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お疲れ様です。トケルのドラマ考察です。
フジテレビ系列カンテレのドラマ「罠の戦争」
この動画を最後までみていただくと
★★★
●鷲津が最後に仕掛ける
デカイ罠について と、
●ハッピーエンドで視聴者が得られるカタルシス
★★★
について詳しく知ることができます。最後までお付き合いをお願いします。
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「カタルシス」という言葉ですが、今季に放送していた別のドラマ「ブラッシュアップライフ」で印象的に使われていた言葉でしたよね。
その言葉を使って今回はお話しできたらと思いました。
カタルシスって説明したり理解したりするのがちょっとむずかしい言葉ですよね。
できるだけ簡単に話すと
例えば
ドラマをみていて、その世界に感情移入する
そのことで自分がおさえていた感情が開放されてすっきりする
例をあげると
悲しい気分のときに、とても悲しくなるような物語をみて思いっきり涙を流して泣くと
不思議と心が落ち着いたりすることがあります。
これがカタルシス効果なんだそうです。
心の中にたまっているモヤモヤした気持ちを外に出す、排出することがカタルシス、ということですね。
このドラマ「罠の戦争」で考えてみると
主人公の鷲津は弱者で、権力ある者たちから理不尽な要求をされるわけですが
そんな権力者たちを罠にはめて復讐していく話ですよね。
みんな誰しも、自分より強いものからの理不尽な要求につらい思いをした経験はあると思います。
それを主人公・鷲津を通して「やり返す」体験をすることでカタルシスを感じられる、というわけですね。
そういうカタルシスを感じられる物語が、このドラマ「罠の戦争」だと思うんですが
前回までの放送内容でいくと最終的に得られるカタルシスが非常に弱いように思うんですよね。
鷲津は闇落ちしたように思われ、鷲津自身が悪者になっている状況です。
そして、何だったら、すでに鷲津が復讐する相手ってもういないように思えるんですよね。
もうタイキの事件は解決しましたし、鶴巻も議員をやめることになっているので・・
このままいくと、最終回で鷲津は自分を反省して終了・・という流れもありえるんですが、それだとカタルシスを感じることはできないと思います。
ではどうやったらカタルシスを感じられるかというと、
それはやっぱり、最後にもちゃんと権力者を罠にはめる、それによって権力者の理不尽な要求をはねのけることが必要だと思います。
次回予告の映像の中で鷲津は「最後にデカイ罠、しかけるぞ」と宣言していました。
このデカイ罠で、鷲津が権力者を倒すというのが最終回で描かれるんじゃないでしょうか。
ではそのデカイ罠の対象が誰なのか、ですが
これは鶴巻と、竜崎総理でしょう。
鶴巻はすでに議員をやめると言ってはいましたが影響力は持ち続けています。
そして、九州の空港建設にからんだ裏金の問題がありました。
そして竜崎総理です。
よく考えたら鷹野と鷲津の関係を悪い方向へ導いたのは竜崎でしたよね。
鷹野を警戒しろと竜崎は言っていました。
そして次回のあらすじを読むと竜崎は鷲津へ、鷹野の弱みを握れと命令するようです。
竜崎総理は鷹野を厚生労働副大臣に任命しておきながら、鷹野へこんなことをしているんですよね。
となると、鷲津を総理補佐官へ任命したあと、もしかしたら怪文書で鷲津へ嫌がらせをさせていたのも竜崎総理であった可能性もありそうです。
そしてもしかするとですが、竜崎は鷲津の息子・タイキが階段から突き落とされた事件にも関わっていた可能性があります。
その時大臣だった鴨井の息子が犯人だったわけですが、その鴨井にスキャンダルが発生すると竜崎も困るはずだったんですよね。
だからこの犯人隠蔽は鶴巻1人でやったわけではなくて、竜崎総理もからんでいた可能性がありそうです。
鷲津は冷静にみると、決して正義の人ではないんですよね。
あくまで自分の家族を守るため、自分の目的を果たすために行動していて、そのためなら裏金を使って選挙で当選するなど、手段を選ばない人間です。
もし鷲津が竜崎総理を罠にはめるとして、竜崎にも実は裏金問題のようなスキャンダルがあるかもしれないですが、それをおおやけにすることだけを目的に鷲津が行動することは考えにくいなと思いました。
とすると、やはり、タイキの事件に竜崎も関わっていた、と考える方が、
鷲津が鶴巻だけでなく、竜崎総理をも罠にはめる動機になると思えるような気がしています。
鷲津は竜崎や鶴巻を罠にはめるため、
自分の政治家生命をかけるんじゃないでしょうか。
そもそも鷲津は裏金という不正な手段を使って当選した人間です。
きっと最終回では、妻のかなこや息子のタイキだけでなく、親友の鷹野、そして事務所の蛍原や、怪文書の件で鷲津に恨みがあるであろう真人まで、おそらくみんな鷲津が目をさますように説得すると思います。
真人は鷲津を恨んでいるようにみえて、でも、一時期は弱者のために活動していた鷲津を支えようと思っていたんですよね。
だから真人もきっと鷲津には改心してほしいと思っているはず。
周囲にいるたくさんの人とのやり取りの中で、目的と手段を間違えるようになっていた鷲津は本来の自分を取り戻すと思われます。
そして政治家でいることにこだわらないと決心した鷲津は
自分は議員をやめる覚悟でこのあとのデカイ罠をしかけることになるんでしょう。
次回予告の映像で鷲津が「すべては悪意のある報道です」と言っていました。
おそらく鷲津の裏金疑惑が発覚して、マスコミから追求されたときに、それを否定する記者会見を開いたんだと思います。
しかし、実はすでにこのとき、鷲津はこれを認めても良いと思っていたと思うんですよね。
ではなぜこんな否定をしたかというと、それは竜崎と鶴巻をだますためですよね。
鷲津は権力にしがみつきたいがゆえに、あらゆる不正を隠蔽する人間だ
という印象をもたせるためにこのような発言をした。
鷲津は同時に、鶴巻や竜崎へ、鶴巻や竜崎の不正の隠蔽にも協力するから自分の議員としての地位を守ってほしいと言っていたんだと思います。
これも鶴巻と竜崎をだますためです。
そして竜崎や鶴巻を油断させたところで、その二人の不正の証拠をつかんで公表する・・という流れでしょうか。
あと、鷹野のよわみを握れと鷲津は言われていたので、これは以前に鷹野がやっていたのと同様に、鷹野の弱みを総理へ報告しているように見せかけて実はそれが嘘で
竜崎を油断させて、竜崎の悪事をつかむ、という流れもあるかもしれません。
とにかく、最終回では
鷲津は自分を犠牲にして、自分が政界から消える道連れに、鶴巻や竜崎の権力を奪う、そういうことを考えるんじゃないでしょうか。
まあすべての力を奪い取ることはできないかもしれませんが、
ダメージを与えることはできるでしょう。
選挙で裏金を渡すという不正をして掴み取った議員の地位なので
これは最後は自ら罪を認めて、鷲津は永田町から去る選択をするんじゃないでしょうか。
このドラマのラストは僕はハッピーエンドだと思っています。
どういうものをハッピーエンドと考えるか、ですが、ぼくは家族とわかりあえることが鷲津にとってのハッピーエンドだと思いました。
なくすのが怖いものは家族だけ
それ以外に惜しいものなんてない
そう鷲津は言っていました。
鷲津が選挙の不正を認めて政界を去ることはバッドエンドにも思えるんですが
でも自分の非をちゃんと認めたこと、
そして自分を犠牲にして正義のために鶴巻や竜崎を罠にはめたこと
これらを家族はちゃんと理解してくれると思います。
だから、家族の絆はきっと深まるはずだと僕は思います。
そうして、家族3人、以前より強い絆で結ばれた鷲津家は、これからまた一からやりなおしていく・・ということになりますかね。
可南子は鴨井とともに活動をはじめるかもしれませんし
もっと先では鴨井が再度議員となって、その時には鷲津が秘書になっている
という未来もあるかもしれません。
このときに、真人や蛍原リエも幸せになっていることを願いたいですね。
真人に関していうと、たぶんあの怪文書から考えて鷲津を恨む気持ちはあるとは思うんですが、それがどれほどのものかわからないですよね。
というのも、真人の兄がなくなったことは、陳情を受け付けてくれなかったことが一番の原因なのか?という疑問があります。
たしかに、陳情がちゃんと受付けられることによって事態が改善していた可能性もありますが、それで融資が取り付けられたかどうかはわからないんですよね。
だから仮に鷲津が陳情の対応をしていたとして、真人の兄を適当に扱っていたのだとしても、それで恨むというのはちょっと筋違いな気もします。
真人の兄が気の毒だなというのはたしかに思うんですが・・
竹の花言葉には「節度」「節操のある」という意味があるようです。
ここから考えると、真人は鷲津を恨む気持ちよりも、戒める気持ちが強かったんじゃないか、そんなことも想像したんですが、いかがでしょうか。
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今回はここまでです。
前回の動画にいただいたコメントで僕がとくに気になったコメントを最後にご紹介させていただきます。
yuni kon さんです。
なるほど〜😭周りも枯れてもろとも無くなる😭
モヤモヤしてたものが晴れてきました💦
私は後にも先にも鷲津の本心は鶴巻に言った「無くすのが怖いのは家族だけ、それ以外のものは私には無い」これが全てだろうと思って見ています😭
コメントありがとうございます。
最後に効いてくるのはきっとこのセリフですよね。
前回までの鷲津は権力を得ることにこだわって、とにかく議員として出世しようとしていました。
でも、本来は家族だけを大事にする男であるはずです。
とすると、最後には自分が議員で居続けることにはこだわらず
家族のため、そして世の中のためにそれ以外のもの、議員であることは捨てることになるんじゃないかと思います。
まあ、鷲津はもともと、清廉潔白な人ではないですもんね。
基本的には家族のために行動シてきた人、でもそのための行動を取るにあたっては悪いこともしてきたので
それに対する報いはちゃんと受けることになるだろうと思います。
そのあと、すべてが終わったあとの鷲津がどうなるのかに注目したいですよね。
最後の鷲津がどうなると思いますか?
ぜひご意見をお聞かせいただけると嬉しいです。
この動画にいただいたコメントから、また次回の動画でもコメントをご紹介できたらと思っています。
この動画に、ぜひコメントをよろしくおねがいします。
罠の戦争に関する動画は他にもアップしていますので
この動画の概要欄に書いている再生リストから過去の動画も、まだご覧になっていなければ観ていただけると嬉しいです。
「最終話」と書かれた動画が最近アップした動画です。
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お疲れ様でした!
↓こういうことを動画では話しています
NHK朝ドラ「舞い上がれ」の次週予告をみていたら
なんと目黒蓮さんが登場していました。
目黒蓮さんは舞い上がれの前半の方の重要人物として登場していて、ヒロインの舞が交際する男性の役でした。
ところが二人の進む道が違うことが明確になったときに二人は別れ、そのあと舞は別の男性と結婚するんですよね。
だから目黒蓮さんが登場することはそれ以来なかったんですけど
サイレントでの演技で注目を浴び、その後も映画出演などかなり注目されている目黒さん
どうしても出てほしくて出演シーンを作った?