてお話ししています。
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今回はストーリー以外のところの話もけっこうたくさんするかもしれませんが、思うことを共有できると嬉しいです。
第3話で爽介と空豆の仲が進展するのかと思いきや、
それを通り越して、やっぱり結婚はできないという話になってましたよね。
爽介の電話は別れ話だろ?と爽介の母・響子にすぐにバレてましたが、
水族館デートで空豆と一緒に時にかかってきていた電話も、たぶんメアリーからだったんですよね。
でも・・この感じだと、今後、爽介の方が空豆に本気になっていく・・
みたいな流れが予想できますよね。
今は仕事もうまくいってない音と比べると爽介は、音にとってあまりにも強大なライバルなので・・どうなっていくんですかね。
空豆は爽介に「思わんことは言わんようにしてる」というようなことを言っていました。
嘘をついてると、自分の心を取り繕ってると何が本当のことかわからんようになってしまう気がする
と言ってたんですが、これはまさに、音への思いのことを表している気がします。
今の時点では空豆は気づいていないかもですが
そういう接し方をしている音に対して、何が本当の気持ちかわからなくなってきているんじゃないでしょうか。
そういえば、クラゲの指輪をみたときの「むぞか」という言葉は
気持ち悪いって言葉かと思ったと言ってましたが、本当はかわいいということらしく
勘違いを生む方言で面白かったです。
爽介は、コーヒーを捨てにいったときにクラゲの指輪を買ってきたと言っていましたが
これはデキる男の動きですよね。
そういうスマートさも女性を惹き付ける要素だと思いますので
やっぱり音よりあらゆる面で爽介は上をいっているような気がしますね。
音はセイラから騙されていましたが、そのときに「君みたいな子が俺なんか・・」と言っていました。でも、ズビダバのアリエルからも告白されているのでモテるという自覚はあると思うんですが・・自己評価が低いってことなんですかね。
自信がない男っていうのも、女性からはあまり好まれない気がします。
なんか、音が爽介に対してあまりにも劣勢ですね。
途中で空豆と音が2人でラーメンを食べるシーン
このラーメンはミソより塩だな、と言っていたのは
サッポロ一番のラーメンぽい話でしたよね。
本編とは関係なかったんですが気になりました。
袋が写っていたんですが、それはオリジナルっぽかったです。
音と空豆はお互いに、相手のことが好きだ、ということは早い段階で明確に気づきそうですよね。
いや、すでに、自分は相手のことが好きなんじゃないか?ということはわかっているような気もします。
音は空豆が爽介とデートにいくという話を聞いた時から気持ちが漏れ出していた気がしますが、空豆の方も今回、爽介から水族館で音をみつけたときの様子の話をされて「言わんよ」と言っていました。
これはどういう気持ちだったか言わない、ということだと思うんで
気持ちを隠すということは・・そういうことだと思います。
来週の予告をみると、もしかしたら音と空豆はキスするかも・・という感じなんですが、どうなんでしょうか。
2人は喧嘩をするシーンもありますがあれはじゃれ合っているだけでむしろ2人にしかできない遊びですよね。
そして必ず本心で話し合うシーンが毎回あって、本心で話ができるのは音だけ、空豆だけ、と思っていそうな気がします。
でも、なぜかお互いを選んではいけない・・と思ってしまうんでしょうか。
夢に向かって進む、同志のような関係になって
それが壊れることが怖い・・というふうになるんですかね。
「帰るなよ」ということを音が伝えていたと思うんですが
これが恋人になってほしいから、という意味ではなくて
夢を一緒に追っていこう、そういう意味に、今の時点ではとらえてしまうんですかね。
なんとなくですが、まずは音の方が素直になっているような気がしています。
さて、ここからストーリーとは別の話をしたいんですが
今回から、松雪泰子さんが登場していましたよね。
公式WEBサイトの相関図によると、名前は「浅葱塔子」で、空豆の母親なんだそうです。
空豆の母親は、何度か空豆が話していますが、空豆をおいて出ていってしまった人なんですよね。
それが今は世界のトップデザイナーになっているということらしいです。
空豆は今回、ウエディングドレスをみて目を輝かせていたので、きっとファッションに強い興味がわいて、そちらの道へ進んでいくことをめざしそうなんですが
それはお母さんからの遺伝的なものが関係しているのかもしれないですね。
お母さんの塔子は空豆を捨てたかったわけではなさそうな気がしました。
というのも、空豆がおばあちゃんと電話したときに、あんたのお母さんに申し訳ないと言っていたので、さすがにもし子を捨てるような人だったらおばあちゃんがそんなこと言わないはずなんですよね。
でも、空豆はそれを理解していないので何も話を聞いていないってことだと思います。
何か事情があって出ていったんでしょうね。
そこにはお父さんも関係しているのか・・まだ謎ですね。
で、この松雪泰子さん演じる塔子が登場してきたときに僕はめちゃめちゃ驚きました。
なぜかというと、それは、
この松雪泰子さん演じる、浅葱塔子の見た目が・・このドラマの脚本家・北川悦吏子さんにそっくりだからなんです。
まあ、そっくりと言っても、松雪泰子さんが北川悦吏子さんに似ているというわけではないんですけど、
あの、特徴的な髪型が全く同じなんですよね。
これは本当に驚きました。
遠目で写った瞬間に、北川悦吏子さんが出演しているのか?と一瞬思ってしまったほどに、髪型と髪の色がそっくりなんです。
ちなみにこのあと、脚本家さんの話をしていきますが、ぼくは批判的なことを言いたいわけではないので、もしそういう意見を期待されている方はここで視聴をやめていただくことをおすすめします。
これは・・この塔子の見た目は、脚本家さんの指定なんですかね?
それとも制作側の指定なのか。
とにかく、意図的に脚本家・北川悦吏子さんに寄せていることは間違いないと思います。
そして、それは観ている視聴者は絶対気づいてしまうことなので
密かにやっていること、ではないと思うんですよね。
ネットニュースにもなっていました。
以前の動画で、このドラマの主人公の名前が「空豆」なのは、脚本家・北川悦吏子さんの娘さんが写真家として活動する際に使っていた名前が「空豆」だから
という話しをしたんですが
その話と合わせて考えると、この浅葱親子については、北川悦吏子さん親子のことなのか?というような気がしてきますよね。
これについては実はけっこう批判的なことが言われていますね・・ドラマを私物化しているというような書かれ方がされているようですが
ぼくはそこまで批判的には思っていません。
同じようなことは北川悦吏子さんが以前担当されたNHK朝ドラ「半分、青い。」でもあったんですよね。
完全な想像にはなってしまうんですが、北川悦吏子さんは自身の経験から物語を書いていくタイプの方、ということなんですかね。
そうだとしたら、登場人物に自分や周囲の人を反映するのは納得できる気がします。
そしてそれって実はけっこうたいへんなことなんじゃないか、という気がするんですよね。。
なんていうか、自分の一部をさらけ出していることになるわけで、身を削って書いている、ということなんじゃないかなと。
自分のことをアピールするためにドラマを書いているわけではないと思いますし、これをみて、北川悦吏子さんのことを好きになる人もほとんどいないんじゃないかなと。
興味を持つのはこのドラマ作品についてです。
また、NHK朝ドラのときも今回もそうですが、脚本家が一人で「こうしたい」と言ったところで、そのままそうなるわけではないと思います。
関わるスタッフは大勢いますので。
スタッフも納得してこの表現をしているんじゃないですかね?
一部では、脚本家に忖度して制作側は何も言えないのでは・・というような話もあるみたいですが、
今って、誰でも、秘密を世間へ公表する術を持ってますよね。
ツイッターとかYouTubeとか。
もし、良いと思っていないものを無理やりやらされている人がいるのなら、必ずいずれそれはバレると思います。
だからぼくは、制作スタッフもみんな、このかたちでやりたい、と思ってやってるんじゃないか、そう思っています。
まあ、でも批判的な意見もわからなくはないです。
こういう表現をしたら、世間からこんな反応がかえってくることは想像できますし
それがマイナスに働くことも想像できますもんね。
そのあたりを制作スタッフやTBSさんがどんなふうに考えていたのか、については聞いてみたい気もしますね。
ストーリーについても「ちょっとありえない」というような批判もあるみたいなんですけど
そこについては、このドラマは「コメディ」だから、わかりやすく面白くしている
と捉えれば、そこまでおかしくないんじゃないか?と思っています。
別に、現実世界にありそうな、リアルな物語じゃないと思うんですよね。
あえてありえない状況から生まれる恋を描いていると思います。
そして、一つひとつの会話で笑わせようとしている感じ、そういうのを楽しめると良いんじゃないですかね?
現実と比べるような物語ではないかなと僕は思っています。
なので、このあとのストーリーで、ファッションに興味をもつ空豆が、ファッション業界で夢を成し遂げていくんだとしても
それをありえない、という批判は・・しなくていいんじゃないかと思いますね。
コメディタッチのラブストーリーとして楽しんでいく、ということでいいんじゃないですかね?
ということで、次回も観ていきたいと思います!
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音と空豆がもしかしたらキスするんじゃないか?と思われる
第4話は2月7日放送予定です。
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コメントにはできる限り返信します。
また、次回も感想を共有できると嬉しいです。