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教場0 風間公親 考察ドラマ最新感想 原作との違い解説!日中弓事件、風間、瓜原は原作ではどう描かれている?ダイイングメッセージ 初回第1話 第2話

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お疲れ様です。トケルのドラマ考察です。

フジテレビ系列のドラマ「風間公親 教場0」

 

この動画を最後までみていただくと

★★★

月9ドラマ「風間公親 教場0」の第一話

日中弓事件の原作との違い、

原作の風間、瓜原はどういう人間か

★★★

について詳しく知ることができます。最後までお付き合いをお願いします。

 

ーーー

まず、初めに言っておきたいのですが、僕はドラマ自体を批判したいわけではないです。

もっとドラマを楽しむために、原作ではこう描かれていた、ということを知られればと思ってこの動画を作っています。

さて、第一話でけっこうツッコミが多かったのが、「日中弓」のタクシー内でのシサツ事件について、ですね。

たくさん突っ込まれていたのが、

なぜころされた芦澤はころされるかもしれないと思っていたのに、かなり回りくどい方法でダイイングメッセージを残そうとしたのかという点と、

もう一つが、「日中弓」という字が一筆書きではかけないんじゃないか、という話でした。

これを、ちょっと原作を元にしながら確認していきたいと思います。

なぜそんなことになったのか・・ですね。

 

まず、「日中弓」という名前の文字ですが

これは、一筆書きで書こうと思えば書ける字ですね。

僕は前の動画ではかけないんじゃないか、と言ってしまったんですが、

日と中と弓、という漢字は1文字ずつなら一筆書きで書くことが可能です。

日という字が一番むずかしいんですが、日という字の真ん中の横棒の左端の部分から上に書き始めてそのままぐるっと一周して、最後に横棒を左から右へ引けば、一筆書きになると思います。

「中」という字も同じような書き方で一筆書きできるし、弓もできますよね。

だから「日中弓」という名前は一筆書きできる名前ということになるんですが・・

でも、問題なのは、ドラマ内で表示された車の走行ルートなんですよね。

そこでは「日」という字から「中」という字に続く時に、「日」という字の右下の部分から「中」の方へ続いているんですが・・

ここから続く場合は「日」という字が一筆書きできないと思うんですよね。

だから、おそらく、この走行ルートの表示は僕は制作側のミスではないかな〜と思っています。

「一筆書き」ではなくて、「走行ルートで日中弓という名前を書いていた」というだけの紹介だったら良かったんですが、「一筆書き」という言い方だと、これは間違いになってしまうと思うんですよね・・

ここはもしかしたらDVDになる時に直されるところかもしれないですね。

・・と説明してきたんですが、もし僕の説明が間違ってたら教えてほしいです🙇‍♂️

ちなみに、この「日中弓」という名前は一筆書きができる名前だ、というのは原作にも出てきた話なので、原作に合わせたもの、ということになります。

では、原作ではこの、タクシーの走行ルートで「日中弓」という名前を書いた、ということをどんなふうに描いていたのか、それをご紹介したいと思います。

ちなみに、原作の全てのネタバレをするわけではないので、原作もぜひご自身で楽しんでみてくださいね。

 

まず、日中弓とこの男・芦澤の関係が原作とドラマではちょっと違っていました。

原作での2人はそんなに悪い関係ではありませんでした。

日中弓の使っている携帯電話は芦澤からプレゼントされたもので、芦澤が料金も支払っていたようです。

この携帯電話を芦澤が弓へプレゼントする際に、ふざけてですが名前がわかるマークを携帯電話にかいてからプレゼントしていました。

弓と芦澤はタクシーに乗った際に、今度はタブレットをプレゼントするという約束をします。

その時、芦澤は「名前を入れてプレゼントするね」と伝えるんですが、そのタブレットに名前を入れる方法、というのが、これからタクシーで通った経路でGPSによって名前を書き入れる、ということだったようです。

これを弓は知りませんでした。

だから、原作小説では、芦澤がタクシーを使って「日中弓」という名前を地図上に描いたのは、タブレットの中に日中弓という名前を描いて、そのタブレットを弓へプレゼントするため、だったんですよね。

ここはドラマでは大きく違っていましたよね。

ドラマでは、「日中弓」という名前を芦澤がタクシーを使って描いた理由として、日中弓から芦澤はころされるかもしれないと思って、ダイイングメッセージとして残したように描かれていました。

 

もしかしたらドラマのほうでも、実は裏側で弓への愛を伝えるためにこの行動を取っていたのか?と思い、もう一度ドラマを見返してみたのですが

瓜原が先輩刑事から日中弓の犯行について説明を聞いているとき

「芦澤はころされるかもと予感していた。それで犯人の名前を地図上に残した」と説明されていたんですよね。

また、芦澤も、弓に対しタクシー内で「おまえが何をやろうとしてんのかわかってんだよ」と発言していました。

ということなので、ドラマの方ではダイイングメッセージとして「日中弓」を残したことになっていたんですよね。

ここはちょっと・・みんなあまり納得できなかったんじゃないかと思います。

 

本当に危険を感じるなら一緒にタクシーに乗る意味がわかりませんし、もっと直接的に、誰かに「ころされるかも」とメッセージを送っておくとか、タクシー運転手に言っておくとか、いろいろありえますもんね。

まあ、あえて「こうじゃないか」と考えるとするならば、

そうは言っても、芦澤もそれほど本気で考えてはいなかった。

あとから、「ころされるかもしれないと思って、ダイイングメッセージ残しておいたわ」と弓へ軽口を言うためにやった行動、

そういうことになりますかね😅

 

そして、もうひとつドラマの描かれ方で言われていたこととして

日中弓はタクシーの走行ルートで「日中弓」と書かれていたのを見せられても、犯行を認めないだろう、ということです。

これも・・たしかに、ドラマの弓は、事情聴取する新米刑事の瓜原をからかうような、非常に悪い態度をとっていた人間だったので、そんな人間がかんたんに認めないだろう、とは僕も思いました。

この部分は原作ではどう描かれていたかというと

原作では、日中弓が犯行を認めた理由としては4つのことがあったからと思っています。

1つ目は、タクシー運転手の「一緒に乗っていた女性が犯人」という証言です。

これはドラマでもあったと思うのですが、一緒に乗っていた人が弓であると立証できたら犯人であると断定できる材料になると思います。

それが原作の方ではちゃんと描かれていました。

2つ目は、芦澤とタクシーで向かった先が婚約相手と会うための場所だったことです。

これはドラマでは描かれていなかったと思いますが、行き先が婚約相手と会うための場所だったんですよね。芦澤と一緒にパーティーに出た後、弓は婚約相手に会うはずだった。だからタクシーで向かう先は婚約相手が待つ店の方だったんですよね。

おそらく芦澤をころしたあとで婚約相手と弓は会っていたと思うので時間と場所からタクシーに乗っていた可能性は高いと考えられると思います

3つ目はシートベルトにこだわったこと、これはドラマでも描かれていましたよね。

タクシー会社の御曹司と婚約しているので、タクシー会社に迷惑をかけないように配慮していたということ

そして最後の4つ目は、タクシーの走行ルートですね。「日中弓」という字を描くように走っていたということ。弓が同乗していないのにこんなことをするのは考えにくいですよね。

これらの4つのことから、日中弓はあのタクシーに乗っていたこと、犯行を行ったことを認めざるを得なくなった、原作ではそう描かれていたので、納得感がありました。

ドラマだと・・たしかに、走行ルートだけで日中弓が自供するとは考えにくいので・・

ドラマに寄り添って考えると、映像で描かれてはいないものの、

警察の捜査によって何らかの物証が別に出てきた、ということだったのかもしれないですね。

 

ちなみに、防犯カメラの話は原作にはなかったように思います。

これは、原作小説が出されたころよりも今の方がタクシーのセキュリティカメラ搭載率が上がっていて、普通に考えたらカメラをみたらすぐに犯人がわかる、となってしまうから、ドラマに取り入れられた設定かもしれないですね。

 

原作小説では、弓は芦澤のタブレットをプレゼントされることになっていて

そもそも弓もそのタブレットをほしいと思っていると描かれていました。

携帯電話も芦澤からもらったものだったので、もらえるなら使いたい、と思っていたんじゃないでしょうか。

弓は芦澤のことが嫌いというわけではなく、御曹司との婚約が決まったから別れようとしていただけで、初めからころそうと思っていたわけではなかったんですよね。

原作では、突発的な犯行、になっていました。

ドラマの方では計画的な犯行になっていて、それを裏付けるものとして、防犯カメラが搭載されていないタクシーを選んだ、となっていましたよね。

ここも原作とは違うところですね。

あと、芦澤と弓がタクシーに乗った日は、芦澤と弓が初めて会った日と同じ日付、という設定も原作にはあったんですよね。

そういうところからも、芦澤の自分に対する想いを弓は感じて、

タクシーの走行ルートで「日中弓」と描いていたと聞かされた弓は、犯行を自供することになったんじゃないかと思います。

リベンジポルノの描写は原作にもありましたが、弓も過去に犯罪をやっていてそれを芦澤に助けてもらった過去があるという話だったので、一概に芦澤が悪いやつだったとは言えないような内容でした。

原作小説の中では短編の中の1つの話しですが、短い文章の中でたくさんの情報が詰め込まれたとてもおもしろい作品ですので、ぜひ原作小説を読まれることをおすすめします!

この動画の概要欄に原作小説のリンクを貼っておきますので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

ではここから、この事件の時の原作の風間を確認しながら、ドラマとの違いをみていきたいと思います。

まず、風間のことは「県警随一の鬼刑事」と言われている、と、原作では表現されていました。

なので、このドラマでの風間の描かれ方はとくにドラマオリジナルというわけでもなさそうです。

ただ、そもそも「鬼刑事」という言われ方はおそらくですが、風間をよく知らない人が言っていることと思われ、

風間本人の行動を追ってみると、実は「鬼」ではないんじゃないか、と思う点があります。

例えば、寒い現場にいるときに、風間が瓜原へカイロを渡すシーンがありました。

また、「交番勤務へ戻れ」と風間が言ったあとに、言われた本人がそれを拒否して続けさせてほしいといえば、それを受け入れたりもしています。

こういったところはドラマでは描かれないですよね。

だからドラマの風間の方が、より冷徹さが際立っている、そんなふうに感じています。

スペシャルドラマ「教場」の時の風間は、すごく冷徹な行動をとっているようにみえて、実はそこには深い考えと生徒への思いやりが隠されているように思いました。

今回の「教場0」第一話ではまだ、風間は赤楚衛二さん演じる瓜原に対し「ただ厳しいだけ」に見えていたように思いました。

「教場0」では通常の刑事ドラマのように、なぜ事件が起こったのか、というところを追うミステリーになっていますが

スペシャルドラマ時代のように、風間の行動の謎を探るような展開になると、さらに楽しめるんじゃないか、と感じています。

 

最後に赤楚衛二さん演じる瓜原についても原作との違いなどをお話ししたいと思います。

まず、前回の動画で僕が言っていた、瓜原の髪型の件ですが、これは原作でも髪がボサボサの設定でした。

朝ドラ「舞い上がれ!」撮影中だったから赤楚衛二さんの髪型に合わせた設定なのではないかと僕は言っていたのですがそうではないみたいです。

原作では交番勤務からいきなり風間道場に入ってきたわけではなく

新人刑事になり、まずは窃盗事件をいくつか解決して風間のところへ来た、となっていました。

ですので、ドラマの瓜原のほうが相当優秀な人、という描かれ方なのかな?と思いました。

また、風間とは他にも「女子学生がなくなった事件」の現場にも行っていたのですが

これは瓜原はころしではないかと想像したものの、風間の見立ててでジサツであると断定された事件でした。

「犯人が出した謎ではなく、風間が出した謎を解け」

これは瓜原が、後輩の風間道場に入ることになる刑事へ伝えた言葉だそうです。

これはドラマでは瓜原の言葉ではなく、堀田真由さん演じる幸葉の言葉となって瓜原に伝えられるみたいですね。

あと、「女は男で変わる」という言葉も瓜原が伝えていた言葉ですが、これは・・ドラマでは使われないかもしれないですね・・(ご時世的に)

瓜原についてドラマでは次のような特徴が描かれていますよね

●すぐ胃痛になる

●アレルギー持ちである

●シングルマザーである

●書類をそろえる癖がある(何度か描かれていました)

これらは原作にはなかった設定ですので、これらが活かされた展開が

このあとドラマでは起こってくるのではないか、と想像されますね。

次回の第2話も瓜原が中心の話になるようですが、原作では第2話で描かれた話はまた別の新人刑事の話になっていました。

なので、瓜原が原作の2人分の役割を果たすようです。

瓜原に欠けているところがある、とドラマで風間が言っていましたが

それが何なのか?

僕の現時点での想像では、瓜原は加害者や関係者に寄り添っているようにみえるが

表面的に同情しているようにふるまっているだけで、本当は寄り添えていない

そんなことを風間が言っているように思いました。

それを見透かされて、日中弓からは馬鹿にされていたように思いますし

市原隼人さん演じる益野の事件では、幼い娘に瓜原は同情しているようにしていたのに、わざわざアレルギーが発症するような状況に陥れていました。

このあたりに瓜原本人が気づくことができるのか、そんな第2話になるんじゃないかと思っていますが、いかがでしょうか。

 

ーーー

今回はここまでです。

 

前回の動画にいただいたコメントから、僕がとくに気になったコメントをご紹介させていただきます。

 

中村主水 さんです。
一部を読ませていただきます。

 

気になったのは風間公親の人格に遠野の事件が影響されて無いことですね。だとすると風間は遠野の事件後に何故教場の教官になったのか?です。普通なら遠野を殺害し自身の右目を切りつけ義眼にさせた憎き犯人を逮捕するまで捜査を続けてる筈ですよね。もしかしたら犯人が教場の校内に居る可能性があるから教官になったとか?を想像しました。続編は考えてないと制作側が言ってたのでオリジナル脚本で描かれるなら登場人物の中に犯人が居たほうが面白いと思います。

 

 

コメントありがとうございます。

風間の人格については僕も気になってました(笑)

というのも、「あんな性格になったのは遠野の事件があったから」と校長が風間のことを紹介していたような気がしたんですが・・・

でも、遠野の事件が起こる前の

教場0の風間も、あんまり違わないんですよね(笑)

風間が教官になる意味は、遠野のような刑事を出さないために、刑事の心得を新人警察官にちゃんと教えたい、そんな気持ちが風間にあったのかもしれないですが

たしかに、あの事件の犯人を追い続ける方が納得できますよね。

もしかして、犯人はすでに捕まっているのか?そこも描かれますかね。

サスペンス的に考えたら、すでに登場している人物の中に犯人が・・という流れがありそうなんですが、どうなんでしょう、それがこのドラマであるのかどうか・・

ただ、濱田岳さんは遠野事件の時にたまたま現場に居合わせた、というところが描かれていたので、誰か警察官があの事件の犯人だった、という描かれ方もありえなくはないのかな、と思いますね・・

初回では、元警察学校の生徒だった市原隼人さんが犯人だったりしましたしね。

もう少し続きをみて、想像していきたいと思います!

 

 

この動画にいただいたコメントから

また次回の動画でもコメントをご紹介できたらと思っています。

この動画に、ぜひコメントをよろしくおねがいします。

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お疲れ様でした!

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