ひなぴし ドラマ考察

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【べらぼう】ネタバレ 第22回あらすじ詳細版 大河ドラマ考察感想 2025年6月8日放送 第22話 蔦重栄華乃夢噺

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べらぼう
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NHK大河ドラマ
2025年 日曜20時
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」


出演者・キャスト一覧

蔦屋重三郎(横浜流星)
駿河屋市右衛門(高橋克実)
ふじ(飯島直子)
次郎兵衛(中村蒼)
留四郎(水沢林太郎)
唐丸(渡邉斗翔)
花の井 / 五代目瀬川(小芝風花)
松葉屋半左衛門(正名僕蔵)
いね(水野美紀)
うつせみ(小野花梨)
松の井(久保田紗友)
とよしま(珠城りょう)
大文字屋市兵衛(伊藤淳史)
しげ(山村紅葉)
きく(かたせ梨乃)
朝顔(愛希れいか)
ちどり(中島瑠菜)
半次郎(六平直政)
りつ(安達祐実)
扇屋宇右衛門(山路和弘)
志津山(東野絢香)
須原屋市兵衛(里見浩太朗)
鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)
鱗形屋長兵衛(三浦獠太)
藤八(徳井優)
鶴屋喜右衛門(風間俊介)
西村屋与八(西村まさ彦)
小泉忠五郎(芹澤興人)
平賀源内(安田顕)
平秩東作(木村了)
平沢常富 / 朋誠堂喜三二(尾美としのり)
勝川春章(前野朋哉)
北尾重政(橋本淳)
礒田湖龍斎(鉄拳)
小田新之助(井之脇海)
鳥山検校(市原隼人)
徳川家治(眞島秀和)
知保の方(高梨臨)
徳川家基(奥智哉)
一橋治済(生田斗真)
田安賢丸(寺田心)
宝蓮院(花總まり)
高岳(冨永愛)
大崎(映美くらら)
田沼意次(渡辺謙)
田沼意知(宮沢氷魚)
三浦庄司(原田泰造)
松本秀持(吉沢悠)
長谷川平蔵宣以(中村隼人)
松平武元(石坂浩二)
松平康福(相島一之)
佐野政言(矢本悠馬)
喜多川歌麿(染谷将太)
清水重好(落合モトキ)
誰袖(福原遥)
田沼意致(宮尾俊太郎)
てい(橋本愛)


スタッフ

脚本 
森下佳子

演出 
大原拓
深川貴志
小谷高義
新田真三
大嶋慧介

ナレーター 
綾瀬はるか

音楽 
ジョン・グラム

時代設定 
江戸時代

制作統括 
藤並英樹
石村将太

プロデューサー 
松田恭典
藤原敬久
積田有希

製作 
NHK


 

3600

 

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誰袖は蔦重に身請けしてほしいと言っていたはずですが・・

松前の情報を手に入れて伝えるかわりに、自分を身請けしてほしい、と

花雲助こと、田沼意知へ申し出ていましたよね。

この申し出、さすがに意知から受け入れてもらえないのですが・・

でも、その後、誰袖は身請けを約束してもらえるところまでたどりつきます。

どうやって身請けしてもらえることになるのか、確認していきましょう!

 

松前藩がロシアとの抜け荷によって莫大な利益を得られる理由は

ロシアから手に入れたものが日本国内で高く売れたこと・・例えば、ラッコなどの毛皮がそうやって扱われていたそうです。

それだけでなく、蝦夷地で作らた毛皮やとれた海産物がロシアや中国で高値で買ってもらえたというのも大きかったようです。

だから、もし幕府に隠れてやり取りしたら・・儲かるというわけですね。。

この抜け荷・・密貿易をやっている証拠を、

幕府側がつかむことができれば、松前藩から蝦夷地を上知・・召し上げられる、ということでしたが、果たしてそれはうまくいくんでしょうか。

 

大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」ドラマ考察

公式から公開されているあらすじを先取りして、僕の解釈と考察でお話ししていきます。

過去に公開した動画はコメント欄にある再生リストから観ることができます。

 

少し前回の確認をしたいと思います。

花雲助(はなのくもすけ)という名前で吉原にやってきていた意知は

松前藩の情報を手に入れる目的だったと思います。

誰袖は、吉原で松前家の情報を得るから・・

「松前家の情報を流すかわりに、自分を身請けしてほしい」と言いますが、

意知は、誰袖の申し出を断ります。

ですが、意知はこの時点ですでに、誰袖が、単なる花魁ではなく

いろんなことに気が回る女性だと気づいているようです。

そもそも、こんなことを申し出てくる女性が、なかなかいないですよね。

 

意知は、松前藩の弱みを握るため、

ロシアと密貿易・・抜け荷を行っている証拠をつかもうとしています。

鎖国をしている幕府にとって密貿易はご法度のはずで、密貿易をしているならそれは松前家を罰する強い口実になります。

その、密貿易・・抜け荷の証拠となる絵図が存在するということを、松前藩の元勘定奉行である湊からききます。

そこでその絵図の調査を、土山宗次郎へ指示し、

土山は、絵図があると言われている上方へ、平秩東作を派遣しました。

そして「赤蝦夷風説考」の著者である工藤平助から話を聞き出します。

絵図があれば、抜け荷を行っている場所がわかり、

それが動かぬ証拠となる・・ということですよね。

でもさすがに、なかなかそんな絵図は見つからないようです。

 

ちなみに、密貿易といえば・・一橋治済と懇意にしていた薩摩藩もあやしいことをやっています。

薩摩藩は琉球王国を支配下においていて、中国と交流のある琉球から

中国の品を得ては、それを高額で売って儲けていたと考えられています。

治済が薩摩とも松前とも仲が良いのは、「抜け荷仲間」ということなんでしょうか。

 

恋川春町は、蔦重が開いた「うた麿大明神の会」で、北尾政演に嫉妬して

筆を折る、と表明してしまいました。

書くのをやめる、という宣言です。

春町は戯作も、絵もかいていたと思いますが、両方やめるということだと思います。

それから10日が過ぎたとき、さすがにあの時の春町をそのままにしておくのは良くないと、歌麿が蔦重へ「春町に声をかけた方がいいのでは」とすすめます。

恋川春町という人は「いたって真面目な人だった」と言われている人のようです。

のちの話になりますが

幕政批判を含む作品を発表したことで幕府から呼び出されることになりますが・・一説によると、その後自ら命を絶ったとも言われています。

蔦重より先になくなっているので、このドラマでどんな最期を迎えるのか、非常に興味があります。

 

蔦重は「喜三二の新作に絵をつけてほしい」という依頼をもって、春町を訪ねました。

でも、「筆を折る」と宣言した春町はあれは本気だと受け入れません。

春町は酒席で大暴れしていたので、その時のことを気にしてるなら、

他の人は気にしてないから大丈夫、と蔦重は言いますが

春町の方がその者たちとは一緒にいたくない、と言い、蔦重の方がカチンときます。

食って掛かったのは春町の方だったはず。

自分の本のネタを盗まれた、と北尾政演も言われたらかわいそうだし。

でも、今度こそ新作で見返してやりましょうという蔦重に対して

俺は他の者のように、「戯ける」ことには向いてない、と言って、蔦重の元からさりました。

こんな春町の気持ちが上向く方法があるんでしょうか。

 

蔦重は、誰袖に呼ばれて、大文字屋にやってきます。

蔦重はずっと誰袖につきまとわれてますけど、瀬川のように蔦重の方は誰袖を想っているわけではないので、つきまとわれてちょっと迷惑してるんですよね(笑)

先代の大文字屋に書かせた遺言をもって、また身請けをせまってくるのか・・

と想っていたら、想像もしてないことを誰袖から言われます。

「抜け荷の証拠って、どうやったらつかむことができる?」

誰袖は、意知が集めようとしていた松前藩の抜け荷の証拠をつかみ・・

そして、意知に身請けしてもらいたい、という気持ちなんでしょう。

蔦重が変なことを誰袖が聞いてくると思ってしまうので

ここで誰袖は「青本を書こうと想っていて、そのネタを探している」と説明します。

誰袖に青本が書けるとは思えないのに、なぜそんなことを言ってくるのか・・

蔦重はまさか、田沼意次の息子・意知と誰袖がつながっているとも

そして、誰袖が「松前藩の不正の証拠をつかむ」ことに関わっているとも思っていないですしね。

 

・・という話をしていたら、

大文字屋に、松前藩主の弟がきている、という話が入ってきました。

それをきいた誰袖は「自分が行く!」といって、すぐにその「弟」のところへ向かうようです。

松前藩のことを探る絶好の機会ですよね。

うまいこと松前藩の人と接する機会を得た誰袖は、どんな行動をとっていくのか・・

女スパイですね(笑)

松前藩主・松前道廣の弟は、松前廣年という人ですが、この人は、画家としては「蠣崎波響(かきざき はきょう)」の名で知られているそうで、画家としての評価が高かった人なんだそうです。

このドラマにおいては・・ちょっと頼りない感じの人物として描かれそうですね。

 

蔦重から話を聞いて、恋川春町のことが気になっていた歌麿は

朋誠堂喜三二とともに、春町のところに「自分の相談」をする体で行って、

春町から話をききました。

喜三二と歌麿の対応がうまく・・春町は2人へ本心を話すことになります。

春町は本心では、北尾政演が書いた「御存商売物(ごぞんじのしょうばいもの)」を読んで衝撃を受けていて

元になったとされる自分の本より何倍もよくできていると感じたと話し、

引導を渡された気分だったと言います。

でもここで、歌麿と喜三二も本音で話します。

春町の描く絵が好きだ、

考えてることが面白いから真似したくなるんだ。

春町の良さを熱弁する2人を前に春町は「自分のような辛気臭い男がいても良いのか」と、ちょっと前向きな発言をすることになりました。

 

ちなみに・・恋川春町、喜多川歌麿はともに、

鳥山石燕の弟子だった、と言われています。

年齢的に、恋川春町の方が兄弟子にあたると思います。

このドラマでその関係が描かれるかはわからないですが、歌麿が春町の絵が好きだ、と言うのは、こういうところとつながるのかな?と感じますね。

 

蔦重と話す大田南畝は、恋川春町の「皮肉」の面白さを語りました。

今までの作品ではそのような部分はみられなかったけど、この前の酒席での春町はすごく皮肉屋だった。

それを聞いた蔦重は・・なるほど、それこそが春町先生の良さかもしれない、と思い立ちます。

大田南畝は史実においても恋川春町のことを高く評価していたそうです。

とくに春町の代表作である『金々先生栄花夢』は「黄表紙」というジャンルを、子供向けの娯楽から大人も楽しめる文学へと発展させたパイオニアだ、と褒めていたそうです。

 

そして春町と会った蔦重は「皮肉屋の春町」で書いてみましょう!と提案します。

大田南畝からヒントをもらったとはいえ・・

これは明確に、蔦重が恋川春町という人を「プロデュース」するシーンですよね。

こういう見せ方で売っていきましょう、ということ。

春町は春町で面白いことを考えていて、

みたことない漢字をたくさん書いていました。

春町が独自に考えた「作り文字」

2つの漢字を合わせて新しい意味の漢字にしたもの、ですね。

これを使って、吉原絡みのあれやこれやを書けば!と蔦重から言われ

吉原を歩き回って、春町はいろんな文字を思いついていくことになるようです。

皮肉を込めた文字を作っていく・・ということですよね(笑)

史実において春町は、途中から「皮肉屋」になった、というような変化はなさそうですが、

のちに寛政の改革で出版統制が強まった時期には「政権批判」や「時事の風刺」を書くことになりますので・・このドラマにおいては、蔦重のプロデュースでそういう方向へ進んでいく、という描かれ方がされるのかもしれないですね。

 

意知はあらためて、誰袖に会いに、大文字屋へやってきました。

というのも、誰袖から連絡をもらったためです。

誰袖は松前藩主の弟からロシア産の琥珀をもらい、これを抜け荷の証拠とできないか、と伝えますが・・

でも、松前側が、ロシアと直接やりとりしたものではなく、蝦夷の商人から手に入れたものといえばいくらでも言い逃れできる。

だからこれは証拠にならない、もうスパイごっこはやめておけ・・と意知は誰袖に忠告します。

でもここで、真面目な意知には思いつかない作戦を誰袖が提案します。

それは、松前藩主の弟・松前廣年を誰袖がそそのかして、ロシアとの密貿易をこれからさせてはどうか、というもの。

自由になる金が多くない、もっと吉原で遊びたいこの男なら必ず

「儲かる」話しにのってくるのではないか。

珍しい品は高く売れるので・・、ロシアの品を密貿易で手に入れたらいいのでは?と、誰袖が廣年をそそのかす。

 

これは意知もかなり驚いた提案だったようです。

でも、なぜそこまでして身請けを望むのか・・?

それなら、誰袖に入れ込んでいるという土山宗次郎に頼んだ方が、よっぽど早く身請けしてくれるのでは・・?と意知がいうと

誰袖は「自分は吉原一の二枚目好み」というそうです。

誰袖が蔦重のことを好きだったのもそれが理由か、とも思うんですが

蔦重と意知に共通しているのは

「デキる男」であるということ。

おそらくそういう男が好きい、なんでしょう。

その作戦ならうまくいくかもしれない、と思った意知は誰袖に、自分の素性・・田沼意次の息子・意知であることを明かし、

もし抜け荷の証拠をつかめたなら、その時は、誰袖を落籍する・・!と約束します。

 

この年の暮れ、蔦重は忘年会を開きます。

耕書堂で世話になった者たちを集めての酒宴です。

蔦重が依頼して書いてもらった、大田南畝の青本や

元木網が書いた狂歌の指南書など、

蔦重はこの年、たくさんの本を手掛けました。

吉原細見や往来物、富本本などは定番商品として、これまで取り組んできたものも引き続き手掛けています。

それに加えて新しい本も出版していく。

耕書堂の力が増していく1年だったんだろうと思います。

それも、このあと、蔦重が日本橋で本屋を開業することにつながっていく流れなのかなと思いました。

 

この席では・・北尾政演と恋川春町の2人が酒を酌み交わします。

春町の書いた本を政演が褒め、春町は政演を「自分のネタを盗んだ盗人だ」と言ったことを謝りますが

そもそも政演は全くそのことを覚えていませんでした。

春町は、いつか、自分の書いた本のネタを使って政演にもっと面白い内容の本を書いてほしいといいます。

絵も本も書いているのは春町と政演ぐらいだから、2人はきっと仲良くなれるはず・・

実はこののち、春町が執筆して、政演が挿絵を描く本もできあがるんですよね。

二人の関係は深くなっていくものと思います。

歴史的には、春町が切り開いた「黄表紙」という新しいジャンルを政演が引き継いで、発展させていく、というイメージなんだそうです。

春町と政演の関係では、ベテランと新進気鋭の作家の対立・・から、それぞれの良さを認め合うことが描かれそうですね。

 

酒席から、絵師や作家たちを大文字屋へ連れて行ったあと

大文字屋の前で蔦重は花雲助と出くわします。

花雲助と名前を聞いていましたが、たしか田沼意次の屋敷で顔をみたような・・

そこで蔦重は初めて、

この人が田沼意次の息子、意知であると聞きます。

そこで意知は蔦重に対して、蝦夷地を幕府直轄にして、幕府の経済を立て直す、という計画を話します。

これ・・なぜ蔦重に話すのか、ですが、

意知も蔦重の手腕を、これまで意次の側でみてきたから・・なのかもしれないですね。

蔦重に「源内の言っていた試みだし、仲間にならないか」と誘いますが、

蔦重は話しについていけません。

でも、蔦重はここでこの話を聞いてしまったので・・

それを何らかの形で自分の本屋ビジネスにつなげたい、と考えることになりそうです。

 

そして最後に、「花魁のためにも他言無用で」と言われた蔦重は、

「抜け荷」の話をしてきた誰袖のことをここで思い出します。

でも、蔦重は・・心配するはずですよね・・誰袖を。

そんな幕府の企みに関わることは危険ではないのか。

だからおそらく大文字屋にもこの件を話すと思いますが・・

でも、大文字屋からしてみれば、

もし誰袖が身請けされれば、それはそれは大金が転がり込む話になるわけで・・

だから、大文字屋も協力して進めることになるのかもしれません。

でも、この話、やっぱり単純な話じゃない・・

だから、この先いろんなことが起こります。

意知と誰袖も、時間が経つにつれ、2人の距離は近づいていくと思うので・・

そこにも注目していきたいですね。

 

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