2017年1月〜3月期は、本当にカルテットにハマってました(笑)
これまで、あそこまでハマったドラマはなかったと思います。
なんというか、すごく特徴ある!とか、すごい!とかいうドラマではなかったんですけどね。
出演している俳優さんといい、
軽井沢の雰囲気といい、Twitterでみんなで謎解きする感じといい(笑)
惹きつけられる魅力にあふれたドラマだったんですよね。
やっぱりそこは、出演俳優、女優陣の力が大きいとは思いますが…
巻真紀(早乙女真紀) 松たか子
世吹すずめ 満島ひかり
別府司 松田龍平
家森諭高 高橋一生
来杉有朱 吉岡里帆
この5人が、カルテットの主な俳優さんですね〜〜
まあ「カルテット」ですから、
音楽カルテットである「ドーナツホール」メンバーの上4人が主だろ!と思いますが
有朱役の吉岡里帆さんも、このカルテットというドラマでかなり力をみせつけた女優さんだと思います。
第7回 コンフィデンスアワード・ドラマ賞で5部門受賞
カルテットはこの2017年1月期が対象のドラマ賞で、5部門も受賞しました。
結果の一覧はこちらです。
17年1月期“最も質の高いドラマ”は『カルテット』〜「第7回コンフィデンスドラマ賞」で最多5部門受賞 | ORICON NEWS
作品賞:『カルテット』(TBS系)
主演男優賞:草なぎ剛(『嘘の戦争』KTV/CX系)
主演女優賞:松たか子(『カルテット』TBS系)
助演男優賞:高橋一生(『カルテット』TBS系)
助演女優賞:斉藤由貴(『お母さん、娘をやめていいですか?』NHK総合)
脚本賞:坂元裕二氏(『カルテット』TBS系)
新人賞:吉岡里帆(『カルテット』TBS系)
いや〜これはもう、独占に近い状態です(笑)
視聴率で1位だったわけではないんですけどね。
やっぱり玄人ウケするドラマだったということなんでしょう。
吉岡里帆さんが「新人賞」に選ばれているんですよ!
脇役も脇役、という役だったはずなのに、すごい印象を残した来杉有朱役の吉岡里帆さん。
カルテット以前にもいろんな役を経験してきている人ですが
この有朱という役、カルテットというドラマに出会えたことで吉岡里帆さんの人生は変わっていきそうです。
だって、カルテット終了後から一気に増えましたもんね、テレビCMが。
そして、高橋一生さん。
高橋一生さんは吉岡里帆さん以上に、これまでにもかなりキャリアを積んできた俳優さんでしたが、主役をやるほどの知名度ではなかった。
のが、このカルテットで一気に花開いた感があります。
また今年はNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」においても、主演の柴咲コウさんに続く目立つ役である小野但馬守政次役をやっていますから。
カルテット→直虎と、2017年を駆け抜けて、
すでに今の時点で「第二の星野源」と言われています(笑)
今年の顔、という感じですよね。
松たか子さんが選ばれたのは・・
やっぱりあのシーン、音楽ホールでのコンサート前の
「こぼれちゃったのかな・・」という、満島ひかりさんとの会話シーンの顔ですかね(^o^;
あの印象が凄すぎて(笑)
#カルテット 最終話「死と乙女」選曲の意味とは?真紀の真意を考察 - ひなぴし
久しぶりのテレビドラマで、あらためて松たか子さんの魅力に気付かされた気がしました。
あ、主題歌の「おとなの掟」も松たか子さんがメインボーカルですしね。
アナと雪の女王以来の歌声が聴けて、こちらも嬉しかったです。
できれば歌番組に出て欲しかったですが・・(^_^;)
脚本の坂元裕二さんが受賞されたのは、もはやあたりまえという感じ。
あれだけ視聴者を惹き付ける脚本を書くというのはやっぱりすごいと思います。
単なる恋愛物語でも、サスペンスでも、ヒューマンドラマでもない
いろんな要素が詰まった、不思議な雰囲気のふわっとした物語
だったんですよね〜〜
グレーでもいいじゃないか
という生き方の提案だけでなく、ドラマそのもののストーリーについても
そういうことを言っているような、そんな気がしたお話しでしたしね。
プロデュース 土井裕泰氏が「カルテットの続編やりたい」
この受賞コメントでの土井さんのものが注目でした。
・・・・最終話を撮り終えたとき、“ああ、この4人と別れるのは寂しいな”という思いが自然に生まれてきました。ドラマが終わっても、彼らの人生はこの世界のどこかで続いているのだという感覚があります。すぐにという訳にはいかないと思いますが、いつかまた彼らに会えればいいなと思っています。
これ、もう、
「続編やるよ!やりたいよ!!」って言ってますよね(笑)
いや、続編やろうとしたら脚本の坂元裕二さんがやる気にならないと無理ですが・・
#カルテット ドラマ続編・スペシャルドラマ・スピンオフ・映画化、可能性とテレビ局が考えること - ひなぴし
坂元裕二さんのドラマの続編の実績はありますので
絶対、カルテットも期待できると思います!!
だいたい、このドラマは坂元裕二さんの好きなものが詰まったドラマでもあったと思うんですよね(勝手な想像ですが(笑))
俳優さんも、坂元ドラマ常連組が出てましたしね。
高橋一生さん、満島ひかりさんなど。
松たか子さんについては、デビュー曲の「明日、春が来たら」の作詞を坂元裕二さんが手がけたという間柄でしたしね。
そういえば、満島ひかりさんと坂元裕二さんの、このカルテットが始まる前のやり取りの話も・・
満島ひかりがカルテットについて、坂元裕二に頼んだこと
OCEAN 6月号に満島ひかりさんが掲載されているという話を聞いて読んでみました。
カルテットファンは、ぜひ読んでみてください。
#TATERUガールズ 〜君のいる部屋〜
という特集ページに満島ひかりさんは掲載されています。
↑こちらの映画に関する話が多いんですが。
カルテット、世吹すずめ役について書いているところを要約すると・・
・「海辺の生と死」で上京以来初めて長い期間南の島にいた
・そのあと東京に戻って居心地の悪さをなんとなく感じていた
・そんな時に坂元裕二さんに偶然会う
・満島ひかり「今度は不幸な役は勘弁してください、楽になりたい(笑)」(おそらくそれまで坂元脚本でやったドラマの役から?Womanとか?)
・坂元裕二「(今度は)かるくて、ふわっとした役だよ」(すずめちゃんの役のことだと思います)
・実際に与えられた世吹すずめ役は、「幻のような愛おしい」役で救われたきがした
まあ、満島ひかりさんが頼んだから、あんなすずめちゃんになった
というわけではないんですけど(笑)
もしかしたら、坂元さんの方が
こういう満島さんの気持ちをなんとなく感じ取っていたのかもしれないですね(笑)
そういえば、カルテットは
もしかしたら2組の夫婦の話になっていた可能性もあった
と何かの雑誌でみたこともありましたし。
ただそれは、もし夫婦の話だと、恋愛を絡めた時点で
不倫でドロドロになって・・というところから無しになった、とみました。
ちょっとずる賢いところもあるけど
基本的にはまっすぐで、素直な世吹すずめ
という役は、坂元裕二さんから満島ひかりさんへのご褒美の役だったのかもしれませんね。
・・・ということで、
久しぶりに、カルテットのことでちょっと熱くなってしまいました(笑)